2017年
10月22日
コミュニティフィッティングスが登場…あなたも参加しよう!
2017-10-17 19:59 By CCP Phantom
コミュニティフィッティングス(Community Fittings)は、ゲーム内で使用できる「標準的なフィッティング」を作るためのクラウドソーシング型プロジェクトです。
◆経験を広める
EVEプレイヤーには有益かつ経験豊かなパイロットが大勢います。プレイヤーコミュニティは外部のウェブサイトやアプリを通じて利用できる多くのフィッティングを作り上げてきました。しかし、そういった媒体はEVEクライアントと一体化していないのが玉に瑕です。特に経験の浅いプレイヤーやカジュアルプレイヤーにとって、これは大きな障害になる可能性があります。
そこで、私たちはEVEクライアント内に標準的なフィッティングを登場させ、ゲーム内のフィッティング画面から直接利用できるようにしたいと考えています。このアイデアを実現するため、フィッティング画面に新しいフィルター(コミュニティフィッティングス)を追加する予定です。
あなたもEVEフォーラムにアクセスし、ご自身の知識と経験を共有してみませんか?
◆参加方法!
EVEフォーラムからご参加ください! 皆さんを迎えるためのスレッドは用意済みです。スレッドの説明に沿う、適切かつ優れたフィッティングの投稿をお願いします。
簡単な流れは次のとおりです:
・EVEフォーラムのコミュニティフィッティングスカテゴリへアクセスする。
・フィッティングを投稿するスレッドを選ぶ。艦船の種類やフィッティングの目的、制限についてはスレッドタイトルと最初の投稿で説明しています。
・スレッドの返信機能を使い、おすすめのフィッティングと解説を投稿する。
スレッドで指定されている条件から外れないよう注意し、また他のプレイヤーの投稿について議論するのも避けてください。そうしなければスレッドは一瞬で混乱状態に陥り、まったく役に立たなくなってしまうでしょう。自分のフィッティングがどういった意図に基づいているのか、なぜうまく機能するのかを解説する場合は、フィッティングに付記する形でお願いします。
フィッティングは好きなだけ投稿していただいて構いません!
皆さんが予想するように、多くのスレッドとそれを上回る膨大な数のフィッティング案が登場するでしょう。これらのフィッティング案を整理し、準備を整えてくれるのが我らがCCLチームのISDボランティア達です。CCLチームの助けがなければ、私たちがフィッティング案を適切に評価することは到底叶わなかったでしょう。彼らの私心なき働きに深く感謝します。
◆私が得るものはあるの?
あなたの素晴らしい知識を披露し、仲間たちを助けることができます。が、それだけではありません。
もしあなたのフィッティング案が採用された場合、あなたの名前が投稿者としてフィッティング説明文に明記されます。言うまでもありませんが、あなたの名前はキャラクター名に関する規約を遵守していなければなりません。
あなたの貢献はEVEの一部になるのです!
◆F&Q
・いつから始められる?
最初に用意したスレッドは既に投稿可能な状態になっています。新しいスレッドを追加した場合はすぐにお知らせします。すべての艦船のフィッティングスレッドを一度に処理することはできないため、スレッドは小分けにして作成しますが、どうかご理解ください。スレッドの追加はEVEニュースを介して告知する予定です。
・良くないフィッティングを見つけたらどうすれば?
フィッティングスレッドでフィッティングの質について議論しないてください。良くないフィッティングが投稿されても、そういったフィッティングはISDボランティアによって選別されます。ただし、もしこのプロジェクト全体を利するようなアイデアや提案がある場合は、こちらのスレッドからぜひお聞かせください。
・誰かが私のフィッティングを真似したらどうすれば?
同じフィッティングが複数投稿された場合、私たちは最初に投稿されたものをオリジナルと見なします。2番目以降のものは無視します。
・ネタフィッティングを投稿してもいい?
無意味なふざけたフィッティングは削除されます。そのような行為を繰り返した場合、フォーラムの使用が禁じられる可能性もあります。
・もし良くないフィッティングがゲーム内に組みこまれてしまったら?
フィッティング案はダブルチェックされますが、それでも間違いが起きないとは言いきれません。しかし、もし良くないフィッティングが採用されてしまったとしても、私たちはそれを簡単に削除することができますし、皆さんからのフィードバックにも注意を払うつもりです!
2017年
10月22日
疑問を一掃…リファイナリーと衛星採掘のすべて
By Team Five 0
健気なカプセラ諸君、ご機嫌よう!
