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2018年
12月9日

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い
2018-12-06 – By The EVE Dev Team

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い-1

この開発者ブログについて議論したい方は、公式フォーラムの総合感想スレッドをお気軽にご利用ください。

喧嘩っ早いカプセラ諸君、ご機嫌よう! そして開発者ブログへようこそ! 今日は今月実装される戦争システムの重要な変更についてお話しします。

戦争システムはサービス開始当初からEVEの日常の一部でした。が、プレイヤー同士のエキサイティングな戦いを生むために十分機能しているとは言い難く、私たちは大幅な改修の余地があると確信しています。開発チームはこれから数ヶ月、数回のリリースにまたがる戦争システム改修プロジェクトに着手しており、その最初の変更が12月11日に実装されます。

私たちは戦争システムの変更についてCSMと議論を重ね、EVEコミュニティ全体から議論とフィードバックを得るべく、10月のEVEベガスで変更計画を発表しました。これまでフィードバックを寄せてくれたすべてのプレイヤーに感謝します。皆さんのおかげで変更内容をより洗練されたものにすることができました。

最初の変更は正式な宣戦布告に対してプレイヤーがどのような立場をとるか、より大きな裁量権を与えることを目的としています。私たちが思うに、プレイヤーが利益や結果を考慮し、情報にもとづいて決断を下す行為は、EVEにおける最高のプレイ体験の一つです。NPCコーポレーションへ退避したり、戦争が終わるまでプレイしないのが最適な選択肢になるようなゲームシステムは、なるべく避けたいとも思っています。

現在の戦争システムでは実戦を伴わない戦争があまりに多いので、私たちは戦争システムを改修するにあたり、戦争がプレイヤーに価値あるものを提供するようにしたいと考えています。

戦争参加者に実際的なリスク&リターンを設定し、戦争が適切に奨励されることを長期的な目標として、私たちは12月以降も戦争システムを改修していきます。

12月リリースの変更では、コーポレーションとアライアンスを対象にした戦争適格性(war eligibility)という概念を導入します。もしコーポレーションとアライアンスが戦争当事者として適格であれば、彼らは宣戦布告する、あるいは宣戦布告されることができ、既存の戦争の防衛側に同盟者として参戦できます。もしコーポレーションとアライアンスが戦争当事者として適格でなければ、彼らは宣戦布告できず、宣戦布告されることもありません。

戦争適格性はストラクチャを所有しているかどうかによって判断されます。コーポレーションとアライアンスがEVE Onlineのどこかに1つでもストラクチャを所有していれば、彼らは戦争適格です。今のところ、適格性を判断する上でストラクチャの所在地は影響しません。

戦争適格性の判断基準になるストラクチャは次のとおりです。

・すべてのアップウェルストラクチャ(FLEXストラクチャも含む)
・スターベースコントロールタワー
・プレイヤー所有の税関
・領有権ストラクチャ(領域管理用拠点と領域支配用ユニット)

アライアンス内の少なくとも1つのコーポレーションがストラクチャを所有していれば、アライアンス全体が戦争適格であると見なされます。

コーポレーションとアライアンスの戦争適格性は情報ウィンドウから確認できます。適格性が変化した場合、通知システムを通じてメンバーへ周知されます。

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い-2

コーポレーションとアライアンスにとって最初のストラクチャを設置する場合、プレイヤーはそのストラクチャが戦争適格性に影響する旨を警告されます。

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い-3

先述したように、宣戦布告する、宣戦布告される、既存の戦争に同盟者として参戦する場合、戦争適格でなければなりません。もし戦争中に攻撃者か防衛者が最後のストラクチャを破壊されるか、あるいは回収された場合、その戦争は24時間後に終了します。もし開戦前の24時間の準備時間中にストラクチャが破壊され、攻撃者か防衛者が戦争不適格になった場合、戦争は開戦から24時間後に終了します。つまり、開戦してから24時間だけ合法的戦闘が可能になります。

2つの組織が相互に宣戦布告している場合、一方または両方の陣営がすべてのストラクチャを失ったとしても、宣戦布告が双方向であるかぎり戦争は継続します。

12月リリース実装当日、すべての既存の戦争は参加者の戦争適格性を自動的に反映し、その結果に応じて処理されます。攻撃者か防衛者が戦争不適格だった場合、24時間の戦争終了カウントダウンが始まり、戦争は12月12日に終了します。

12月リリースでは戦争適格性に関連した変更がもう一つあり、コーポレーションはストラクチャ移譲を受け付けるかどうか切り替えられるようになります。これはコーポレーションにとって普通に便利な機能ですが、戦争適格性が導入されることを考えると、極めて重要な意味を持っています。この機能を使えば、ストラクチャ移譲によって意図せぬ戦争適格状態をもたらす戦術を阻止できるからです。

この機能はCEOかディレクターがコーポレーションの各種設定ページで設定でき、即座に効果を発揮します。

戦争システムの変更…ホリデーシーズンの戦い-4

ストラクチャ移譲を拒否するよう設定している場合、コーポレーションへアップウェルストラクチャや税関を移譲しようとしても自動的に拒否されます。ただし、アライアンス内のコーポレーション間で領有権ストラクチャを移譲するときは、この設定の影響を受けません。

12月リリース実装当日、すべてのコーポレーションは「ストラクチャ移譲を拒否する」状態でデフォルト設定されます。

開発者ブログをお読みいただきありがとうございました。戦争システムの変更についてどう思うか、ぜひご意見、ご感想をお聞かせください! 今回の記事で説明した内容は12月11日の12月リリースで実装されるので、私たちは戦争システムの使われ方がどのように変化するか見守っていくつもりです。繰り返しますが、これは戦争システム改修プロジェクトの始まりに過ぎません。コミュニティの議論とフィードバックを得るため、他のコンセプトも近いうちに公開します。

皆さんがゲーム内で良き戦争を戦い、ゲーム外では平和なホリデーシーズンを過ごしますように!

2018年
12月8日

ガレンテとミンマターがアマーへ制裁措置 「カハーの虐殺に対する不十分な対応」

ガレンテとミンマターがアマーへ制裁措置 「カハーの虐殺に対する不十分な対応」
2018-11-26 21:55 スコープ、リナ・アンバー

マター、グランド・キャラバンサライ発-ガレンテ・ミンマター両政府は、カハー問題に対するアマーの対応が不十分だったとして、経済制裁を承認した。ミンマターでは制裁案が2週間前に作成されたが、今朝のジャッカス・ローデン大統領によるガレンテ側制裁案への署名に合わせ、今日になってから部族会議が発表した。

サンマター・マレアツ・シャコールは部族会議の決定を伝える声明において、次のように述べている。
「帝国は『鎮撫』という名分を掲げ、長きにわたって人々を無慈悲に扱い、虐殺してきた。これは文明国が行うことではない。帝国がその蛮習を改めるまで、我々はかの国が他国と正常な経済関係を築こうとする行為を認めない」

ミンマターが対アマー貿易の喪失にどう対処するか尋ねられると、シャコールは次のように答えた。
「ミンマターは既に復活を遂げている。対アマー貿易を失ったとて、投資家や国内のミンマター企業には新たな道が開かれるだけだ。そもそも、我が国の経済において対アマー貿易が大きな存在であったことなど一度もない。アマーは我々がアマーを必要としているのだと信じさせたがっているが、事実は違う。我々はアマーを必要としないし、必要としたこともない」

制裁は特定のアマー・クーニッドの当局者と貴族を対象としており、資産凍結と渡航制限を課すことでガレンテ・ミンマター資本との接触を防ごうとしている。数百人の貴族と実業家が影響を受けるが、その中でも最も高位の人物はタッシュムーコン家当主のタニル・タッシュムーコンだ。他にはゾアー&サンズ社のアーダマド・ゾアーCEO、クーニッド運輸の役員イサン・アンミール、タッシュムーコン系銀行ダーリアン・コジャフィのトハ・コジャフィ、カハー問題に関与したアラル・チャーケイドとソシャン・ファエズも対象者となっている。

