2018年
8月26日
エンターテイメントのコスト、あるいはビジネスチャンス
2018-08-20 15:35 ノゴエイハヴィ、ヤスダ・ハドカ
IGC主催のアライアンストーナメントが今年も終わりを告げ、星団中の何十億もの人々が見守るなか、バイドラ・リロルデッド(Vydra Relolded)が華々しい勝利を手にした。アライアンストーナメントは多くの人々にとって、友人との親交を深めたり、あるいは賭けを楽しむ良い機会だが、オラルム・シモルカーにはビジネスチャンスとなる。
シモルカーはシモルカー・クリーニングソリューションズ社のCEOにして共同設立者だ。会社は独立ゲーミング委員会と契約し、第16回アライアンストーナメントの試合会場から残骸と死体を回収する業務を請け負っている。大抵の人間がぞっとするような仕事かもしれないが、SCS社の従業員にとっては日常業務でしかない。
「まぁ、将来の夢として人気を集めるような仕事ではないでしょうね。私も本当はフォークリフトの運転手になりたかったんです」
金曜の夜、シモルカーは忙しいスケジュールの合間を縫って「ディス・イズ・ザ・ステート」のインタビューに応じてくれた。
「宇宙空間で死体を回収するのは誰でもできることじゃありません。自分の手を汚すことを厭わない人間や、死者へ敬意を表することを忘れない人間こそ適材だと言えます」
トーナメント反対派の多くは、大会が魅力的とは思えない理由の一つとして人命の損失を挙げているが、この論点は最近になって再び注目されている。ティエリイェブ星系の賭博業者「バッドテイスト・ベッツ」が死者を賭けの対象にしたことで反対デモを招き、最終的に暴動事件へと発展したためだ。
「ティエリイェブの人が怒るのも無理ないですよ。いや、暴動を起こしていいってことじゃありません、もちろん。でも気持ちは分かります」
シモルカーは語る。
「回収した死体は必ず丁寧に扱うようにしています。言うまでもないですが、もし私の従業員がこんな賭けに参加してたらタダじゃおきませんよ! どのみち、IGCと交わした契約には倫理規定や賭博関係の反インサイダー規定がありますから」
2018年
8月18日
オーヴァン地方裁判所はキョウノーク問題の情報開示請求を却下
2018-08-17 15:31 スコープ、リナ・アンバー
アラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)による連邦情報局への差止請求について、数ヶ月にわたって審議が行われた結果、オーヴァン地方裁判所は請求を却下すると正式に発表した。
オーヴァン地方裁判所は今回の決定について、次のように説明している。
「アラタカ研究コンソーシアムは、ユーライ協定を規定する連邦法にもとづき、連邦領内で事業を行う一定の明確な権利を有すると認められる。しかしながら、ユーライ協定に照らして判断した場合、ARCは治外法権的な外国組織と見なすことができ、連邦地方裁判所はそのような組織への連邦民法の適用を管轄していない」
「また、ポストービン星系に存在するアストラル採掘のRP4ヘモファイト精錬施設、意識思考学会のH4-RP4キョウノーク研究センターに関するFIOの資料について、ARCはオーヴァン地方裁判所に確固たる地位を持たない。これらの個別的あるいは総合的な理由から、ARCの差止請求はオーヴァン連邦地方裁判所において効力を持たないものと判断される」
連邦情報局の法的分野に関する広報担当、レイス・レマレインのコメントは次のとおり。
「当然の結果です。ARCはカルダリとアマーの組織で構成されていて、私たちの司法制度とは関係ないのですから。彼らは透明性が欠けていると思いこみ、カルダリ企業裁判所やアマー民事裁判所へ訴えるかわりに連邦を訪れましたが、その行為が粗探しに過ぎなかったことは今や明白です。ガレンテは部外者に司法を乱用させるほど世間知らずではないと気付かなかったのでしょう」
昨年のキョウノーク研究事業において、ユーライ協定の非常時規則にもとづいて採択された「希望的解決案」は、キョウノーク感染症に関するすべての研究結果と調査記録を公開するよう、CONCORDの法規で義務づけている。だが、現時点では四大国のいずれもこの義務を遂行していない。
カルダリ代表取締委員会の関係者によれば、八大企業による議論は膠着状態に陥っているようだ。キョウノーク研究事業では、各国がキョウノーク危機の調査結果を公開しない権利を持つとする「重要機密保護案」も採択されており、カーラキオタ、ライダイ、スクーベスタなどの巨大企業はこちらを熱心に支持しているという。
スコープは代表取締委員会のほか、ミンマターの部族会議、アマーの宮廷侍従長府にも取材を試みたが、回答は得られなかった。