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、リファイナリーと新しい衛星採掘がSingularityサーバーでテストできるようになり、私たちはフォーラムで積極的にフィードバックを収集しています。今回の開発者ブログではリファイナリー自体の情報や、そのパフォーマンスに影響を与えるリグ、さらに衛星採掘の運用にかかわるスケジューラについてご紹介します。これらは全て、10月24日に実装される「Lifeblood」エクスパンションで導入されるものです。
◆アップウェル・コンソーシアムが送る第三のストラクチャ、リファイナリー
製造と研究のボーナスを備えたエンジニアリングコンプレックスは、ストラクチャの分業化に多様性をもたらしました。シタデルは戦闘に重点を置いた構造を誇り、ニューエデン各地で不屈の要塞として活躍しています。新たに登場するリファイナリーは衛星採掘とリアクションに特化し、同時に再処理へのボーナスも兼ね備えたストラクチャです。シタデルとエンジニアリングコンプレックスがそうであったように、アップウェルはリファイナリーにも既存システムの一部を流用しようとしています。アップウェルストラクチャに共通する主な類似点は次のとおりです。
・防御面において、すべてのアップウェルストラクチャは脆弱性システム、リーンフォースモード、ダメージ上限システムを使用します。ストラクチャの種類を問わず、サイズごとのダメージ上限は従来のまま変わりません。
・ストラクチャが破壊、係留解除された際に内容物を回収する手段として、すべてのアップウェルストラクチャは資産保護システムを使用します。
・ストラクチャとサービスへのアクセス権限を管理する方法として、すべてのアップウェルストラクチャはアクセスリストシステムを使用します。
・すべてのアップウェルストラクチャは入港可能であり、周囲の味方艦船をテザリングします。
・フィッティング、修理、保険、契約、トレードなどの基本的機能はすべてのアップウェルストラクチャで利用できます。
ストラクチャのタイプによる違いは次のとおりです。
・アップウェルストラクチャはそれぞれ異なった系統のボーナスを有しています。
・シタデルはコンバットリグの強度とシタデルサービスモジュールの燃料消費量にボーナスを有しています。
・エンジニアリングコンプレックスは製造、研究ジョブとエンジニアリングサービスモジュールの燃料消費量へボーナスを有しています。
・リファイナリーは再処理ボーナスを有し、衛星採掘とリアクションを行うことができる唯一のストラクチャです。
・中型リファイナリー(アタノール)と大型リファイナリー(タタラ)は、週に20時間の脆弱化時間が必要です。
・中型リファイナリーは同サイズのシタデル、エンジニアリングコンプレックスのように、準主力艦と超大型輸送艦が入港可能です。
・大型リファイナリーの港湾能力は中型と同じですが、ロークアルのみ特別に入港できます。他の主力艦を入港させることはできません。
◆設置方法
アップウェル・リファイナリーが実装されると、あらゆるタイプのリアクションと衛星採掘を独占的に行うようになり、POSで実行することができなくなります。リアクションの具体的な変更点とサービスモジュールの機能についてはこちらの開発者ブログをご確認ください。
リファイナリーが採掘可能な衛星周辺の適切な場所に設置されると、そのリファイナリーは衛星を独占的に採掘することになります。このプロセスに関する詳細はこちらの開発者ブログに記していますが、要約すると次のとおりです。
・リファイナリーはハイセクとワームホール宙域を含む、ニューエデンのあらゆる宙域に設置できます。すべてのアップウェルストラクチャの設置、建築方法は同じです。設置時の制限も同じ内容(初心者向け星系や商業地での建設は不可、他のアップウェルストラクチャから少なくとも1000kmは離れていること)です。ただし、有効な衛星採掘地点に設置されていないリファイナリーは衛星掘削サービスモジュールを装備することができません。
・すべての採掘可能な衛星(非常に巨大であるが故に例外の一部を除く、ローセクとヌルセクのすべての衛星)には、特定の衛星採掘地点が存在します。衛星を対象にして右クリックメニューやラジアルメニューを使用すると、衛星採掘地点へワープ(Warp to moon mining location)という新しいオプションが表示されます。
・衛星採掘地点の250km圏内に設置できるリファイナリーは1つだけです。そのリファイナリーが独占的に衛星鉱石を砕き取ります。
・リファイナリーを設置する際、UIはあなたが選択しているのが有効な場所なのか、有効だが衛星を採掘できない場所なのか、あるいは無効な場所なのかを明示します。

リファイナリーの初期デザインが完成したとき、私たちはあることに気がつきました。1つの衛星に対し1つのリファイナリーという状況下では、他のアップウェルストラクチャが遭遇している戦闘面の問題がより色濃くなってしまうのです。CSMからの貴重な意見とコミュニティからのフィードバックを得て、私たちはこの機にアップウェルストラクチャ全般の脆弱性システムを調整することにしました。
・アップウェルストラクチャが最初に設置されたとき、24時間の係留作業に入る前に15分間の脆弱状態(リペアタイマーとダメージ上限も同じ)を迎えます。
・係留されると、ストラクチャの脆弱状態は所有者が設定した脆弱時間に沿って変化します。
この調整により、ストラクチャを設置する宙域を掌握しておくことがますます重要になるでしょう。
アップウェルストラクチャの脆弱性システムと戦闘面にはさらに変更が加えられる予定ですが、今はまだ準備中です。どういった内容になるかはEVEベガスのキーノートでお話ししています。
他のアップウェルストラクチャと同様に、リファイナリーはあらゆる「スタンドアップ」サービスモジュールを装備できますので、住民がクローンベイや製造施設などの基本サービスへアクセスすることも可能です。
◆アタノール

性能ボーナス
・あらゆる鉱石とアイスを製錬する際の抽出量が2%増加
・再処理、リアクションサービスモジュールの燃料消費量が20%減少
スロットレイアウト : 3H/3M/1L、3サービス、1ランチャー
フィッティング : 1,200,000PWG、15,000CPU
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 4,800,000hp/4,800,000hp/4,800,000hp