制裁の影響は多くのアマー・クーニッド企業にまで及び、ガレンテ領とミンマター領の惑星、衛星、入植地でのビジネスが制限される。影響を受ける企業にはカータム・コングロマリット、インペリアルアーマメンツ社、インヘーレントインプラント社、ゾアー&サンズ社、ダーリアン・コジャフィ銀行、ナーチュラ社、そして衣料品小売企業のエターニティデザイン社が含まれている。

クーニッドイノベーション社、クーニッド運輸、クーニッド工業、ロイヤルアマルガメイテッド社、王立クーニッド銀行など、主要なクーニッド企業も制裁対象だが、ロイヤルアマルガメイテッド社以外はガレンテ・ミンマター市場との経済関係はかなり小さい。なお、カハー鎮撫作戦に参加したロイヤルウーランやアスバラ騎士団も対象リストに含まれていた。

アマー・クーニッドの星間貿易の大部分はカルダリが相手だ。とはいえ、多くの貴族と企業がガレンテ・ミンマター市場でビジネスを行っており、特に繊維、サイバーウェア、兵器産業は主力分野となっている。ただし、アマーが保護主義的な経済政策をとっていることに加え、奴隷労働へ依存しているため、貿易成長は限定的である。ガレンテとミンマターは奴隷労働に頼って生産された商品は忌避しているからだ。

クーニッドが制裁によってどの程度の影響を受けるかは不明だ。対カルダリ貿易はYC108年から111年にかけて不調だったが、カルダリ経済の回復やタッシュムーコン家との新たな貿易協定により、クーニッド経済は立ち直りを見せている。しかし、対外貿易へ依存する経済構造のおかげで、クーニッド経済は依然として脆弱さを捨てきれていない。

ガレンテとミンマターはライダイ社やカーラキオタ社のような、クーニッドと関係の深いカルダリ企業にも制裁をちらつかせているものの、カルダリとの関係がさらに悪化することは避けたいと考えているようだ。ジャッカス・ローデン大統領は制裁案に署名したのち、記者会見で「圧力をかけるための他の選択肢も検討している」と述べるに留めた。

ガレンテとミンマターが制裁措置を発表すると、女帝カティズ1世は枢密院の特別会合を招集して対応策を議論した。皇宮担当特派員によれば、サルム家当主アラハ・サルム率いる審問法廷がカハー星系へ赴く準備を進めていたものの、今回の制裁措置により一時中断状態になっている。

2018年
12月8日

M-N7WD-3で不調機械が暴走

M-N7WD-3で不調機械が暴走
2018-11-28 18:18 スコープ、レト・グロリアクス

カース、M-N7WD-3発-エンジェルカルテル傘下の惑星防衛隊は今日、M-N7WD-3で「ローグドローンによるものと思われる攻撃を撃退」し、勝利を祝っている。

現地のサルベーションエンジェルズ関係者がスコープに語った話によれば、彼らはこれを新種のローグスウォームだと考えており、トリグラヴィアン・コレクティブがローグドローンを差し向けたのではないかと疑う意見さえあった。しかし、「レト・グロリアクスのギャラクティック・アワー」がさらに調査したところ、さらに奇妙な事実が明らかになった。

M-N7WD-3、ハードスクラブル地区の住民がGalNetへ投稿した画像を見るかぎり、防衛隊が「ローグドローン」と呼んだ存在は、実際にはヒャショーダ社モデル373自動コンバインハーベスターだった。目撃者の証言によると、コンバインは小さな農村の重機販売店へ整備のために預けられていたが、突然ガレージを破って発進し、村の中心へまっすぐ突き進んだのだという。

極めて頑丈なコンバインは荒れ狂って暴れまわり、現地のエンジェルカルテル部隊が駆けつけるまでのあいだに、いくつかの建物へ大きな被害を与えた。最後は制御コアへロケット推進式の対装甲プラズマ弾を撃ちこまれ、コンバインはようやく活動を停止した。

コンバインの残骸は焼け焦げ、歪み、溶けた状態だったが、GalNet上の画像はヒャショーダ社モデル373のシリアルナンバーを複数箇所に捉えていた。購入報告書によれば、このコンバインは当初はレンズ3のイフモアノポリスへ出荷されたものの、輸送中に行方不明になったものだった。イフモアノポリス農業部のルーレン・ベア副部長に取材したところ、ベア副部長は自身がハードスクラブルの騒ぎに一役買ったことを認めた。

「ええ、コンバインを暴走させたのは私ですよ。モデル373のチェック作業をしていたら、あの車両がネットワークに接続してきたのを見つけましてね。ソフトウェアのアップデートか何かをしたがっていたので、自動帰還命令を送ってやりました。エンジェルの馬鹿どもが何人か轢かれてればいいんですが」

エンジェルカルテルはこの事実についてコメントすることを拒否した。ヒャショーダ社は、無提携の整備施設による改造、爆発物への意図せぬ暴露、適切な輸出入ライセンス制度のない地域への違法輸出を挙げ、今回の一件では自社製品に適用されるいかなる保証も無効であると指摘した。

2018年
11月21日

イシュコネ社とヒャショーダ社がノゴエイハヴィ社とCBD社の密輸疑惑を告発

イシュコネ社とヒャショーダ社がノゴエイハヴィ社とCBD社の密輸疑惑を告発
2018-11-15 19:10 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ニューカルダリ発-イシュコネ社とヒャショーダ社は、ノゴエイハヴィ社とCBD社の密輸行為に関する1年間の共同調査の結果をカルダリ企業裁判所へ提出した。イシュコネ社とヒャショーダ社は企業間法廷が事件を審議するよう求めており、ノゴエイハヴィ社とCBD社には何らかの懲罰が課される可能性がある。

YC119年に代表取締委員会がガレンテ・カルダリ国境を一部封鎖した際、カルダリ巨大企業と子会社、およびその取引相手は貿易活動を制限されたが、ノゴエイハヴィ社とCBD社は非合法な手段を使って商品や人員を運んだ疑いが持たれている。この疑惑は目撃証言や積荷目録、内部告発によって裏付けられているが、最大の証拠はシンジケート・リージョンに籍を持つ輸出入企業、アマグク・フレイト・ソリューションズから取得された記録だ。イシュコネ社とヒャショーダ社はアマグク社が密輸行為の隠れ蓑だったと訴えている。

アマグク・フレイト・ソリューションズの所在地はMXYS-8-4第1衛星軌道上インタキシンジケートステーションだとされているが、実際に住所を確認したところ、現地ではインタキのテイクアウトレストランが営業していた。フリージャーナリストによれば、レストランはプロテイン・デリカシーズを揚げたものを「ロングリム卵の天ぷら」として売っており、アマグク社が虚偽の住所を使用している疑惑は事実であるとのことだ。

内部告発者の証言によると、サーペンティス社とガリスタス海賊団がアマグク社を共同運営し、ガレンテ・カルダリ両国をターゲットにした違法取引に使っていたという。アマグク社はノゴエイハヴィ社・CBD社との密約に関係ない犯罪行為にも利用され、サーペンティス社とガリスタス海賊団が自分たちの商品を運ぶ上でおおいに役立ったようだ。

イシュコネ社とヒャショーダ社は、ノゴエイハヴィ社とCBD社がこの密輸ルートを使ってガレンテ市場に直接アクセスし、自社の贅沢品を輸出するとともに、少量だが高価な原材料を輸入していたと断罪。他社がアマー経由ルートやアマー市場を利用することで大幅なコスト増加を余儀なくされていたにもかかわらず、その負担を回避したと非難している。

ニューカルダリプライムで保安関係者の会合に出席していたウィルコミ警備会社のウバス・ノマは、取材に対して次のようにコメントした。
「カーラキオタ、ライダイ、スクーベスタは国境封鎖を支持しましたが、それは誰もが平等に不利益を負うと信じたからでしょう。しかし、ノゴエイハヴィとCBDはたった一つの抜け穴を通るだけで、何十億iskもの費用を節約できたようですね。我が社が独自に集めた証拠から考えるかぎり、明らかになっていない密輸ルートはまだまだ存在しますよ」