ARCの請求は却下されたものの、連邦に属する多くの個人や団体がオーヴァン地方裁判所と連邦最高裁判所に同様の請求を行っており、これらの有効性については判断が保留されている。
法律問題の専門家らは、ユーライ協定によって定められた治外法権的な性質を理由に、オーヴァン地方裁判所がH4-RP4キョウノーク研究センターへの請求を却下する可能性が高いと考えているが、RP4ヘモファイト精錬施設については意見が分かれている。また、あらゆる関連事項を包括的に審議できる裁判地として、この問題が最高裁判所へ持ちこまれるのは確実だと示唆する声も出ている。
2018年
8月12日
アクラス将軍がカルダリプライム駐留軍の司令官に就任
2018-08-09 19:16 スコープ、リナ・アンバー
昨日、モードゥ部隊カルダリプライム駐留軍の司令官が突如交代した。アップウェル・コンソーシアムが施設や入植地の警備のために多くのモードゥ隊員を契約していることから、モードゥ部隊はアップウェルと継続的な取引関係を築こうとしており、今回の人事異動はその実現にむけた取り組みの一環だと見られている。
司令官の交代は隊員に大きな影響を与える変化だ。これまではツニ・アイナ打撃部隊司令官が指揮をとっていたが、今後は准将に昇進したばかりのマジマ・アクラス将軍がカルダリプライム治安維持部隊を率いることになる。アクラス将軍は着任挨拶のなかで、モードゥ部隊のビジネスモデルの進化にあわせた大改革を実現すると宣言した。
アクラス将軍は将官用の礼装を身にまとい、重大な発言を行ったわけだが、彼の屈託のない態度はその発言内容と対照的で、これを新司令官としてふさわしからぬ振る舞いだと捉えた人々もいたようだ。惑星上のガレンテ連邦とカルダリ連合の代表団からは、突然の司令官交代に懸念を露わにする声も聞かれた。
アクラス将軍のきっぱりとした説明によれば、モードゥ部隊はかなりの数の既存契約を今回限りで終了し、アップウェル・コンソーシアムとの提携関係を今まで以上に強化する方針だという。更新されない重要案件の一つとして、カルダリプライムの共同管理にかかわる契約も例に挙げられた。
挨拶を終えたあと、アクラス将軍はメディアや惑星上の代表者からの質問を受けつけた。モードゥ部隊の方針転換がカルダリプライムにどんな影響を及ぼすか問われると、アクラス将軍はコメントを拒否したものの、部隊が契約内容を再検討し、数週間以内により詳しい情報が明かされるだろうと話した。
イシュコネ社とマテリアル・アクイジション社の代表団によると、彼らは契約更新交渉がもっと早くに始まるだろうと予期していた。しかし、モードゥ部隊の上級職員が異動し始めたため、契約交渉は何度も延期されている状態だという。
イシュコネ代表団の1人は、次のように発言した。
「アクラス将軍は今日着任なさったばかりです。少しばかり唐突でしたが、将軍は契約をただ更新するのではなく再交渉したいのだと仰られただけでしょう。それに…謹んで申し上げますが、カルダリプライムの治安維持がアップウェル・コンソーシアムの商業活動警備より重要ではないとは思えません。なにはともあれ、私たちは将軍の能力に信頼を寄せています」
ツニ・アイナ打撃部隊司令官がカルダリプライムの軍事面における最高責任者を務めたあいだ、モードゥ部隊の少なからぬ貢献により、惑星上の紛争や騒乱が減少した。隊歴33年の古参兵であるアイナ司令官は、モードゥ部隊の方針転換にともなう昇進が検討されており、関係者によると、カルダリプライム平和維持活動で優れた働きを見せたことが最大の昇進理由である。
アイナ司令官の新しい任務は保安上の理由から伏せられているが、5ZXX-K星系のモードゥ部隊本部で新しい任務に従事し、近い将来、創設者ムルイア・モードゥの直属になるのではないかと関係者は話している。アイナ司令官はアクラス将軍が司令官職に慣れるのを待ってから、数週間以内に新しい役職につく予定だ。
アクラス将軍もアイナ司令官と同様に尊敬されており、1世紀近い年月をモードゥ部隊で過ごしてきた。金色章と銀色章の受勲歴を持ち、モードゥ部隊第5攻城艦任務部隊「ナイトストーカーズ」を指揮。YC107年に短期間のみ一般部隊の指揮官を務め、以後は准将昇進とカルダリプライム転属が決まるまでピュアブラインド方面の活動を担当していた。
カルダリプライムではマテリアル・アクイジション社とイシュコネ社が、それぞれガレンテ連邦とカルダリ連合の統治区域を管理し、惑星規模の問題には共同で対処している。両社はモードゥ部隊との関係が持続的かつ良好なものだと主張しているが、契約について再交渉する権限を持つ司令官が現れたことで、彼らの関係が本当に良好だったのかどうか議論を呼んでいる。
2018年
8月4日
ログイン、データベース、チャット…色んな問題に対処中!