レジスタンス値(EM/サーマル/キネティック/エクスプローシブ) : 20/20/20/20
被ダメージ上限 : 5,000
戦闘機スロット : 発進用チューブ0基
週あたり脆弱化時間 : 20時間
キャパシタ(容量/リチャージ時間/平均キャパシタ回復量) : 100,000GJ/3,600s/27.8GJ
最大ターゲットロック数 : 8
入港可能艦船 : すべての準主力艦、超大型輸送艦
アタノールの建設に必要な資材
ストラクチャ建造パーツ 1
ストラクチャハンガー施設 1
ストラクチャストレージベイ 1
ストラクチャリペア施設 1
ストラクチャ再処理工場 3
ストラクチャドッキングベイ 1
ストラクチャ電磁センサー 1
ストラクチャアクセラレーションコイル 1
現在のマーケット相場から推定し、建設費用は約1.1Biskを見込んでいます。ただし市場はカプセラの動向によって変動することに注意してください。
◆タタラ

性能ボーナス
・あらゆる鉱石とアイスを製錬する際の抽出量が4%増加
・再処理、リアクションサービスモジュールの燃料消費量が25%減少
・リアクションジョブの実行時間が25%短縮
スロットレイアウト : 5H/4M/3L、5サービス、3ランチャー
フィッティング : 2,500,000PWG、30,000CPU
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 14,400,000hp/14,400,000hp/14,400,000hp
レジスタンス値(EM/サーマル/キネティック/エクスプローシブ) : 20/20/20/20
被ダメージ上限 : 15,000
戦闘機スロット : 発進用チューブ4基、軽戦闘機部隊3個、支援戦闘機部隊3個
週あたり脆弱化時間 : 20時間
キャパシタ(容量/リチャージ時間/平均キャパシタ回復量) : 200,000GJ/7,200s/27.8GJ
最大ターゲットロック数 : 8
入港可能艦船 : すべての準主力艦、超大型輸送艦、ロークアル
ライタルの建設に必要な資材
ストラクチャ建造パーツ 8
ストラクチャハンガー施設 4
ストラクチャストレージベイ 20
ストラクチャ研究施設 2
ストラクチャ工場 2
ストラクチャリペア施設 4
ストラクチャ再処理工場 24
ストラクチャドッキングベイ 4
ストラクチャマーケットネットワーク 4
ストラクチャ医療センター 2
ストラクチャオフィスセンター 4
ストラクチャ広報ネクサス 2
ストラクチャ電磁センサー 6
ストラクチャアクセラレーションコイル 6
現在のマーケット相場から推定し、建設費用は約9.6Biskを見込んでいます。ただし市場はカプセラの動向によって変動することに注意してください。
◆パフォーマンスを向上させるには…リグとボーナス
リファイナリーそれ自体に再処理へのボーナスが備わっていますが、アップウェルはストラクチャ特有の機能を増強するためにリグも開発しています。リグが焦点を当てているのはリファイナリーだけが実行できる活動、すなわちリアクションと衛星採掘です。
衛星掘削に影響を与えるリグは、中型と大型の2種類があります。
衛星掘削効率リグ(Moon Drilling Efficiency)…これらのリグは衛星から砕きとる岩塊(準備時間の設定によって変動)の大きさに影響します。
中型衛星掘削効率リグI – 時間ごとの体積増加量が2%上昇
中型衛星掘削効率リグII – 時間ごとの体積増加量が2.4%上昇
衛星鉱石安定化リグ(Moon Ore Stability)…これらのリグは岩塊を破砕した際のアステロイドベルト生成範囲に影響し、より容易かつ迅速な採掘を可能にします。また、鉱石の安定性を向上させることで、岩塊とアステロイドが自然崩壊するまでの時間を延長します。
中型衛星鉱石安定化リグI – アステロイドベルトの半径が20%縮小、岩塊とアステロイドが自然崩壊するまでの時間がそれぞれ20%、50%延長
中型衛星鉱石安定化リグII – アステロイドベルトの半径が24%縮小、岩塊とアステロイドが自然崩壊するまでの時間がそれぞれ24%、100%延長
衛星掘削熟練リグ(Moon Drilling Proficiency)…これらのリグは衛星掘削効率リグと衛星鉱石安定化リグの機能を兼ね備えています。
大型衛星掘削熟練リグI – 時間ごとの体積増加量が2%上昇、アステロイドベルトの半径が20%縮小、岩塊とアステロイドが自然崩壊するまでの時間がそれぞれ20%、50%延長
大型衛星掘削熟練リグII – 時間ごとの体積増加量が2.4%上昇、アステロイドベルトの半径が24%縮小、岩塊とアステロイドが自然崩壊するまでの時間がそれぞれ24%、100%延長
リアクションに影響するリグについてはこちらをご覧ください。
◆再処理リグとブループリント
再処理機能にボーナスを持つリファイナリーが実装されるため、「Citadel」エクスパンションで導入した既存の再処理リグに少し手を加えたいと思います。シタデルとエンジニアリングコンプレックスには超大型が存在しますが、リファイナリーは中型と大型しか存在しないため、超大型リグも変更しなければなりません。「Lifeblood」エクスパンション実装時に次のような変更が実施されます。
・すべての再処理リグはボーナス対象が大幅に増加します。既存の中型リグはすべての通常鉱石を対象とするものと、すべての通常アイスを対象とするものに集約されます。ここに衛星鉱石用のものが追加され、中型リグの総数は4種類から3種類へと減少します。既存の大型リグはあらゆる鉱石とアイスを扱える1種類に統合されます。
・大型リグが超大型リグとまったく同じボーナスを提供するため、超大型リグの製造にかかる費用を大型リグと同じレベルまで低下させます。
・すべての再処理リグのボーナスがわずかに低下します。T1、T2リグのどちらも、ベースとなるハイセクでの収率が1%減少します。
・すべての再処理リグは一旦取り外され、今まで位置していたストラクチャのコープハンガーへ移されます。ストラクチャの所有者はリグを装着し直して使い続けるか、新しく建設したリファイナリーに使うかを選べます。
・すべての超大型リグ(とブループリント)は製造費用と価値を埋め合わせるために複製されます。複製されたブループリントの研究レベルは原本と同じです。複製されたリグとブループリントは、キャラクターが所有していればホームステーションのアイテムハンガーに、コーポレーションが所有していれば本部ステーションのコープデリバリーハンガーに出現します。