ノマはイシュコネ、ヒャショーダ、ウィルコミ各社のステーションで密輸行為の痕跡が見つかったと述べ、三社は調査結果を取りまとめる方向で協議中だと語った。彼女はコメントをこのような言葉で締めくくっている。
「国境封鎖を解除するとき、最も強硬に反対したのがノゴエイハヴィとCBDだったのは覚えておいて損はないです」

密輸疑惑について犯罪組織からもコメントが寄せられている。特に、疑惑をあっさりと認めてしまったガリスタス海賊団のパイロット、「パンチィ」パノラ・パータマは注目に値するだろう。
「もち、CBDとNOHのために密輸してあげたよ。カティズちゃんと神様愛好家のために運んであげたっていい。ていうか、払うもん払ってくれるなら誰の仕事でも引き受けるよ。あたし達は差別主義者じゃないし、料金設定もカスタマーサービスも最高だからね。そう思わない奴はくたばっちまえ!」

2018年
11月19日

ジダレズ王妃がカハー鎮撫作戦の成功を主張 「国外勢力による犠牲者数の誇張」を非難

ジダレズ王妃がカハー鎮撫作戦の成功を主張 「国外勢力による犠牲者数の誇張」を非難
2018-11-14 20:48 スコープ、リナ・アンバー

クーニッドプライム発-今日、ジダレズ王妃はダークアマーニュースのインタビューに応じ、カハー星系の鎮撫作戦が成功を収めたと主張した。カハー星系がデスグロー麻薬で襲撃され、奴隷の反乱が発生して以来、王妃が公の場に姿を現すのはこれが初めてだ。負傷からかなり回復した様子のジダレズ王妃は、カハー3で化学兵器テロに遭遇した際の経験を語った。

カハー問題について質問されたジダレズ王妃は、クーニッド軍が「残存していた反乱勢力の拠点をすべて制圧」したので、「もはや重大な脅威は存在しない」と主張した。さらに王妃は、今なおカハー星系で戦っているクーニッド軍兵士や、カハー鎮撫遠征軍総司令官のソシャン・ファエズ元帥に感謝の意を表し、第7サイバー騎士団「アスバラ」、第19ロイヤルウーラン部隊の戦功を強調。親クーニッド派カプセラが「王国防衛のために素晴らしい働きを見せた」とも述べた。

「地上部隊の兵士たちは専門的技能と巧みな計画のもと、鎮撫作戦を遂行しました。国外の扇動者たちはこの状況から利益を得ようとして大げさなことを言っていますが、惑星上の犠牲者は最低限の数に抑えられています。せいぜい30万人。もっと少ないかもしれません。マブネン事件より少し多いですが、今回はブラッドレイダーが一度に複数の惑星を攻撃したことは覚えておいてほしいですね。それに、敵の新兵器は以前にも増して強力で、我々の労働力にとって致命的な威力をもっていたのです」
マブネン1はアマー帝国のスローンワールズ・コンステレーションに存在し、YC107年にブラッドレイダーが今回と同じような攻撃を仕掛けた惑星だ。このときは暴動と鎮圧行為によって10万人が犠牲になったと推計されている。

ジダレズ王妃がカハー鎮撫作戦の成功を主張 「国外勢力による犠牲者数の誇張」を非難-1
カハー3 [画像提供: ARCスタジオ]

スコープはジダレズ王妃が主張している犠牲者数を確認できていない。クーニッド王国は奴隷の総数について秘密主義を貫いているが、管理がいい加減な実態を隠しているだけだと指摘されており、カハー問題でも実状の把握や犠牲者数の推計を難しくする原因となっている。シスターズ・オブ・イブやケイル大学のような第三者機関はジダレズ王妃よりはるかに多くの被害を示唆し、200万から900万程度が犠牲になったのではないかと見ている。なお、この推計はカハー星系全体を対象とし、奴隷と自由民の両方を含んでいる。

ミンマターのインナーサークル代表、ケイタン・ユンは、反乱軍は化学兵器の影響ではなく自由を求めて戦ったのだと訴えている。ジダレズ王妃はこの主張を一蹴した。
「王国の民は献身的かつ平和的な精神の持ち主です。カハーの労働者が反乱のチャンスを待っていた訳がありません」

ジダレズ王妃やダークアマーニュース、アマー公共ニュースのような帝国系メディアは勝利を伝えているが、カハー星系からは散発的な戦闘が続いているとの情報が入っている。カハー3反乱勢力の残党はカハー解放軍を名乗り、鎮撫作戦に参加していた義勇部隊の脱走兵も、数は多くないものの解放軍に合流。惑星各地でゲリラ的な攻撃を繰り返している模様だ。

クーニッド3世は反乱について正式なコメントを発表していないが、女帝カティズ1世とアマーのインナーサークル代表、サーダン・ゼル・クオシュ元帥へ定期的に連絡をとっているようだ。他の五皇家も反応していないものの、ジダレズ王妃の発言について情報を整理している最中だと噂されている。

ただし、カハー星系その他の化学兵器テロについてコメントしたアマー貴族はジダレズ王妃だけではない。多くのアマー貴族が声明を発表し、ブラッドレイダーが関わった暴力行為を非難している。特にカドール、タッシュムーコン、サルム領では、一部の貴族がクーニッド王国とその対応への支持を宣言した。その一方で、アーディシャパー家やコルアゾール家につらなる貴族からは、対応が不必要なまでに残酷だと批判する声があがっている。

2018年
11月17日

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!
2018-11-07 – By THe EVE Dev Team

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!-1

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デッドスペースを探検するカプセラ諸君、ご機嫌よう!

「Onslaught」エクスパンションが1週間後に迫っています。この開発者ブログではアビサル・デッドスペースの新コンテンツと、その楽しみ方をお話しします。

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!-2

この冬、4隻の新型艦が登場します。11月13日の「Onslaught」でドレカヴァク級(Drekavac)巡洋戦艦とキキーモラ級(Kikimora)駆逐艦が、さらに1ヶ月後の12月リリースではロディヴァ級(Rodiva)巡洋艦とザルマズド級(Zarmazd)支援型巡洋艦が実装されます。新型艦のブループリントはアビサル・デッドスペースのあらゆる場所でドロップする可能性があります。最初に手に入れるのはあなたかもしれませんよ!

ドレカヴァクとキキーモラはどちらも非常に強力な船です。ボーナスとスロットレイアウトを見てみましょう。

スキルレベル(プレカーサー駆逐艦)ごとのボーナス:
・ライトエントロピックディスインテグレーターのダメージ +25%
・ライトエントロピックディスインテグレーターの射程距離 +20%

艦船ボーナス:
・リモートアーマーリペアラの射程範囲が100%拡大
・リモートアーマーリペアラのキャパシタ消費量が50%減少
・スマートボムのキャパシタ消費量が50%減少
・エネルギーニュートラライザーのキャパシタ消費量が50%減少
・ライトエントロピックディスインテグレーターの射程距離 +50%

スロットレイアウト:
・ハイスロット 2
・ミドルスロット 3
・ロースロット 4

スキルレベル(プレカーサー巡洋戦艦)ごとのボーナス:
・ヘビーエントロピックディスインテグレーターのダメージ +10%
・アーマーレジスタンス値 +4%

艦船ボーナス:
・コマンドバーストモジュールを使用可能
・ヘビーエントロピックディスインテグレーターの射程距離 +50%
・リモートアーマーリペアラの射程範囲が100%拡大
・リモートアーマーリペアラのキャパシタ消費量が50%減少
・スマートボムのキャパシタ消費量が50%減少
・エネルギーニュートラライザーのキャパシタ消費量が50%減少

スロットレイアウト:
・ハイスロット 4
・ミドルスロット 4
・ロースロット 7

詳しい性能値はパッチノート、Singularityサーバー、あるいは来週になってからゲーム内でご確認ください。

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!-3

◆アビサル・デッドスペースCo-op

アビサル・デッドスペースの新コンテンツでも最もエキサイティングな部分です。最大3隻のフリゲートフリートがアビスに進入できるようになり、内部では激しい攻撃にさらされますが、それだけ報酬も豪華になっています。