2018-08-01 – By CCP Falcon

大規模戦を可能にするため、CCPは処理能力を向上させる方法をいつも探しています。最近起きたUALX-3のような戦いが中断されることなく、よりスムーズに行えるようにしたいのです。
仮想世界を設計する際、私たちはいつも挑戦的な方法を選んできました。単一シャードにこだわり、行動が結果につながる広々としたオープンワールド環境を設けました。たった一つの選択がゲーム全体に波紋を広げ、何百何千というプレイヤーに影響を与える世界です。
ニューエデンは15年分の信じられないような物語が描かれたデジタルキャンバスです。6VDT-H、M-OEE8、B-R5RB、アサカイ、ニスワのような歴史的戦闘や、その他の大規模戦、大がかりな軍事行動で有名になった星系で彩られています。
こういった規模の戦いが起きるたび、私たちはパフォーマンス改善に役立つデータを集めています。また、このようなデータがあれば、Tranquilityサーバーのインフラ全体を交換したT3化のように、ハードウェアをアップグレードする場合に参考になります。
しかし、こうしたアップグレードを重ねてきたにもかかわらず、Tranquilityサーバーのパフォーマンスに影響する問題が2018年初頭から続いており、問題は大規模戦以外の分野でも発生しています。

最初に問題が起きたのは2017年の11月から12月にかけてです。データベースに関する比較的小さな問題が発生し、日々のダウンタイムが少しだけ長くなりました。この問題は3月リリース直前、2月から3月にかけて起きた3回のサーバークラッシュで頂点に達しました。このとき私たちは様々な解決方法を検討しましたが、核となる問題を解決するものではありませんでした。
新しいチャットバックエンドシステムを含む、3月リリースを実装する日がやってきました。しかし、まさにその3月20日に、再びデータベースで問題が発生しました。
この問題はさらに別の問題を引き起こしました。プレイヤーがサーバーに復帰しようと殺到したため、クラウドベースのチャットシステムが熱狂的なまでの接続要請で圧倒されてしまったのです。3月20日の出来事では、こうしたスケーラビリティにかかわる要改善点や、その他いくつかの問題が明らかになりましたが、後者は迅速に解決することができました。
4月になっても安定性に関する問題は解決せず、さらに複数のデータベース問題が発生。切断された多くのプレイヤーが再接続したことで、またもチャットシステムに負荷がかかる事態になりました。
状況をもっと複雑にしたのが、Tranquilityサーバーを標的とした継続的なDDoS攻撃です。ファンフェス2018から「Into The Abyss」エクスパンション実装までの攻撃で、システムに大きな負荷がかかりました。
この攻撃ではDDoS対策システムの構成に関する問題も見つかりました。チャットシステムがTranquilityサーバーではなく外部のインフラを利用するようになったため、対策システムがチャットシステムとの接続まで制限してしまったのです。この問題は構成を修正するまで続きました。
ありがたいことに、5月にSQL2017へのアップグレードを実施したことで、データベース問題は解決し、より円滑に機能するようになりました。とはいえ、チャットシステムの問題は依然として残っており、新システムを担当するチームが優先的に対応しています。
3月20日に発生した緊急性の高いパフォーマンス問題は当日中にほとんど片付き、その後の接続障害もDDoS攻撃が終わるまでに解決しました。このように多くの問題が処理されてきた一方で、チャットシステム問題は長引いており、今なお対応が続いています。
ログインサーバーでまったく別の問題が発生すると、ただでさえ複雑な状況がさらに厄介になりました。「Into The Abyss」実装後、問題は深刻化し、チャットシステムにも今まで以上の負荷がかかりました。
この問題は、シングルサインオンシステムを提供しているサーバーや、ログイントークンを付与しているサービスの不具合が原因でした。プレイヤーにはTranquilityサーバーがオンラインに見えているのに、ランチャーがログインサーバーから正しい情報を受信できず、接続できない状態になっていたのです。
全体を見渡せば、別々のチームが管理しているインフラ各所で複数の問題が同時に発生し、恐ろしい荒れ模様が実現したという感じです。このブログを公開した時点では、状況はまだ落ちついておらず、私たちは問題に対処し続けています。
そして、我らが血に飢えたコミュニティも混乱の度合いを高めてくれました!