◆「スタンドアップ」衛星ドリルI
「スタンドアップ」衛星ドリルI( Standup Moon Drill I)は普通のサービスモジュールのように装備し、サービスモジュールスロットを使用しますが、有効な衛星採掘地点に設置されたリファイナリー専用のモジュールです。衛星ドリルを装備すると、衛星から岩塊を砕きとるのに使うスケジューラ(詳細は後述)へアクセスできるようになります。なお、モジュールを取りつける際は通常と同じアクセス権限が必要とされ、起動時と稼働時に燃料を消費します。
フィッティング要件 : 10,000PWG、200CPU
燃料消費量 : 起動時は360ユニット、稼働時は毎時5ユニット
◆砕取作業のスケジューリング
ストラクチャ制御権を引き継ぐ資格を持つプレイヤーは、砕取スケジュールを決めて作業を開始することができます。ただし、進行中の作業を中止できるのはステーション管理者の権限を持つプレイヤーのみです。
ストラクチャ制御者はスケジューラを使い、採掘するのに都合が良いタイミングを見つけ、砕取作業にかける時間を調整できます。砕取作業にかける時間が長ければ長いほど、衛星から生まれる岩塊のサイズは一定間隔で大きくなっていきます。作業に設定できる時間は6日から56日のあいだで任意です。

画像の数値は最終的なものではありません。
砕取作業のスケジューリング画面では次のようなことができます。
・希望の日時を手動で入力するか、スライダーを動かして設定できます。
・リファイナリーの脆弱時間を確認しながら、いつ砕取作業を行うかを決められます。
・岩塊にどれくらい鉱石が含まれているか推計できます。採掘艦隊の編成に役立ててください。
・砕取作業をコーポレーションカレンダーに登録し、採掘師たちに準備を促すことができます。
砕取作業をセットすると、衛星ドリルが衛星にむけて発射され、岩塊をリファイナリーへと引き寄せ始めます。このプロセスには数日かかり、ステーション管理者(作業を中止する権限を持つプレイヤー)によって中止されるか、衛星ドリルがオフライン状態になるか、リファイナリーが破壊されないかぎり途中で止まることはありません。もし前述のような出来事でプロセスが中断された場合、岩塊は破壊され、砕取作業を初めからもう一度やり直す必要があります。

画像の数値は最終的なものではありません。
砕取作業の所要時間が経過し、岩塊がリファイナリーの近くまでやって来ると、次のプロセスを開始できます。
岩塊が準備できたら、ストラクチャ制御者は衛星ドリルのレーザーを発射して岩塊を破砕し、採掘可能な衛星鉱石で構成されたアステロイドフィールドを生成しましょう。採掘師はこれらのアステロイドを通常のように採掘し、鉱石を採取できます。このアステロイドフィールドにおける採掘活動は、リファイナリーを所有するコーポレーションのコーポレーション用採掘台帳に記録されます。採掘台帳の詳細はこちらです。
準備できた岩塊を誰も破砕しなかった場合、岩塊は3時間後(適切なリグを装着していればもう少し長くなります)に自然崩壊し、アステロイドフィールドを生成します。これが起きるのは誰もレーザーを発射しなかった場合、衛星ドリルが砕取作業を終えてから燃料切れになった場合、リファイナリーがリーンフォースモードに移行した場合です。
岩塊がアステロイドフィールドへ分解されると、衛星ドリルは次の砕取作業を始めることができます。作業はすべてのアステロイドが掘り尽くされる前に開始可能です。アステロイドも永久に存在するわけではなく、岩塊が分解されてから約2日後に崩壊します。採掘師は好きなようにアステロイドを選び、あまり美味しそうでない石ころは宇宙の塵にしてしまって構わないのです。アステロイドが崩壊するまでの時間はリグを使って最長4日まで延長できますが、どうやっても次の岩塊が破砕されるまでに崩壊します。
◆ちょっと待って! ジャックポットアステロイドなんてのもあります
時おり、衛星ドリルが特に鉱石豊富な鉱脈を掘り当て、極めて資源に富んだ岩塊が生まれることがあります。岩塊の資源構成は衛星と変わりませんが、この岩塊から掘り出した鉱石を再処理すると通常より100%多い資源が得られます。

衛星から見つかる新種鉱石の詳細と、それがどのようにニューエデンに分布するかについてはこちらをご覧ください。
◆テストにご協力ください
Singularityサーバーでこれらの機能をテストし、問題点の洗い出しに協力してくださった皆さんに心から感謝します。諸々のコンテンツを実装可能な状態にするには、皆さんに協力していただくのが極めて重要なのです。私たちがどれほど有難く思っているのか伝われば幸いです。
Team Five-0だけでなく、EVE Online開発チーム全員から感謝申し上げます。
もし私たちをお手伝いいただけるのでしたら、こちらでテストサーバーの詳細を確認し、気付いたことをお知らせください。どんなフィードバックも大歓迎です。
最後にもう一度お礼申し上げます。宇宙で会いましょう。
Team Five-0
2017年
10月21日
採掘台帳…採掘師のための新ツール
2017-10-16 14:36 By Team Five 0
カプセラ諸君、ご機嫌よう。
「Lifeblood」エクスパンションが実装される10月24日が目前に迫っています。今回の開発者ブログでは、新しい衛星採掘やリアクションの変更とともに導入される採掘活動トラッキングツールをご紹介しましょう。採掘台帳(Mining Ledger)は個人とコーポレーションの採掘活動を記録し、事業についてより情報に基づいた意思決定を下すことを可能にします。
◆宇宙のスプレッドシート
私たちがリファイナリーや衛星採掘についてCSMと話し合い始めると、個人とコーポレーションがより多くの情報を利用できるようにすべき理由がますます増えていきました。CSMからは誰が衛星鉱石を掘ったかコーポレーションとアライアンスが追跡できるようにしてほしいと明確な要望があり、開発スタッフもすべてのプレイヤーが自分自身の採掘活動を確認できるようになったほうがよいと考えたのです。こうした議論の中から個人用、コーポレーション用採掘台帳が生まれました。
◆個人用採掘台帳
多くの方がグラフを愛していることは知っていますから、個人の採掘活動は皆さんが愛する方法で確認できるようにしました。すなわち、棒グラフと線グラフです。おまけにフィルター機能も付いています!