フリートでアビサル・デッドスペースに進入する方法は簡単です。同じタイプのフィラメント3個をカーゴホールド内で起動すれば、トレースが生成されます。フリートの他メンバーもそのトレースを使い、あらゆるフリゲートでアビスへ進入できます。タイマーは最初のプレイヤーが進入したタイミングで始まるので連携が重要です! なお、誰もトレースを使用しなかった場合は30分で崩壊します。

皆さんがSingularityサーバーでテストに協力してくれたことに感謝します。同時に、Co-opプレイについて肯定的な評価をいただけたことをとても嬉しく思います。3倍の報酬とその他のメリットにより、Tranquilityサーバーでも多くのプレイヤーがアビス攻略フリートで出かけてくれることを願います。

「Onslaught」エクスパンション実装後は、1人でアビサル・デッドスペースを攻略しながらトリグラヴィアン実証用コンジット(Triglavian Proving Conduit)を探してみてください。このゲートはトリグラヴィアンストラクチャによって囲まれたトリグラヴィアン分岐的保管庫(Triglavian Cladistic Cache)へつながっています。あなたの船がストラクチャの近くに留まり続けると、最終的に保管庫を破壊して中身を回収できるようになります。しかし、そう簡単にはいきません。この空間は同時に複数のアビサル・デッドスペースへつながるため、他の誰かと戦利品をめぐって決闘することになる可能性もあります。そうなった場合、空間に入る者は2人、生きて出る者は1人です。

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!-4

このコンテンツはアビサルPvPの最初の一歩とも言うべき内容です。参加できるのは巡洋艦1隻でアビスを攻略している時だけですし、出現するのはTier3、4、5のみです。決闘するプレイヤーの組み合わせや報酬の内容は、やって来たアビスの種類とは関係ありません。分岐的保管庫からは常にTier5の報酬が手に入り、兵器強化モジュール用の新種ミュータプラスミドも獲得できます。

私たちはEVEベガスで「Onslaught」エクスパンションに新種ミュータプラスミドを含むと予告していました。私たちは次の兵器強化モジュールについて、崩壊状態(Decayed)、繁殖状態(Gravid)、不安定状態(Unstable)のミュータプラスミドを導入します。

・磁場制御機
・放熱機
・回転制御機
・エントロピック放射線シンク
・弾道制御装置

ドローンダメージ増幅器とエントロピックディスインテグレーターに関しては、ミュータプラスミド追加による影響を検討中ですのでもう少しお待ちください。計画が固まったらお知らせします。

新種ミュータプラスミドはアビスのどこでも見つけられますが、もちろん奥深く進めば進むほど高品質なものが期待できます。リスクとリターンを天秤にかけ、それに見合う価値があると判断するなら、PvPポケットの分岐的保管庫が最も期待できる入手先かもしれません。

アビサル・オンスロート…アビスに新コンテンツ登場!-5

大きな経済的影響を与える存在、トリグラヴィアン資源採取施設(Triglavian Extractors)をアビサル・デッドスペースに導入します。

これはアビサル・デッドスペースの到るところで見つかる資源採取施設です。多少の時間と引き換えに施設を破壊し、結晶質アイソゲン10(Crystalline Isogen-10)、ゼロポイント凝縮液(Zero-point Condensate)、トリグラヴィアン調査データ(Triglavian Survey Data)を回収できます。手早いアビス攻略者にとっては魅力的な攻撃目標になるでしょうし、産出資源量が増加することでトリグラヴィアン艦の価格引き下げにも貢献するだろうと思います。

アビサル・デッドスペースに関する諸々の変更に加えて、「Onslaught」エクスパンションでは他にも色々なバランス調整が行われます。

支援型主力艦は提案・フィードバック・改良を繰り返した結果、ついにこのスレッドにあるようなバランス調整を受けることになりました。最も重要なのは、キャピタル補助シールドブースターが1隻につき1個までに制限される点です。可能ならアップデート前に装備を変えておいたほうがいいでしょう!

ECMシステムについてもECMモジュールの変更に続き、ECM艦のシグネチャ半径とフィッティング性能を強化します。詳細はこちらのスレッドからどうぞ。

今のところはこれで全部です! あなたがフリゲートフリートに加わっているか、それとも決闘相手からオートキャノンの猛射撃を浴びているかは予想できませんが、「Onslaught」エクスパンション後のアビスで会いましょう。

幸運を!

2018年
11月17日

謎のトリグラヴィアンGalNetワームがアビサルフィラメントをフリゲート向きに再構築

謎のトリグラヴィアンGalNetワームがアビサルフィラメントをフリゲート向きに再構成
2018-11-13 11:01 スコープ、レト・グロリアクス

ジェネシス、ユーライ発-通商保護委員会は、トリグラヴィアン・コレクティブから生まれた活発な情報ワームがGalNet液体ルータ上で活動していると報告した。ワームはトリグラヴィアンのフィラメント技術に作用し、フィラメントがフリゲートサイズの艦船に対して機能するよう再構築するのが目的だと考えられている。

通商保護委員会の関係者によれば、この自己複製・自己伝播型の情報ワームは、自らを「異常な速度」で液体ルータネットワーク全体に拡散させている。ある情報戦担当者は次のように話した。
「我々にはこのワームを止められない。こいつは数千光年のルータ網の隅々にまで広がっているんだ。こんなに尾の長いワームは今まで存在したことがなかったと思うね」

ワームが急激に拡散する一方で、情報セキュリティの専門家たちは構成コードと保有情報の解析を行った。解析は真空空間かつ非エンタングル状態の「ブラックボックス化」されたコンピューティング環境で行われた。その結果、SCCのアナリストはワームの脅威度が低いと判断し、GalNetシステムやSCCマーケットネットワーク、その他のコンピュータや情報ネットワークの通常機能に害を及ぼすことはないだろうと評価している。

謎のトリグラヴィアンGalNetワームがアビサルフィラメントをフリゲート向きに再構築-1
アビサル・デッドスペースに浮かぶトリグラヴィアンのダマヴィク級

トリグラヴィアン由来のワームにより、少数のフリゲートがアビサル・デッドスペースに進入することが可能になったが、トリグラヴィアンが何を目的としているのかは不明だ。トリグラヴィアンがドリフターと戦い続けているという証言は多く、一部の人々は彼らが対ドリフター戦の盟友を求めているのではないかと推測している。他の意見としては、トリグラヴィアン文化は儀式的要素を重視しており、剣闘士的な戦闘が「支配階級」にとって重要な目的を持つのだと考える儀式説もでている。

さらに別の仮説は、トリグラヴィアンがニューエデンの艦船を故意にアビサル領域へ誘いこみ、技術サンプルや情報、バイオマスなどを収集しているのだと訴えている。真実がどうであれ、今やアビサル・デッドスペースは最大3隻のフリゲートが進入できるようになり、この神秘的な世界を共同調査することが可能になった。

2018年
11月13日

到来! ナビゲーションストラクチャ

到来! ナビゲーションストラクチャ
2018-11-06 – By The EVE Dev Team

到来! ナビゲーションストラクチャ-1

この開発者ブログについて議論したい方は、公式フォーラムの総合感想スレッドをお気軽にご利用ください。

旅慣れたカプセラ諸君、ご機嫌よう!