これまでのところ、今年の夏はここ数年でも有数の活気を見せています。今まさに展開されている戦争により、Tranquilityサーバーには私たちが予想していたより大きな負担がかかっているのです。
新たに実装されたアビサル・デッドスペースに加えて、何度かの大規模戦、腹ペコのプレイヤー達の資源採取、戦争機械を動かすために大量生産される原料、部品、ブループリント…私たちが考えていたより、ずっと活発な夏が訪れています。

皆さんが聖書レベルの大戦争を遂行する手段を、引き続き提供していきたいと思います。
また、より大きな戦いや激しい戦闘に対応するため、処理能力を上げる余地があるということも明言しておきます。
この夏の活発さや賑やかさの裏で、各種問題がコミュニティ感情に厳しい影響を及ぼしていることも認識しています。
Tranquilityサーバーが期待されるパフォーマンスと信頼性をすぐに取り戻すよう、私たちは様々な角度から状況改善に努めています。
・データベース問題
EVE Onlineのデータベースで発生していた問題は、SQL2017へのアップグレードにより解決しました。しかし、現在もパフォーマンスを監視しており、信頼性と応答性をさらに向上させる方法を模索しています。
・DDoS問題
次に攻撃を受けたとき、私たちのインフラがトラフィックスクラビングを正しく処理し、サービスに悪影響を及ぼさないよう、DDoS対策システムを提供しているプロバイダーと協力しています。プロバイダーとの連携のもと、再発防止にむけて構成を一部変更しました。
・チャットシステム問題
チャットシステムの接続性を改善するべく作業を進めており、接続が切断される原因を調査しています。5月から6月にかけて、これらの問題を調べるために2つの専従チームを振り当てていましたが、現在は3番目のチームが接続性とチャンネルの不整合性について調べています。
・ログインサービス問題
ログインサービスとチャットシステムの問題を分析し、工学的信頼性を確保するためのタスクフォースを編成しました。信頼性を高め、プレイヤーが経験している問題を減らすことが彼らの目標です。
ハードウェアを追加することが常に正解とは限りませんが、SOLノード(EVEの各星系を担当するサーバーブレード)をTranquilityサーバーに追加し、負荷を分散する余裕を持たせます。
これにより、サーバー全体の処理能力が強化され、パフォーマンスの改善につながります。大規模戦で単一ノードに負荷がかかる問題の根本的な解決にはなりませんが、担当している他の星系を別のノードに割り当てれば、多少はマシになるはずです。
稼働しているハードウェアのメンテナンスを行うため、私たちは予備のフレックスシャーシを用意しています。最近のサーバーの負荷を考慮し、これらのシャーシとノードもTranquilityサーバーに組みこみます。これにより、アライアンストーナメント関係の星系や、普段より活発であるがゆえの負荷について、分散先を増やすことができます。
・さらにハードウェアを購入
メンテナンス用の予備機器を投入するだけではありません。ハードウェアの供給先に相談し、以下のハードウェアが納品されるのを待っているところです。
Intel Xeon Gold 5122 Processor(4C 105W 3.6GHz)を2枚搭載したSOLノード 4個