個人用採掘台帳はあなたのキャラクターの採掘活動をニューエデンのどこであろうと記録します。そして採掘した鉱石、ガス、アイスの種類や、採掘を行った場所などを期間指定してチェックできます。プレイヤーが何かを採掘すると採掘情報が記録され、個人の採掘履歴を作成するために1日単位でまとめられていきます。
ちなみに、台帳が実装されたときに採掘履歴がどんなものなのか見られるよう、私たちはプレイヤーの採掘情報を6月リリースから集め始めておきました。
台帳にはNeocomのビジネスカテゴリからアクセスでき、宇宙のどこにいようと利用できます。他のツールと同じようにメインメニューへ移動させ、簡単にアクセスできるようにしておくこともできます。Neocomのカスタマイズや機能説明についてはEve Universityの分かりやすい解説記事をご覧ください。
Singularityサーバーでは「Lifeblood」エクスパンション実装前にひと足早く採掘台帳を試用できます。ぜひお試しください。
◆コーポレーション用採掘台帳
BPMを崇める人間にとって、情報をきちんと整理し、仲間の働きを管理する仕事が終わりを迎えることはありません。そんな人々のために、コーポレーション用採掘台帳は味方あるいは敵の誰が衛星鉱石を採掘したのか教えてくれます。
コーポレーション用採掘台帳はリファイナリー周辺の採掘活動と紐付けされています。リファイナリーが近くの衛星から岩塊を砕き取り、その岩塊をアステロイドフィールドへと爆砕すると、カプセラは通常のようにアステロイドを採掘できます。この衛星鉱石アステロイドフィールドからどこのコーポレーションの誰がどれだけ掘ったかを記録するのが、コーポレーション用採掘台帳です。記録された情報は対象リファイナリーを所有しているコーポレーションの会計担当、ディレクター、CEOだけが閲覧できます。
なお、コーポレーション用採掘台帳の更新はリアルタイムではないため、貴重な鉱石を盗もうとする輩に目を光らせておく必要があります。
◆API、エクスポート、そしてあなた
採掘台帳の情報がなぜ必要なのか、どうやって使うのかは千差万別でしょうから、内容は上記のようなシンプルなフォーマットで表示しています。プレイヤーグループの規模、組織構造、内部税制の違いは、この情報の使い方に影響を与える要素の一部にすぎません。皆さんの採掘活動に最大限活用してもらうため、フォーマットで使い方を制限するよりも可能なかぎり開放的な形式をとるのが得策だと判断しました。
採掘台帳の情報はクリップボードにエクスポートしたり、APIを通じてアクセスしたりすることができます。才能豊かな外部ツール開発者たちがどんなツールを開発してくれるのか、私たちも楽しみです。既にリリース済みのプロジェクトについてはこちらをご覧ください。
API関係の仕様や対象範囲についてはこちらをご確認ください。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。良き宇宙の旅を!
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Team Five-0
2015年
12月15日
宇宙からの支配
行政長官レオナール・イヴェスクの補佐官、若いガレンテ人女性のコラサは小走りでイヴェスクを追いかけ、トラムから下りた行政長官に追いついた。イヴェスクは声にだして溜息をついた。2人は労働者やホワイトカラーが行き交う朝の通勤の流れに混ざり、市街区画へ通じる昇降路へ黙ったまま歩いていく。他の通勤者から十分に離れた場所までやって来た時、コラサは思いきって口を開いた。
「おはようございます」
まずは挨拶。
「今朝の調子はいかがですか」
彼女はイヴェスクも認める丁重かつ従順な態度を示した。イヴェスク自身もそういった態度を取り続けることで、ほとんど50年かけて今の地位まで上りつめたのだ。10億人以上の住民を誇るチェシエット星系第1温暖惑星、チェシエット主都星の最高責任者という地位に。ガレンテ連邦とアマー帝国の国境線に近い惑星の行政長官という職業は、極めて重要な地位だった。少なくとも書類の上では。実際には連邦政治の効率主義と平和指向的な外交政策が組み合わさり、彼の職務のほとんどを不必要なものとしていたので、多くの人間はイヴェスクを最前線の外交担当というより名誉職的な中間管理職だと見なしていた。
しかし、イヴェスクは補佐官の柔和で従順な…というより卑屈な…態度を見て苛立ちを覚えた。今日の彼はたっぷり1ヶ月かけて恐れ続けてきた、これまで経験したことのない交渉に出席しなければならないのだ。この交渉は、イヴェスクが外交的訓練を積み重ねてきたからには避けて通れない試練のようなものだったが、彼は非常に緊張していた。
「何だね、コラサ?」
「長官がお求めになられました、南部大陸部における炭素化合物の分散パターンに関する報告書です」
コラサは歩きながら小さな書類ケースを探って、危うく反対方向から歩いてくる通行人とぶつかるところだった。
イヴェスクは一瞬たりともコラサへ視線を向けないまま答えた。
「ご苦労」
コラサは不服そうな顔で書類ケースを抱え、イヴェスクへ追いつくために慌てて歩くペースを上げた。
「イヴェスク長官、何が長官のご気分を損ねているのか伺ってもよろしいですか?」
彼女が答えが返ってくる前に付け足した。
「カプセラと関係があることなのでしょうか?」
イヴェスクは突然立ち止まると、コラサの腕を掴んで若い補佐官を驚かせた。彼は怒ったように周囲の人間を見回し、彼女の言葉に注意を惹かれた人々を睨みつけながら、
「こういった話は内密に出来るなら」
イヴェスクは軽率なことを言うなと身振りで示した。
「それに越したことはないと思うのだが」
コラサの青ざめた顔を見て、自分の言いたいことが通じたと見るやいなや、彼は彼女の腕を離してさっさと歩きだした。
コラサもすぐに首を縦に振り、努めてイヴェスクのほうを見ないようにした。それから会合の場に着くまで、彼女は行政長官から1歩下がった場所に控え、完全な沈黙を守った。