この開発者ブログでは、EVE Onlineの冬季エクスパンションで登場するナビゲーションストラクチャをご説明します。

大いに期待されてきたこのストラクチャにより、各アライアンスは勢力圏内に強力な交通インフラを整備できるようになります。今回実装されるストラクチャ3種は、初めて登場するアップウェルFLEXストラクチャでもあり、既存のアップウェルストラクチャより容易に建設・破壊することができます。

私たちはファンフェス2015でストラクチャに関する長期計画を披露し、その結果としてアップウェルストラクチャが生まれました。ナビゲーションストラクチャについても、当時からコミュニティと議論を重ねてきました。

最初のプレゼンではストラクチャの将来的な役割について予告しましたが、「商業ハブ拠点」はシタデル、「組み立て施設」と「研究所」はエンジニアリングコンプレックス、「採掘プラットフォーム」はリファイナリー、そして「スターゲート」はナビゲーションストラクチャとして実現しています。

この3年で当初の計画は色々と変化しましたが、プレイヤーが交通メカニズムに影響を与えられるような、強力な新ストラクチャを実装するという基本目標は変わっていません。

「Onslaught」エクスパンションでは3種類のナビゲーションストラクチャが登場し、それぞれのストラクチャは船の移動に関連する特殊な役割を担っています。ナビゲーションストラクチャはこれまでスターベースが果たしていた機能をアップグレードし、新しくて使いやすいアップウェル技術に置き換えるのです。ちなみに、スターベースは「Onslaught」実装と同じ週に14歳の誕生日を迎えます。

私たちはナビゲーションストラクチャにいくつかの目標を設定しています。

・現在のジャンプブリッジ、サイノビーコン、サイノジャマーの機能を、より設置しやすく、使いやすく、理解しやすい新ストラクチャで代替する
・所有者がサービスへのアクセス権限を細かく制御できるようにする
・攻撃者に敵のインフラを妨害する方法を与える

一般に言って、ナビゲーションストラクチャが持つ能力は、置き換えられるスターベースストラクチャのそれより強力で、よりカスタマイズしやすくなっています。しかし、攻撃に対してはかなり脆弱です。

この開発者ブログではナビゲーションストラクチャに関するいくつかの領域を扱います。記事の内容で皆さんの疑問が解決すれば幸いです。ぜひSingularityサーバーでナビゲーションストラクチャを体験して、フォーラムのスレッドから感想を聞かせてください!

到来! ナビゲーションストラクチャ-2

アップウェルストラクチャはカプセラ向けの汎用インフラとして、極めて効率的な道具です。多くの艦船を収容しながら、様々なサービスモジュールを装備し、数千ものプレイヤーに拠点を提供することができます。

しかし、すべてのストラクチャがシタデルやエンジニアリングコンプレックス、リファイナリーのように汎用的である必要はありません。汎用性と防御能力では劣るものの、簡単に建設でき、かなり特殊な役割を持つストラクチャ。アップウェルはそういうものが必要とされていることも感じていました。そこで開発されたのが、最初から特定のサービスモジュールが組みこまれ、迅速に設置することのできるロジスティクス急速拡張(Fast Logistical EXpansion)商品、略してFLEXです。

FLEXストラクチャは通常のアップウェルストラクチャとは異なる特徴を数多く備えています。

・非常に迅速に展開できます。FLEXストラクチャの設置・起動に要する時間は、従来のアップウェルストラクチャの3%です。
・FLEXストラクチャは他のアップウェルストラクチャの近くに設置できます。今回実装されるストラクチャの最小間隔距離は150kmと200kmです。
・容易に破壊されます。全力稼働モードでもリーンフォースは短い1回のみで、省力稼働モードではリーンフォースに移行しません。
・最初からサービスモジュールが組みこまれており、他のモジュールやリグを装備するためのスロットはありません。
・標準的な港湾施設は有していないので、パイロットは艦船に乗るように宇宙空間から直接乗りこみ、サービスモジュールを制御できます。
・アップウェル貨物保管システムを通じて、すべてのパイロットが燃料を投入できます。
・今回実装されるストラクチャは、武装、資産保護システム、テザリング能力を持ちません。

FLEXストラクチャの物理的サイズと価格帯は様々になる予定ですが、今回実装されるストラクチャは中型アップウェルストラクチャよりわずかに小さく、ほんの少し高価になります。

冬季エクスパンションで実装されるナビゲーションストラクチャは、一般公開される最初のFLEXストラクチャです。アップウェルはFLEXストラクチャ技術がどんな用途に使えるか調査しており、カプセラ向けのプロパガンダストラクチャや前線基地を検討しています。

従来のアップウェルストラクチャと新しいFLEXストラクチャの最も大きな違いは、設置するとき、攻撃を受けたとき、破壊されるときの各種サイクルです。これはストラクチャの所有者と攻撃者にとって本当に重要なことですので、今までとはどう異なるのか、しっかり説明しておきたいと思います。

ナビゲーションストラクチャを宇宙空間に設置する基本プロセスは、重要な違いが多少あるものの、従来のアップウェルストラクチャを設置したことのある方にとっては慣れたものです。

1つ目の重要な違いは、ナビゲーションストラクチャは他のアップウェルストラクチャのすぐ近くに設置できること。サイノビーコンとジャンプゲートは最寄りのアップウェルストラクチャから200km、サイノジャマーは150km離れていれば設置条件をクリアできます。

今回実装されるストラクチャは、機能するために領域管理用拠点のアップグレードを必要とします。そのため、もし適切なアップグレードがインストールされていない星系(あるいはプレイヤー制御型の領域管理用拠点を持てない星系)で設置しようとすると、実行する前に警告メッセージが表示されます。

ナビゲーションストラクチャは、それぞれのストラクチャに星系ごとの上限数(サイノビーコンとジャンプゲートは1個、サイノジャマーは3個)が設定されています。上限数に達した場合、既存ストラクチャを係留解除するか破壊するまでは、新しいストラクチャを設置できなくなります。

ナビゲーションストラクチャを設置しようとすると、通常のアップウェルストラクチャと同じく、名前とプロファイルを選択するよう求められます。ただし、リーンフォース日は尋ねられず、リーンフォース時間だけ設定することになります。FLEXストラクチャに曜日は関係なく、問題となるのは時間帯のみです。このリーンフォースシステムについては後で改めて説明します。

FLEXストラクチャの設置時間は通常のアップウェルストラクチャと最も異なる点の一つです。設置時間は非常に短く(今回実装されるストラクチャは45分)、攻撃に対して脆弱状態になります。

通常のアップウェルストラクチャと同じく、他のアライアンスが領有する星系では設置時間が長引き、戦略指数に応じて延長されます。つまり、領有権を持つアライアンスに所属してないコーポレーションがナビゲーションストラクチャを設置しようとすると、1レベルにつき90分が追加され、レベル5では4.5時間が追加されます。

設置済かつダメージを受けていないナビゲーションストラクチャを所有者が係留解除すると、ストラクチャは回収できます。係留解除には45分かかります。

FLEXストラクチャは設置時間だけでなく、リーンフォースシステムも高速化されています。

FLEXストラクチャは通常のアップウェルストラクチャのようにいつでも攻撃でき、リーンフォース時間を調整するためにハッキングすることも可能です。ただし、ナビゲーションストラクチャは武装を持たないので、防衛に際しては友軍艦が出動するか、通常のアップウェルストラクチャが数百km離れた場所から迎撃しなければなりません。

FLEXストラクチャのリーンフォースは全力稼働モードでも1回のみ(アーマーとハルのあいだ)で、省力稼働モードでは存在しません。攻撃者はストラクチャのシールドを突破すると、すぐにアーマーを攻撃することができます。もし省力稼働モードでアーマーを突破すれば、そのままハルも攻撃できます。全力稼働モードなら、アーマー突破後に短いリーンフォースサイクルが始まります。

リーンフォースサイクルは防御者が選んだ次のリーンフォース時間まで続きます。「次のリーンフォース時間」とは、リーンフォースモードへ移行してから少なくとも1時間は先のリーンフォース時間のことです。さらに、リーンフォースサイクルの終了時刻は、予定時刻の前後30分間へランダムに移動します。攻撃者がいつ攻撃するかによって、リーンフォースサイクルは0.5時間から25.5時間まで変動するというわけです。

通常のアップウェルストラクチャの最終サイクルと同じように、FLEXストラクチャもリーンフォース中にサービスモジュールがオフラインになります。

以上のようなリーンフォースシステムによって、FLEXストラクチャは通常のアップウェルストラクチャより脆弱な存在となります。これはストラクチャの短い設置時間と特殊な役割にふさわしい状態であろうと思います。