Intel Xeon Gold 6134 Processor(8C 130W 3.2GHz)を搭載した比較用SOLノード 1個
これらをパフォーマンステストのためにサーバーへ組みこんだあと、彼らがいかに宇宙船を捌いてくれるか観察し、その情報をもとに次の段階へと進みます。
チャットシステムやその他の問題により、3月のダウンタイムは長いものとなりました。私たちはこの事実を鑑み、3月リリース実装時にアクティブだったプレイヤーに対し、このブログの公開と同時に未使用スキルポイントを贈りました。
2018年3月20日(3月リリースが実装され、延長ダウンタイムが発生した日)時点でアクティブだったアカウントのすべてのキャラクターに、25万の未使用スキルポイントが付与されています。
(参考までに言っておくと、3月20日以前の30日間にログインしたアカウントをアクティブとして定義しています)
プレイヤーの皆さんがニューエデンで戦争を戦っているとき、私たちCCPもパフォーマンス向上のために戦っているのです。
この戦いに終わりが無いことは知っていますが、世界中のプレイヤーの偉業と献身により、私たちは前に進み続けています。
皆さんに理解していただきたいのは、私たちは信頼性とパフォーマンスに関する懸念を十分に理解しており、これらの問題をなるべく早く解決しようと努力しているということです。
皆さんにはより良い環境でプレイしてもらうだけの価値があります。パフォーマンスと信頼性を期待されるレベルへと復旧し、そこからより良い水準を目指して改善し続けるのが私たちの使命です。
コミュニティは私たちにとって全てです。私たちは現在のような活動量の増加に対して準備が不足しており、皆さんの期待に応えることができませんでした。
これらの事実について、心からお詫び申し上げます。
この開発者ブログについてご意見や質問がある方はこちらのスレッドをご利用ください。
2018年
7月14日
ミンマター解放記念日を祝う群衆…サンマター・マレアツ・シャコールは演説を行う
2018-07-11 16:09 スコープ、リナ・アンバー
パター星系、マター発-サンマター・マレアツ・シャコールはマターのグランド・キャラバンサライに集まった群衆にむけて演説を行い、大蜂起140周年を祝うと同時に、同胞を解放するため行動を起こすよう呼びかけた。
解放記念日を祝う市民に対し、サンマター・シャコールは部族会議を代表して次のような演説を披露した。
「マターリの同胞諸君、
今日、我々は、我々自身のために手に入れた自由を祝う。
今日、我々は、自由を守るために戦う勇敢な男女へ感謝の念を捧げる。
今日、我々は、アマーの圧政によって失われた命を思い起こす。
今日、我々は、いまだ異国に囚われている同胞を救い出すという誓いを新たにする。
私は諸君に呼びかける。100と40年の自由を祝いながら、自己満足という罠にかかってはならない。
私は諸君に呼びかける。自由を守り抜くために立ち、兄弟姉妹とともに戦うのだ。
私は諸君に呼びかける。今なお続く同胞解放の戦いに身を投じ、鎖を断ち切ろうではないか。
我々は何者なのか、我々の原点がどこにあるのかを思い出せ。何より、いまだ解き放たれぬ人々のことを思え。
今一度言おう。自由のための戦いに加わるのだ。我々の過去と同胞の苦しみを決して忘れるな!
奴隷使いに死を!
あまねく部族に繁栄を!