***
展望室の大きな椅子に腰掛けたイヴェスクは、スーツの襟が乱れていないか確かめ、ホログラフィック投影機のそばに座っているコラサへ頷いた。合図を受けた彼女は水平センサーを起動し、投影機上の空間を揺らめかせてデジタル情報を表示させた。実体なき画面の表面を指でなぞり、交渉用の通信チャンネルを選択すると、彼女は部屋の奥の真っ暗な壁へと視線を投げる。壁の隅では通信要請の許可待ちを示す光点がついたり消えたりしていた。
ついに表示された通信映像を目にして、行政長官は意表を突かれた。高い頬骨と綺麗に剃られた坊主頭はカプセラがアマー系であることの何よりの証拠だったが、男の顔はほとんど目に見えなかったのだ。頭部の大部分がサイバネティック・インプラントで隠され、曲がりくねった金属製の外部装置はあらゆる角度から頭蓋を覆い、目と鼻と口は完全に機械の下に埋もれていた。どのインプラントからも電源コードや回線ケーブルがカメラの視界の外へ向かって伸び、カプセラは惑星の遙か上空の宇宙船でくつろいでいるというよりも、蜘蛛の巣に囚われて動けなくなっているようにすら思えた。
これは単なる幻影、カプセラが自分自身を描写するために選んだグラフィックモデルに過ぎなかったが、イヴェスクを十分に狼狽させた。彼は呆然と映像を見つめている自分に気付き、失態を咳払いでごまかしてから自己紹介に入った。
「はじめまして、私が行政長官の…」
「レオナール・イヴェスク」
雷のような声がイヴェスクの言葉を遮り、この世のものとは思えない声音が部屋中に響いた。カメラが画面上の男の頭と肩だけ映るようズームすると、男の体が話すたびにかすかに痙攣しているのが見てとれた。
「あなたのことはよく知っている」
イヴェスクはわずかに息を呑み、頭をかいてコラサのほうを示した。
「こちらは補佐官のコラ…」
「あなたの補佐官に興味はない」
カプセラの所作から何かを読みとるのは不可能だった。気まずい沈黙が何秒か流れたあと、男の首の筋肉が震え…本当におぞましい幻影だ…カプセラは言葉を続けた。
「私の名はオムヴィスタス」
行政長官は丁寧に頷きを返した。補佐官は画面を見つめたまま、呆気にとられて下唇を噛んでいた。カプセラの告げた名前が姓なのか名なのかも分からなかったが、ぎこちない雰囲気から彼に自己紹介を続ける気がないのは明らかだったので、イヴェスクは本題へ移ることにした。
「ご覧のとおり、我々は閣下の生産計画の実現にとりかかるため全面的な用意を進めています。工業区画に関しては若干の修正が必要かとは思いますが、それでも1年以内には可能になるものと確信して…」
「遅すぎる」
画面に映る無表情な顔がほんの少しだけ歪み、スピーカーからカプセラの声が轟々と溢れた。
「私はすぐにも工業区画の区画整備にとりかかるつもりだ。新しい設備が到着するまでの1時間以内に全労働者を退避させよ」
イヴェスクは真っ青な顔でゆっくりとコラサのほうを振り返り、近くの端末に飛びついて必死にメッセージを送信し始めた補佐官を見た。
「ただちに準備を開始します、閣下。もし可能でしたら…」
「1時間だ」
「お言葉ながら、閣下」
イヴェスクは怒りを感じつつあった。
「全て予定外の出来事です。もし事前計画書に含めておいてくだされば、我々は十分に準備を整えておきましたものを」
オムヴィスタスの体が震え、彼につながれたケーブルがのたくった。
「そういう動揺した態度は喜ばしくない。後任者を探したほうがいいということか?」
イヴェスクは周囲をさっと見回してどもりながら、
「け、決してそのようなことは、閣下」
彼は次の言葉を探しながら唇をなめ、話題を変えようとした。
「閣下は当惑星の宇宙港について野心的な計画をお持ちのようですが。詳細を伺っても?」
オムヴィスタスは数秒間ぴったりと動きを止めたあと、ひっそりと肩を上げてチャンネル越しに返事を寄こした。
「既存の宇宙港では私の生産計画に追いつかないのだ」
「と言いますと?」
「軌道上へ打ち上げなければならない原材料の量は、現在の宇宙港の処理能力と桁1つ違うからだ。加えて、私は我が社が必要とする72箇所の新宇宙港の建設を監督する。各港はあなたの惑星の要所に設置されるだろう」
イヴェスクは首の後ろで汗がしたたるのを感じ、それを拭うために体をほぐすふりをした。彼はコラサが端末に埋もれたまま、必死になって工業区画へ避難通知を送りまくっているのを見て少し安心した。
「閣下」
彼は思いきって呼びかける。
「閣下のチェシエット主都星開発に対するご協力には感謝しますが、そのような計画は我々の能力の及ばないものだと言わざるをえません。72箇所もの宇宙港を新設するとなると、惑星の年間総収入を超えてしまいます」
オムヴィスタスはぴくりと動いた。
「たった今、新宇宙港建設に必要な全資材を購入し、6時間以内にそちらへ到着するよう手配した。受け入れ準備を整えてもらいたい」
心臓がたった1度の鼓動を打つ間に莫大な金額が目の前を通りすぎ、イヴェスクは言葉を失った。その巨額の費用に気を失いそうになりながらも、彼はなんとか自分を取り戻そうとした。
「は…ありがとうございます…閣下。各施設が正常に稼働するよう全力で…」
「あなたがそれらの施設の責任を負う必要はない。全行程は自動化されている」
カプセラは頭を片方へ傾け、虚ろの肉体が言葉をつけくわえた。
「ただ黙って見ていてくれさえすれば、それでいい」
コラサは即時区画整備地域で暮らしている市民へ避難通知を送る時間をもらうよう、イヴェスクに目で訴えかけていた。彼女が指さした画面では、回転する惑星の上で無数の赤い警告が瞬いている。行政長官は彼女を片手で制して待つように告げた。
「オムヴィスタスさん、こればかりは抗議せずにはいられませんぞ。あなたが宇宙港を建てようとしている場所はほとんどが人口密集地ではないですか。全市民の避難が数時間で終わるはずがない。時間的猶予を要求します!」
オムヴィスタスは微動だにしなかった。
「要求と言ったかな?」
壁越しに聞こえてくる騒ぎを耳から追い払うため、イヴェスクはしかめ面で画面へ近寄り、かくも重要な問題で譲歩することを拒否した。
「我々は何百万という人命の話をしているのです。この状況の重大さを理解しているとは思えませんな…」
彼は唸るように最後の言葉をつけ足した。