FLEXストラクチャの実装に加えて、「Onslaught」エクスパンションでは攻撃の流れに変更を加えます。これはすべてのアップウェルストラクチャが影響を受ける変化です。

私たちは全力稼働モードのストラクチャはそのままに、省力稼働モードのストラクチャを大きく変更します。

・省力稼働モードのストラクチャをより迅速かつ簡単に破壊できるよう、省力稼働モードにおける実効ヒットポイントを減少させます。
・省力稼働モードのストラクチャを攻撃する際、最初の攻撃で(ヒットポイントが大幅に減少した)アーマーとシールドを突破できるようにします。省力稼働モードでアーマーが消えてしまうよりは自然な流れではないでしょうか。
・「スタンドアップ」積層アーマープレートは、全力稼働モードのストラクチャにのみボーナスを提供するようになります。

先述したとおり、これら3つの変更によって省力稼働モードのストラクチャを破壊するのが迅速かつ簡単になりますが、全力稼働モードのストラクチャは以前とまったく同じ状態に保たれます。

この変更の一環として、通常のアップウェルストラクチャのシールドとアーマーを62.5%減少させ、全力稼働モードで提供されるヒットポイント増加指数を1.5倍から4倍まで引き上げます。つまり、「Onslaught」エクスパンション実装後は、省力稼働モードのストラクチャのシールドとアーマーを従来より25%短い時間で突破できるようになるのです。

今後の攻撃の流れは下記のようになります。

到来! ナビゲーションストラクチャ-3

さらに、ストラクチャがダメージを受けている状態ではサービスモジュールをオンライン化できないようにする予定です。ストラクチャのシールドが突破されていない段階で攻撃を受けていることに気付き、省力稼働モードから全力稼働モードへ切り替える行為は、これで不可能になります。サイノジャマーが原因となって起きる楽しくない展開も防止できるはずです。

さて、ここまではFLEXストラクチャの特徴とアップウェルストラクチャ全般に関する話でした。次は冬季エクスパンションで登場するナビゲーションストラクチャの詳細について見ていきましょう!

到来! ナビゲーションストラクチャ-4

◆「ファロルクス」サイノビーコン

「ファロルクス」サイノビーコン(Pharolux Cyno Beacon)は新しいナビゲーションストラクチャの中で最もシンプルな存在です。アップウェルはこのストラクチャを開発する際、サイノシュラル生成機能とアクセスコントロールリストシステムを連携させることに注力しました。その結果、フリートメンバーのみが対象の艦船用サイノシュラルフィールドジェネレーターや、アライアンスメンバーのみが対象のスターベース用サイノシュラル生成施設とは異なり、ファロルクスは所有者からアクセス権限を付与されたパイロットなら誰でも使用できます。

ファロルクスには「スタンドアップ」サイノシュラル生成装置I(Standup Cynosural Generator I)が最初から組みこまれており、起動するとジャンプ可能なビーコンが生成されます。このサービスモジュールを使用するには、スターベースのサイノシュラル生成施設と同じ領域管理用拠点アップグレードが必要です。サイノが妨害されている星系ではサービスモジュールは起動できず、起動後に妨害されると機能を停止します。

性能:

・星系につき1個まで設置可能
・設置と係留解除にかかる時間は45分
・内蔵された「スタンドアップ」サイノシュラル生成装置Iを起動するには、サイノシュラルナビゲーションのアップグレードが必要
・サービスモジュールは1時間あたり15個の燃料ブロックを消費
・他のアップウェルストラクチャから200km以内には設置不可

・スロットレイアウト: 0H/0M/0L/、0リグ、1サービス
・体積: 4000m3
・省力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 750,000/750,000/3,000,000
・全力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 3,000,000/3,000,000/3,000,000
・レジスタンス値(EM/サーマル/キネティック/エクスプローシブ): 20/20/20/20
・被ダメージ上限: 5000dps

ファロルクスの製造に必要な資源は次のとおりです。

・ストラクチャ建造パーツ 2
・ストラクチャストレージベイ 1
・ストラクチャハンガー施設 1
・ストラクチャ電磁センサー 2
・ストラクチャアクセラレーションコイル 1
・液体オゾン 500000

到来! ナビゲーションストラクチャ-5

◆「テネブレクス」サイノジャマー

アップウェルは自分たちのサイノジャマーを開発するにあたり、ジャマー起動速度の大幅な高速化を目指しました。その努力によって生まれたのが、わずか5分で星系全体のサイノシュラルフィールドを妨害できる「テネブレクス」サイノジャマー(Tenebrex Cyno Jammer)です。

テネブレクスにも設置上限数が設定されているものの、他の2つのナビゲーションストラクチャとは性格が異なります。サービスモジュールを起動できるのは1個だけですが、テネブレクス自体は星系内に3個まで設置できるのです。これは攻撃に対する柔軟性を確保するのが狙いで、星系領有者は最初から予備のテネブレクスを設置しておいてもいいですし、1個目がリーンフォースモードへ移行した後で2個目を設置することもできます。

テネブレクスには「スタンドアップ」サイノシュラルジャマーI(Standup Cynosural Jammer I)が最初から組みこまれており、起動すると星系全体でサイノ生成が妨害されます。このサービスモジュールを使用するには、スターベースのサイノシュラルシステムジャマーと同じ領域管理用拠点アップグレードが必要です。

「スタンドアップ」サイノシュラルジャマーIを起動すると、実際にサイノ生成を妨害するまで準備に5分かかります。時間拡張システム適用下では、この準備時間も影響を受けて延長されます。また、星系のサイノ生成が妨害されているかどうか(非妨害状態、妨害停止状態、妨害状態)は、画面左上の領有権情報パネルからはっきり確認できます。インカージョンによってサイノが使用できなくなった場合も、同じ場所にその旨が表示されます。

到来! ナビゲーションストラクチャ-6

テネブレクスが作動すると、サイノシュラルシステムジャマーと同じ効果を発揮し、星系内で新しいサイノシュラルビーコンを生成することができなくなります(潜伏用サイノフィールドビーコンは影響を受けません)。星系内にサイノビーコンストラクチャが存在する場合は、その機能を停止させます。

性能:

・星系につき3個まで設置可能
・星系につき1個までサービスモジュール起動可能
・設置と係留解除にかかる時間は45分
・内蔵された「スタンドアップ」サイノシュラルジャマーIを起動するには、サイノシュラル抑制のアップグレードが必要
・サイノ生成妨害効果を発揮するのはサービスモジュールを起動してから5分後
・サービスモジュールは1時間あたり40個の燃料ブロックを消費
・他のアップウェルストラクチャから150km以内には設置不可

・スロットレイアウト: 0H/0M/0L/、0リグ、1サービス
・体積: 5000m3
・省力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 1,000,000/1,000,000/4,000,000
・全力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 4,000,000/4,000,000/4,000,000
・レジスタンス値(EM/サーマル/キネティック/エクスプローシブ): 20/20/20/20
・被ダメージ上限: 5000dps

ファロルクスの製造に必要な資源は次のとおりです。

・ストラクチャ建造パーツ 4
・ストラクチャストレージベイ 1
・ストラクチャ広報ネクサス 1
・ストラクチャ電磁センサー 4
・ストラクチャアクセラレーションコイル 3

到来! ナビゲーションストラクチャ-7

◆「アンシブレクス」ジャンプゲート

アップウェルはナビゲーションストラクチャを開発し始めたばかりですが、「アンシブレクス」ジャンプゲート(Ansiblex Jump Gate)という傑作を作り出しました。アビサル・デッドスペース奥深くで回収され、リバースエンジニアリングされたトリグラヴィアンゲート。そして海賊勢力の秘密研究施設。アップウェルはこの2つから技術を「借りて」、軽快かつ強力な輸送ストラクチャを完成させたのです。従来の長距離移送技術と異なり、アンシブレクスは主力艦を移動させることができるうえ、利用者がジャンプ疲労を負うこともありません。