我ら同胞のもとへ来たらん!」
サンマターの言葉はグランド・キャラバンサライで大歓声をもって迎えられた。この演説はミンマター各地へホログラム放送され、都市や入植地に集まった大勢の人々も同じような反応を見せた。
共和国司法局は大蜂起140周年を記念した集中的な反奴隷制キャンペーンを始めており、カプセラによる無認可奴隷施設の襲撃、拘束されている奴隷の救出を対象とした報酬プログラムに資金を提供している。司法局によると、今回の作戦は「違法な奴隷使役者の活動に対処する司法局リベレーター部隊が、ザ・エージェンシーを通じて募集したフリーランスのカプセラと連携し、2週間で集中的に遂行する」とのことだ。
司法局はアマー宙域で多くの無認可奴隷施設が運営されていると述べた上で、このように説明している。
「我々は違法な奴隷使役行為に対処するよう、カプセラに奨励しているだけです。リベレーター部隊の輸送艦もユーライ協定に従って活動しています」
アマー当局は司法局の作戦について触れず、一般論として次のようにコメントした。
「アマー帝国の法は、我々の宙域に対するあらゆる不法侵入者を排除するよう義務づけている。貴族の権利を定めた神聖なる法と聖典に反する者、玉座に敵対する者も同様である」
また、連盟自由軍もより多くの戦闘員を求める声明を発表し、ミンマター支持派や、共和国の戦いに共感しているカプセラをターゲットとした新しい募兵活動を開始した。この動きについて取材したところ、連盟自由軍を率いるガー・オルガはこのように答えた。
「今日、アマー帝国への大蜂起が成功してから140年目を迎えた。自由軍は何年も戦い続け、多くの戦闘に勝利してきたが、まだ戦争には勝っていない。この事実を共和国に思い出させ、力ある男女に戦いを促すため、今日という記念日に声明を発表した。彼らが自由軍に加わってくれれば、戦争を終わらせ、国境宙域を永久に解放することができるはずだ」
2018年
7月9日
7月11日から新しいフレンドプログラムを開始!
2018-07-08 – By The EVE Dev Team

7月11日(水)からまったく新しいフレンドプログラムが始まることをお知らせします!
新プログラムは旧プログラムに取って代わり、今までにない報酬とインセンティブを提供します。報酬にはトリグラヴィアンアパレルやパシファイアー、エンフォーサー、マーシャル用SKINなど、フレンドプログラムでしか入手できないものも存在します。
これらの報酬に加えて、新しいプログラムではトレーニングアクセラレーター、PLEX、オメガタイムのすべてが手に入ります。また、フレンドプログラムを通じて登録されたアカウントには、今までと同じように25万スキルポイントが付与されます。
報酬は、プレイヤーが報酬を獲得する資格を得てから24時間以内にフレンドプログラムを通して付与されます。プログラムのより詳しい情報はヘルプセンターの記事で説明しますので、もう少々お待ちください。
今のところ、最大40名の新規プレイヤーを招待するまでフレンドプログラムで報酬を得られるようにする予定です。これから数ヶ月間のプログラムの状況次第では、さらに報酬を追加する可能性もあります。
新プログラムを開始するため、現在のフレンドプログラムは明日7月9日に終了します。それから48時間かけて新プログラムのインフラを準備するあいだ、フレンドプログラムが使用不能になります。
7月11日からは新しいフレンドプログラムが始まり、報酬も一新されます。
報酬システムが新しくなると、過去に招待したプレイヤー数などのカウントは移行されず、すべての統計的な情報がリセットされる点に注意してください。これは新しい報酬システムを正しく適用するうえで必要な措置です。
請求されていない旧プログラムの報酬もたくさん残っていますが、これらはやや遅れて移行することになります。かなりの数のアクティブでないプレイヤーが報酬を受け取っておらず、私たちは3ヶ月ほどかけて処理していくつもりです。旧プログラムの報酬がすぐに新プログラムへ移ることはありません。

新旧フレンドプログラムの仕様の違いと、EUの一般データ保護規則(GDPR)に対応する必要性から、リファラルリンクではなくカスタムリンクのみが利用可能となります。
従来のリンクは新システムに移行され、問題なく機能するはずです。しかし、フレンドプログラムで報酬を受け取るには、とにかく新規プレイヤーが招待用リンクからアカウントを作成しなければならない点を強調しておきます。