「…閣下は」
自分の声さえ聞き取りづらくなるほどの低い音が聞こえてきて、イヴェスクはコラサを苛立たしげに一瞥した。
「市民を安全な場所まで避難させるのに少なくとも1週間はかかると考えていただきたい」
「あなたが聞いているその音だが」
オムヴィスタスが答えた。
「あなたの惑星の軌道爆撃警報だ。CONCORDの管轄下にある以上は安全だと信じて気にしたことも無かっただろう。だが、それも今日までの話」
カプセラが話している間にも、展望室の窓が赤く染まり、真紅の光が部屋に差し込んだ。
「今あなたが見ているのは私の艦の425mmレールガン6門が狙いをつけるために使う照準用レーザーだ。この高度から撃てば、砲弾は惑星の重力のおかげで通常を遥かに超えた速度まで加速する。着弾地点から半径500m以内の一切を消滅させるほどに」
オムヴィスタスが次の言葉を継ぐ前に、彼の姿が画面の中でより大きくなった。
「そこから半径2km以内は更に悲惨な運命を辿る。各弾頭に封じこめられた反物質粒子が飛び散り、地上のありとあらゆるものに衝突するのだ。街並み、木々、子供たち、何もかも。これら粒子が触れたものは原子レベルでの物質崩壊を経験し、全てが識別不能な残留粒子にまで還元される」
オムヴィスタスは少し黙ってから結論づけた。
「その都市全てがくすぶるクレーターに変わるかどうかは私の考え1つにかかっている。私の決断次第では、あなたの知る人、愛する人の肉体が塵となり、虚無を吹きわたる燃え立つ風と混ざりあう。理解してもらえただろうか?」
イヴェスクは視線を下ろし、自分の片手が震えているのを目にした。やっと唾をのみこんだ彼の言葉はかすれた囁き声になっていた。
「かしこ…まりました…」
「申し訳ない、イヴェスク長官、よく聞こえなかったのだが。ご理解いただけただろうか?」
「了解いたしました」
赤い光が色あせて消え、その日の午後いっぱいを使って交渉が続けられた。カプセラは要求を伝え続け、行政長官は要求を受け入れ続けた。
原文 http://community.eveonline.com/backstory/chronicles/xenocracy/
訳者より
プレイヤーが惑星開発を行うとき、惑星上では何が起きているのかを描いたクロニクルです。一介のカプセラが本当に無差別爆撃なんてやろうものならDEDが生まれてきたことを後悔するような目に遭わせてくれるでしょうが、一方でアマー帝国には実行した前科があるため、あながち全くのはったりとは言えないのが恐ろしいところ。
なお、現在のチェシエット1は温暖惑星ではなく荒地惑星になっています。
2015年
7月26日
ワームホールの神、ボブ
by Incindir Mauser 2013-08-27 23:01
私はこの機会を通じ、ワームホールの神ボブについての文化的現象を説明したいと思います。
おっと、これは往年の悪名高きBoBとは何の関係もありませんよ。ボブはワームホールで活動するカプセラたちの間で人気を得た、実に独特な準宗教的存在です。
ボブはジョークであると同時に、実に真面目な命題でもあります。
献身的な信者にとって、ボブの真髄は創造よりも、否定できない真実を啓示するという点にあります。
戦闘の相手を、あるいは補給に便利な既知宙域への出口を求め、崩壊しつつあるワームホールを8時間かそこら飛び回ったとき、彼の啓示は痛いほど明らかになります。ワームホールが崩壊する時に耳をすませば、ボブは幻影を見せ、James 315の特集記事と同じくらい長い予言を授けると言われています。
ボブは全てを受け入れます。あらゆる事象に対する賞賛と非難を受け止めます。多額のiskをもたらすサルベージから、待ち伏せによって失われる数十億iskまで、全てです。
ワームホール宙域の混沌とした自然環境のように、ボブは彼を崇拝するカプセラの喜びと苦しみに対して関心を示しません。
彼の正確な性質に関しては、カプセラの運命を決めるために賽を投げる超自然的な神だと言う人もいます。
ボブは「彼」ではなく、というより神ですらなく、ブレイムストン星系のステージで日銭を稼ぐガレンテ人の服装倒錯者だと言う人もいます。
奇妙で恐ろしいものとしては、ボブはタロカン文明が残したイタズラ好きな人工知能だという話もあります。
カプセラを侵食した微細なナノマシンが、鮮やかな幻覚、誇大妄想、緩みきった財布の紐、狂おしいまでに攻撃的な装備をもたらし、ボブとして知られている狂気めいた気まぐれな存在への断固とした献身を求めてくるのです。
このナノマシン説を裏付ける証拠を掴んだと主張していたのは、貧しさのためにlowで唐辛子フレーク入り聖遺物箱を売って回っている、誠実で騙されやすい変な奴でした…。
ボブへの信仰
ワームホールの神ボブをめぐる儀式や細則は、彼に従う信徒たちと同じくらい広範かつ多様な内容を擁しています。
全宗派の微妙な違いを書き留めておこうとすれば恐ろしく退屈で面倒なことになるでしょう。
あえて言っておくと、教義はワームホールの含鉄フラーレンガスのように緩く、漠然としたものです。
しかし、誰もが同意する点もいくつかあります。
ボブは戦いを愛します。これは必ずしも「グッドファイト」である必要はありません。(グッドファイトが無いわけではありませんが)
彼は何でもいいから戦いたいという意思を高く評価し、限度を知らぬ侵略、断固とした暴力を好むとされています。
ボブはスピード狂で、大爆発にうっとりと見惚れ、反射とか光沢とか光り物に目がないとも言われています。
そのため、信徒たちはボブの機嫌をとろうとして、いつも高価な船を同じくらい高価なモジュールで飾りたてるという綺羅びやかな努力に精を出すのです。
誰かがツキが落ちたと感じることがあったとしたら、それはボブの不興を買ったのです。
教義は不幸が続いたときは生け贄を捧げてボブをなだめるようにと語っています。
しゃっくり治療法にも似たボブの怒りの静め方を教えておきますと、方法は色々あるのですが、基本的に本人以外の皆に娯楽を供することです。