アンシブレクスは条件に適うペアが揃えば動作します。アンシブレクスを設置するとき、プレイヤーはゲートの針路を決定するため、5光年以内から目標星系を選ばなければなりません。設置されたアンシブレクスは物理的に目標星系へ針路をとり、目標星系に自分と対になるゲートがあるかチェックします。2つの星系にアンシブレクスが設置されており、必要な領域管理用拠点アップグレードも存在し、両方がお互いを指定した場合、サービスモジュールを起動することでアンシブレクス間が接続されます。接続されるアンシブレクスは、同じコーポレーションやアライアンスに所有されていなくても構いませんし、同じアクセスリストプロファイルを使用する必要もありません。

もしアンシブレクスの所有者がゲートの針路を変えたいと思ったなら、アンシブレクスの係留を解除し、再び設置しなければなりません。この作業には全部で90分かかります。

「スタンドアップ」ジャンプジェネレーターI(Standup Jump Generator I)は、通常のサービスモジュールと同じく、オンライン化と1時間ごとに燃料ブロックを消費し、さらに艦船がジャンプするたびに液体オゾンを消費します。ストラクチャ内には容量無制限の燃料ベイがあり、誰でもアップウェル貨物保管システムを通じて燃料を投入できます。ジャンプで消費される液体オゾンはジャンプ距離とジャンプする艦船の質量によって決まります。ジャンプあたりの液体オゾン消費量は、次のように算出される予定です。

液体オゾン消費量 = 艦船質量(kg) x ジャンプ距離(LY) x 0.000003 + 50

アンシブレクスの所有者はアクセスコントロールリストプロファイルを使い、どのパイロットや組織がゲートを使えるか管理するだけでなく、通行料を制御することもできます。通行料は消費する液体オゾンの量によって決まりますので、通過する船が大きければ大きいほど通行料も高額になり、所有者は液体オゾン購入費を上回る収入が得られるよう料金を調整できます。一方、ゲートを通るパイロットはいちいち通行料を承認しないで済むよう、上限設定付きの自動支払機能を利用できます。もし通行料が上限金額を超える場合、通行料を支払うかどうかジャンプ実行前に確認されます。

接続された2つのアンシブレクスは、同じ組織によって所有されていなくても構いませんし、同じアクセスコントロールリストプロファイルを適用する必要もありません。アクセス権限の問題でゲートを通って戻れない場合や、復路の通行料が往路よりはるかに高額になる場合は、その旨を伝える警告メッセージが表示されます。

アンシブレクスの通過質量上限は14億8000万kgですので、大型主力艦以外のすべての艦船がゲートを使用できます。アンシブレクス実装後、私たちはゲートの使用状況に注意を払うつもりですが、必要とあらば簡単に質量上限を変更できます。

アンシブレクスの使用感はNPCスターゲートとよく似ています。ゲートを通ってもジャンプ疲労は発生せず、反対側では一時的な遮蔽状態を経験します。

アンシブレクスの接続状況は、ニューエデンのすべてのプレイヤーがマップから確認でき、自分がゲートを使用できるかどうかも分かります。なお、現時点では艦船オートパイロットシステムがアンシブレクスを使用することはありません。

性能:

・星系につき1個まで設置可能
・設置と係留解除にかかる時間は45分
・内蔵された「スタンドアップ」ジャンプジェネレーターIを起動するには、高性能物流ネットワークのアップグレードが必要
・サービスモジュールは1時間あたり30個の燃料ブロックを消費
・ジャンプする艦船は質量とジャンプ距離に応じて液体オゾンを消費
・他のアップウェルストラクチャから200km以内には設置不可
・最大ジャンプ距離は5光年
・ジャンプする艦船の質量上限は14億8000万kg

・スロットレイアウト: 0H/0M/0L/、0リグ、1サービス
・体積: 6000m3
・省力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 750,000/750,000/3,000,000
・全力稼働モードHP(シールド/アーマー/ストラクチャ): 3,000,000/3,000,000/3,000,000
・レジスタンス値(EM/サーマル/キネティック/エクスプローシブ): 20/20/20/20
・被ダメージ上限: 5000dps

ファロルクスの製造に必要な資源は次のとおりです。

・ストラクチャ建造パーツ 4
・ストラクチャストレージベイ 1
・ストラクチャ広報ネクサス 1
・ストラクチャ電磁センサー 1
・ストラクチャアクセラレーションコイル 3
・ストラクチャEXERTコンジット連結装置 2

EXERTコンジット連結装置(EXERT Conduit Coupler)はアップウェルによって開発され、アップウェルのジャンプゲートを製造するためだけに使われている、新しいストラクチャ部品です。

この部品は惑星資源や標準的な無機物、アビサル物質(アビサル・デッドスペースで回収されたトリグラヴィアン技術に由来)、機密研究ツール(海賊の秘密研究施設から盗み出された)などを組みあわせたシロモノです。

到来! ナビゲーションストラクチャ-8

◆ナビゲーションストラクチャ移行計画

冬季エクスパンションでナビゲーションストラクチャが実装されても、働き者のカプセラがブループリントを手に入れ、初期需要を満たすために製造するまで少し時間がかかるでしょう。既存のヌルセク輸送ネットワークがこの変化に対応できるよう、私たちは「Onslaught」エクスパンション実装から2週間はスターベースのナビゲーションストラクチャを稼働させておくつもりです。

つまり、この2週間は新旧ナビゲーションストラクチャが同じ星系で共存できるわけです。一時的に輸送能力が倍増するかもしれませんが、旧ナビゲーションストラクチャはアンシブレクスには接続できません。ジャンプ航路の接続地点はどちらも同じストラクチャを使用する必要があります。

2週間の移行期間が過ぎると、ダウンタイム中に旧ナビゲーションストラクチャ(サイノビーコン、サイノジャマー、ジャンプブリッジ)はオフライン化し、係留解除される予定です。

将来的に旧ナビゲーションストラクチャを対象にした補償プログラムが導入され、ストラクチャとブループリントの所有者は一定の対価を受けとることができるでしょう。補償プログラムの詳細については改めてご説明します。

この開発者ブログの締めくくりに、冬季エクスパンションで実装されるナビゲーションストラクチャ関連の小変更についてお伝えしておきます。

領域管理用拠点のアップグレードを利用する新ナビゲーションストラクチャが追加されることを踏まえ、私たちはアップグレードの維持コストを調整します。

・サイノシュラルナビゲーションの1日あたり維持費、2Miskから5Miskへ増加
・高性能物流ネットワークの1日あたり維持費、10Miskから20Miskへ増加
・サイノシュラル抑制の1日あたり維持費、20Miskから30Miskへ増加
・大型母艦建設施設の1日あたり維持費、1Miskから40Miskへ増加
・領域管理用拠点の維持費は変更なし

アップウェルがテネブレクスを開発するために技術力を高めたことで、移動式サイノシュラル阻害機も恩恵をこうむり、展開時間と体積が大幅に減少しました。この変化によって獲物を罠にはめやすくなり、ローミング中の持ち運びも容易になったのではないかと思います。

・展開時間が2分から1分に短縮
・体積が300m3から50m3に減少

到来! ナビゲーションストラクチャ-9

ここまでお読みいただきありがとうございました。

皆さんがナビゲーションストラクチャを存分に楽しんでくれることを願っています。ぜひSingularityサーバーで試してみて、総合感想スレッドへ気軽にフィードバックをお寄せください。

ボン・ボヤージュ!