なお、今まさにフレンドプログラム進行中のプレイヤー(要するに、EVEをプレイし始めているがオメガにアップグレードしていないプレイヤー)は新プログラムへ移行するので、条件を満たすことで新しい報酬システムの対象となります。
新しいフレンドプログラムをどう感じるか、ご意見、ご感想をお聞かせください。変更点について意見を交わしたい方、あるいは疑問がある方も、こちらのスレッドをご利用ください。
2018年
6月2日
トリグラヴィアン艦と乗組員への接触要求強まる…インナーサークルは沈黙を維持
2018-05-28 17:26 スコープ、レト・グロリアクス
ユーライ発-DEDがトリグラヴィアン艦を鹵獲し、隔離検査を行ってから6週間以上がたった。より詳しい情報を求める声が繰り返されているが、インナーサークルは沈黙を守っている。CONCORDとDEDはあらゆる質問に対し、ヴェックス・アミタ司令官の特別ブリーフィング…トリグラヴィアン艦を鹵獲した直後、意識思考学会の年次会合で実施された…を参照するよう回答している。
スコープはブリーフィングと周辺事情について広く取材を重ねたものの、トリグラヴィアン艦とその乗組員がどうなったのかも含め、いまだ答えのでていない疑問は多い。インナーサークルとCONCORD構成国が警告の言葉を並べたて、コメントや推論をかたくなに拒む一方で、各方面は新しい情報を求めて動きだしている。

ユーライ10、DEDステーション港外に係留された未知の艦船
シスターズ・オブ・イブは生き残った乗組員に接触するため、人道的支援を理由とした面会を何度となくDEDへ要請している。アマー帝国はCONCORDの方針を明確に支持しているが、観測筋によれば、アマター自治領とクーニッド王国は情報公開と具体的な行動を要求し続けており、帝国全体としてはCONCORDが確実に脅威へ対処するよう強く求めている状況だ。
「アビサル・デッドスペース」と呼ばれる空間が存在し、その空間がドリフターズと新たに発見された勢力の戦場になっているという新事実は、カプセラから大きな反応を引きだした。CONCORDはトリグラヴィアン・コレクティブがニューエデンを脅かす存在だと見なしたものの、多くのカプセラはこの宣言に疑問を投げかけている。シスターズ・オブ・イブの人道的支援を支持する声が聞かれるほか、トリグラヴィアンを保護しなければならない、対ドリフターズ戦の共闘勢力として同盟すべきだといった意見まで飛びだしている。
最も過激なのは「ファロス・オブ・テーラ」の説だ。彼らはCONCORDが陰謀を巡らせており、インナーサークルとSAROが関与していると主張し続けている。ファロスの広報担当であるジョラ・アレクシスは、スコープ系列番組「ギャラクティック・アワー」のレト・グロリアクスに対し、オヴェグ・ドラスト艦長は「ザ・ラディウス」の主要メンバーだと語った。ジョラによれば、ザ・ラディウスは違法な実験を行う秘密研究所を運営しており、元SoEメンバーにしてファロス・オブ・テーラの代表者でもあったタヤ・アキラの拉致疑惑にも、この組織が関わっている可能性があるという。CONCORDはそのような組織の存在を否定している。

ユーライ10軌道上に展開するSARO「ブラック・トループ」の特殊艦
様々な憶測が飛び交うなか、四大国と友邦は厳戒態勢を維持している。SAROはアビサル・デッドスペースを封鎖しようと試みているらしく、SARO部隊がニューエデン各地で海賊勢力と交戦中との情報も入っている。ワームホール宙域にあるドリフターズとスリーパーの拠点を襲撃したという海賊関係者の話もあるが、スコープは裏付けとなる情報を手に入れることができなかった。
状況に進展があり次第、スコープとギャラクティック・アワーは続報にてお知らせする。
2018年
6月2日
リポーターがサッカー部族の襲撃部隊に同行、トリグラヴィアンのアビサルフィラメントをデータサイトで発見
2018-05-29 11:35 スコープ、レト・グロリアクス
発信地非公開-ギャラクティック・アワー独占レポート。ベテランジャーナリストにして最前線リポーターでもあるレト・グロリアクスは、「アビサルフィラメント」と呼ばれるトリグラヴィアンの移送技術が、ニューエデンとアノイキスに散在する特定のデータサイトから見つかることを確認した。