最も一般的な生け贄の捧げ方は、恒星から0kmの位置でシャトルを自爆させるというものです。ボブの許しを請う人間が拠点としている星系で行うのがよいでしょう。事情通によると、このときシャトルのカーゴはエキゾチックダンサー、弾薬、麻薬、そしてクァフェでいっぱいにしておかなければならないそうです。認める声はほとんどありませんが、多くのカプセラがこういったカーゴの中身を少しばかり失敬し、かのカリギュラ帝も赤面するような乱痴気騒ぎを繰り広げています。
より進取の気性に富む大胆なカプセラは、己の罪を償うために更に積極的な手段をとることもあります。
すなわち、敵対的なワームホールを探し出し、ローカルで大声で叫んで自分の存在を知らせ、誰でも望む者と死ぬまで戦うことを宣言するのです。この手段をとった者はほぼ間違いなく悲惨な最期を遂げますが、船はあえて役に立たない装備を身につけていたり、ボブやcorpの仲間を楽しませるような愉快なキルメールを手に入れられるよう趣向を凝らすのが一般的です。
そして最後の1つにして最も奇妙な方法が「POSガン切腹」と称される儀式的な自殺です。
ここにボブの怒りに気づく気配すらない致命的にどうしようもない人々がいるとしましょう。
ボブの怒りを知らぬ彼らは誰かが支配している衛星へ自らワープしていきますから、あとはPOSバッテリーに任せておけば予想通りの愉快な結果がもたらされます。
ボブは実践的ジョークと社会奉仕活動も高く評価しています。
つまり、誰かの輸送船を沈め、積荷を盗み、その場から立ち去るだけでは不十分です。不十分というより無礼、無作法と言ってもいいでしょう。用務員を集めてきて、コンテナの中にいくばくかのゴミとともに残していくくらいのことはすべきです。
もちろんタダでとは言いません。この不潔なコンテナの所有者には清掃費を請求するのが礼儀作法に適ったやり方です。
他にも特に高価な船で飛んでいるパイロットへのランサムを必要とする、奇矯な儀式が存在します。
この儀式は売ったり買ったりできるものではありません。iskで実現させるのは難しい儀式です。
不幸な魂に歌を唄うよう強いることによってのみ、この儀式は成就します。
犠牲者は歌声次第で速やかに解放されるかもしれませんし、いたぶられてから放されるかもしれませんし、結局は沈められるかもしれません。
何故こんなことをするのかって? 「ボブが望んでいるから」ですよ!
ボブは犠牲者の心の傷を楽しむのです。画用紙に紫色のクレヨンで描かれたボブの言葉は、「傷跡は物語を彩るタトゥー…」と告げています。
なお、この言葉の残りの部分は適当に描かれたポニーとラメ入り接着剤、茹でられていないパスタを組み合わせたゲイリー・ビジーの似顔絵のようなもので隠されていて読めません。
ボブの信徒たちは他人の資産を破壊することに大きな喜びを感じます。
とはいえ、共通の敵が現れた場合…典型的な例としては、「ワームホールの田舎者」の上前をはねるのは「易しい」と考えている傲慢なnullアライアンス…所属を異にする気難し屋のワームホール住人は団結し、災難に見舞われた仲間を助けにいきます。
6月の最初に起きたRAZORによるTRECIの本拠地星系への侵攻が良い例です。
彼らの作戦自体はかなり巧妙なもので、RAZORはTRECI内部に潜入し、資産を盗んでタワーを折ることで本拠地を壊滅させようとしました。しかし主要なワームホールPvPcorpが集結し、異教徒へ逆撃をくわえ、RAZORのCV2隻とレベレーション、モロスに対して颯爽とボブの正義を見せつけたのです。nullの異教徒は激しく積極的な反撃で懲らしめられ、自分たちの船を自沈させた後、大規模サーバー障害をきっかけにして撤退しました。
ボブは他所者に親切にしませんし、ボブの信徒たちも同様です。
ボブを代表する聖職者
ところで、誰がボブの教会を率いているのでしょうか?
私の知る限り…誰もその任についていません。しかし、全員がその任を担っているとも言えます。
ボブは献身的な信徒たちのため、リーダーシップという微妙な問題に対して最も簡単な解決方法をとり、各々の好きなように大げさな肩書きを名乗らせてきました。
人々はしばしば我こそが教皇なのだと主張します。大声で。
彼らは自分より強大な、より偉そうな肩書きを名乗る人間を片っ端から異端宣告し、ボブの怒りを買うだろうと宣言します。
その後、怒りのままにお互いを追いつめあい、正義の砲撃で宗教的な意見の相違を解決するのが通例です。
どこかの砲撃の残り火のなか、ワームホール宙域の仄暗い一角で…ボブは微笑んでいるのです。
元記事 https://www.themittani.com/features/bob-god-wormholes
訳者より
BOB…ボブはワームホールで何かが起こるとしばしば引き合いに出される不思議な存在です。
一体その起源がどこにあるのか見当がつきませんが、今ではかなり広く普及している概念となっています。
CCPもちょくちょく使う半公認ネタで、キャロライン・スターを報じるニュース映像ではボブの降臨ではないかと言われたり、
先日実装されたイージスのパッチノートではワームホールの仕様変更はボブの宣託によるものとされています。
ワームホールへお出かけの際はクァフェの1杯でも捧げてみてはいかかでしょうか。気まぐれな加護が得られるかもしれません。
*本記事の訳出精度は決して高いものとはいえません。誤訳、誤読が含まれていた場合はご寛恕ください*
1111年
1月1日
現在、EVE Japan NewsというEVE Onlineの日本語ポータルサイトの管理人が不在で、とても不安定な状態です。
しかし、そこで翻訳記事を投稿してくださっているParrot氏の記事はとても貴重なものだと感じています。
ですので、そのポータルサイトが完全に閉鎖する前にサルベージしておかなければと思い、アーカイブする場所を設置しました。
このアーカイブサイトを利用するにあたって、いくつかの注意点があります。
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原文の諸権利はCCPに帰属していますが、翻訳記事そのものの諸権利はParrot氏に帰属しています。
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