2018年
11月10日

カハー問題、宇宙空間での武力衝突へ発展 クーニッド軍とCONCORDが出動

カハー問題、宇宙空間での武力衝突へ発展 クーニッド軍とCONCORDが出動
2018-11-06 15:40 スコープ、アルトン・ハヴェリ

クーニッド王国、カハー発-カハー問題が星間社会の火種となり、新たな衝突を呼んだ。昨夜、クーニッド王立海軍とウシュラ・カーン(Ushra’Khan)のミンマター系カプセラが衝突し、クーニッド海軍のイーオン級大型艦載機母艦がミンマター義勇兵の超大型輸送艦を撃沈。事態を監視していたCONCORD艦に対しても、ウシュラ・カーンのカプセラ達が報復攻撃を実行した。

アルマスト・ダルカ(Armast Darkar)率いる連盟自由軍の義勇兵たちは、カハー3へ地上部隊を降下させようと試み、クーニッド海軍はこれに対処するため出動した。ダルカのプロビデンス級超大型輸送艦はカハー3に降下しようとする義勇兵や傭兵を搭載しており、ウシュラ・カーン艦隊を護衛として従えていた。現場には親アマー派の準軍事組織も駆けつけ、SAROのオヴェグ・ドラスト艦長もCONCORDインナーサークルに代わって事態を見守った。

多くの情報源から寄せられた報告によると、ミンマター義勇兵の降下作戦は手酷い失敗に終わったようだ。彼らの「シャトル」や「降下艇」はカハー3の大気条件へ十分に適応しておらず、一定数が爆発炎上。他の機体もクーニッド地上軍の対空砲火や、カハー3防空隊の大気圏内戦闘機によって撃墜されてしまった。地上では多くの反乱勢力やゲリラが破壊工作を試みたものの、第7サイバー騎士団「アスバラ」によって掃討されたと伝えられている。

カハー問題、宇宙空間での武力衝突へ発展 クーニッド軍とCONCORDが出動-1
カハー3軌道上のRKNアイアンクラッド・フェイス [画像提供: ジェネラル・スターゲイザー(General Stargazer)]

クーニッド軍は地上、空中、宇宙で連携した迎撃戦を展開したが、アラズ・ノマーリヤ提督が指揮するイーオン級大型艦載機母艦「RKNアイアンクラッド・フェイス」が司令部として機能したのは明らかだ。ノマーリヤ提督は今回の戦いについて、次のような簡潔な声明を発表している。

「クーニッド王立海軍はカハー鎮撫遠征軍およびカハー3防衛義勇部隊と連携し、カハー3空域に対する違法かつ無謀な侵略を阻止した。義勇部隊は第15海軍航空宇宙防衛旅団分遣隊による支援のもと、対空射撃を実施。反乱勢力の『降下艇』が大気圏内で分解したことで残骸が落下したが、彼らの貢献によって脅威の大半が取り除かれた。また、カハー3侵攻を試みた微弱な残敵は、第9カハー3防空隊のAC-6L『シームルグ』が撃破した」

「ユーライ協定、ユーライ合意、SCC独立惑星管理法の規定に照らし、かかる侵略行為の違法性を鑑みて、RKNアイアンクラッド・フェイスは侵攻基地として機能している反乱勢力の輸送艦を撃沈するべく任務部隊を指揮した。我々はアマーに忠実なカプセラ達の支援を得て目標を達成し、作戦完了とともに整然と後退した。カハー鎮撫作戦はファエズ元帥の模範的指揮のもと継続され、あとはカハー3の散発的抵抗の鎮圧を残すのみである」

カハー問題、宇宙空間での武力衝突へ発展 クーニッド軍とCONCORDが出動-2
カハー3軌道上で戦闘中のアマー派カプセラとミンマター派カプセラ [画像提供: ジェネラル・スターゲイザー(General Stargazer)]

降下作戦は失敗したものの、ウシュラ・カーン艦隊はオヴェグ・ドラスト艦長のマーシャル級戦艦へ「自殺攻撃」を仕掛け、撃沈することに成功した。ドラスト艦長は適法なCONCORDの任務として状況を監視していたのだが、ウシュラ・カーンはこの攻撃を「CONCORDがカハーの戦争犯罪に加担した」ことへの報復だと主張している。一方のドラスト艦長は彼自身の見解として、ユーライ協定や関連法規を遵守させることが惑星の安全にとって極めて重要なのだと主張した。

カプセラ報道組織のARCスタジオは「ザ・ディスコース」で今回の事件を取り上げ、スコープにも特別レポートを共有してくれた。

昨夜の戦闘に先立ち、カハー星系では別の事件も起きている。ブラッドレイダーの同調者ではないかと疑われているフェディット(Fweddit)のカプセラが、9隻のプロビデンス級超大型輸送艦をカハー3上空で撃沈し、200万人近い奴隷を処刑したのである。この行為はアマーとミンマターの両方から激しい非難を浴び、SCC市場を通じた奴隷取引について大きな懸念を生じさせた。

通商保護委員会は奴隷取引問題に対してコメントしていない。アマー帝国は女帝カティズ1世が在位2周年を迎えた際に請願へ回答し、あくまで奴隷取引を継続する方針を公式に明らかにしている。CONCORD関係者によれば、CONCORDはユーライ協定とSCC惑星管理法が破られかけたことを強く問題視しており、同法に許可されてカプセラが運営している税関施設や産業コロニーの安全に関して、上層部で議論が行われているとのことだ。

2018年
11月10日

アップウェル・コンソーシアムがFLEXシリーズを発売 さらなる増益を見込む

アップウェル・コンソーシアムがFLEXシリーズを発売 さらなる増益を見込む
2018-11-08 17:14 スコープ、リナ・アンバー

アウターリング、4C-B7X発-アップウェル・コンソーシアムのヤニ・サー・アテュー会長は、提携企業や機関投資家とのホログラム会議において、アップウェルの利益がYC120年第1四半期から第3四半期まで継続的に増加したと報告。来週にはロジスティクス急速拡張商品、略してFLEXが発売され、第4四半期はさらなる増益が見込まれると発表した。

アップウェル・コンソーシアムは先月、ベレイン星系のグランドテイジョンカジノでYC120年度マインドクラッシュ星間チャンピオンシップが開催された際、同時に行われた記者会見でFLEXシリーズの発売計画を明らかにしていた。FLEXシリーズは3種類の戦略的航法ストラクチャ、すなわち「アンシブレクス」ジャンプゲート、「ファロルクス」サイノビーコン、「テネブレクス」サイノジャマーで構成されており、成長するカプセラ市場の宇宙植民地化インフラ分野を狙うという、アップウェルの既存戦略を踏襲する商品である。

「かつてOREはスターベース航法システムを開拓しましたが、今や古びて陳腐化しています。この事実を考えるに、新たな戦略的航法ストラクチャを擁するアップウェルのFLEXシリーズは、カプセラ組織が発達した超光速輸送技術を使用する上での効率、制御性、柔軟性を大きく強化するでしょう」

アップウェル・コンソーシアムがFLEXシリーズを発売 さらなる増益を見込む-1
アップウェル・コンソーシアムの商品、「アンシブレクス」ジャンプゲート

アップウェルの研究開発活動に関する議論のなかで、アテュー会長はトリグラヴィアン技術の調査がプロペルダイナミクス社やイティリ社などの研究者へ恩恵をもたらしたことを認めた。さらに、アテュー会長はそのような技術調査によって実現した例として、特にアンシブレクスの改良を挙げた。
「トリグラヴィアンのコンジット技術から得た情報は大いに役立ちました。アンシブレクスに組みこんだEXERTコンジット連結装置のおかげで、異なる星系のあいだに特定座標間FTL輸送コンジットを確立することが可能になり、転送の速度と安定性が著しく向上したのです」

ホログラム会議ではフロストライン・ラボラトリーズ社も議題にのぼり、同社が小惑星サイズのアイス採掘だけでなく、「巨大氷惑星」と呼ばれるような大惑星での資源開発も視野に入れた研究を進めていることが明らかになった。また、インペタス社とチェマルテック社が頭蓋下視覚インプラントに関する共同実験を行い、娯楽用没入型コンテンツ、産業用シミュレーション、軍事システム市場など、様々な分野での応用を目指していることも言及された。

年金基金や慈善基金などの機関投資家からは、アップウェルが経頭蓋マイクロコントローラーの改良に携わっているという噂についての質問も出たが、アテュー会長は提携企業は「そのような強制的、あるいは欺瞞的な技術」の研究に関わっていないと答え、アップウェルの関与を否定した。

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