レト・グロリアクスはサッカー部族の深宇宙襲撃部隊に同行し、2つの作戦を取材した。1つはニューエデンのどこかにあるエンジェルカルテルの武装データサイト。もう1つはアノイキス深部に存在するスリーパーのデータ保管庫だ。グロリアクスによれば、彼が同行した部隊は少なくとも1度、DEDのSARO部隊に捕捉されたものの、フィラメント技術を回収したのち戦闘を避けて無事撤収できたという。
サッカー部族のメンバーによれば、部族はニューエデン各地で手広く活動し、エンジェルカルテルやブラッドレイダー、サンシャ国などの犯罪組織を襲ってアビサルフィラメントを回収している。フィラメントはスリーパーのデータ保管庫を攻撃した際にも回収された。
レト・グロリアクスは引き続きサッカー部族に同行し、新事実が分かれば続報にてお知らせする。
2018年
6月2日
データサイトからアビサルフィラメント見つかる…CONCORDは深入りしないよう警告
2018-05-29 16:27 スコープ、リナ・アンバー
ユーライ発-CONCORDのヴェックス・アミタ司令官はカプセラに対し、「アビサル・デッドスペースに深入りしすぎない」よう警告した。「この極めて危険な、人類を脅かしうる領域の深部」へ到達した場合、CONCORDはその人物を容疑者として認定するという。
カプセラがアビサルフィラメントを入手してアビサル・デッドスペースへ進入したというニュースが相次いだことを受けて、CONCORDは記者会見を開いた。会見では、当局は「トリグラヴィアン領域の限定的な探索」を広く支援すると宣言されたものの、「レベル4ないしレベル5」、すなわち「レイジング」と「カオティック」のコードネームが付けられたアビサル・デッドスペースから帰還した場合、そのパイロットは容疑者として扱われる旨も発表された。
DEDジェネシス艦隊のオヴェグ・ドラスト艦長はこの措置について、次のように説明している。
「アビサル・デッドスペースは社会の安定を損ない、人類を脅かしかねません。しかし、トリグラヴィアン・コレクティブが発見されたために、カプセラはこの領域に踏みこむよう焚きつけられています。今回の措置はこうした状況を考慮した結果です。そもそもトリグラヴィアン自体、ニューエデンの人々にとって明らかに危険な存在なのだと改めて言っておきます」
アミタ司令官とドラスト艦長は、鹵獲されたトリグラヴィアン艦の詳細や、CONCORDが非合法活動に関与しているという主張についてはコメントを拒否した。
状況に進展があり次第、スコープは続報にてお知らせする。
2018年
6月2日
アビサルフィラメントをドローンリージョンで発見、犯罪組織もフィラメントを入手
2018-05-30 17:37 スコープ、レト・グロリアクス
発信地非公開-ギャラクティック・アワー独占レポート。ドローンリージョンのローグドローンが支配する拠点において、「アビサルフィラメント」と呼ばれるトリグラヴィアン技術が見つかった模様だ。
ベテランジャーナリストにして最前線リポーターでもあるレト・グロリアクスは、サッカー部族の遠征調査に参加。ローグドローンに侵蝕されたリージョンを調査し、ローグドローンの巣からアビサルフィラメントを発見した。
レト・グロリアクスが参加したのはサッカー部族の長距離偵察回収部隊だった。彼は調査船に乗船していた情報戦コマンドスと行動をともにし、ドローンリージョンの奥深く、廃棄された研究ステーションへと向かった。

ドローンリージョンのどこか、レト・グロリアクスが乗りこんだサッカー部族のバガボンド級巡洋艦
「私は星間メディアの報道の自由を訴え、強く異議を唱えましたが、コマンドスの任務に同行することは許されませんでした。それでも、あの恐ろしい残骸に乗りこんだ、勇敢なボー・ラカト特別任務部隊の中継映像をこの目で見届けました! ローグドローンは隊員を支配しようとしましたが、彼らの情報戦装備はドローンのコマンドを寄せつけません。兵士たちは冷たく硬い単分子バックショットをたっぷり撃ちこみ、うごめくガラクタどもを一掃しました! 部隊が指令デッキに到着すると、我々全員が息を呑みました。ローグドローンの巣の奥底でコマンドスが見たのは、大量に貯めこまれたアビサルフィラメントだったのです!」
サッカー部族その他の情報源からは、主要な海賊勢力や犯罪組織がアビサルフィラメントを手にしたとの情報が寄せられている。フィラメントが急速に拡散した結果、星間マーケットでも盛んに取引が行われるようになり、早くもアビスからトリグラヴィアン艦や装備の設計図を持ちだした探検家がいるようだ。
レト・グロリアクスは引き続きサッカー部族に同行し、新たな展開があれば続報にてお知らせする。