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2018年
11月4日

バッコモル・プロダクションズ解散…ノゴエイハヴィ社とウィルコミ社の対立を受けて

バッコモル・プロダクションズ解散…ノゴエイハヴィ社とウィルコミ社の対立を受けて
2018-11-02 16:23 スコープ、アルトン・ハヴェリ

ザ・フォージ、ジョサメト発-今朝、ノゴエイハヴィ社は記録保管局に有価証券を提出し、子会社バッコモル・プロダクションズの解散を申請するという驚くべき行動にでた。バッコモル社については、同社のアゼロカイバトコ・ホロドラマが持つコメディ作品「ファミリービジネス」をめぐり、ノゴエイハヴィ社のライバル企業であるウィルコミ社が企業裁判所へ訴状を提出していた。

ノゴエイハヴィ社が発表した声明の一部を引用する。
「市場状況と最近の法的攻撃を考慮し、バッコモル・プロダクションズは営業を終了します。従業員と資産は標準的な手続きに則り、公正な市場価格で放出されます。問題となっていた企業が消滅するため、カルダリ企業裁判所が審理すべき問題も消滅したものと当社は考えます」

記録保管局の他の申請内容を見ると、ノゴエイハヴィ社の新しい子会社「ピコヒモ・フィーチャーズ」がバッコモル社の資産の大部分を取得したことが分かる。この点についてコメントを求めると、ピコヒモ社の広報担当シラ・イウィは次のように話してくれた。
「私たちピコヒモ社は、この創造的な企業で未知のテーマを開拓することに強い興奮を感じています。新シーズンに備え、あのフゾ・キンヌヴァ監督やファミリービジネスの全出演者など、業界でも最高峰の人材をスカウトしました。当社にとって幸いなことに、出演者の皆さんは新シーズンの撮影に意欲的で、今はいろいろな交渉を進めています」

過去に制作会社と出演者の契約交渉が失敗した際は、カルダリ企業はしばしば新人俳優を雇い、彼らが演じる役にあわせて整形手術を受けさせてきた。これはガレンテのホロフィルム業界で普及しているような一般的な方法、特注した整形クローンへのボディスワッピングより費用対効果の高い方法である。

ノゴエイハヴィ社がとった解散戦略について、カルダリ企業法専門家の意見は割れている。イコマリオヌCF&Lサービスと契約しているヴィーリ・タカナは次のようにコメントした。
「専門家として言えば、ウィルコミ社が追求していた争点についてノゴエイハヴィ社を法的手段から守るには、この措置では不十分だと思います。しかし、バッコモル社を解散した行為と、その再建にかかる費用により、ウィルコミ社とセイツオダ家は自分たちの面目が保たれたと満足するかもしれません」

ウィルコミ社とカルダリ企業裁判所はスコープの取材に対して回答しなかった。ウィルコミ社関係者は匿名で次のように語っている。
「もしピコヒモ・フィーチャーズがアゼロカイバトコの新シーズンでセイツオダ家を辱め続けるなら、再び状況は悪化するだろう。そもそも、セイツオダ家が新たな侮辱を受けるまで何もせず待っているだろうか」

2018年
11月3日

「呪われた」追放民をガレンテプライムへ移送…検疫実施中

「呪われた」追放民をガレンテプライムへ移送…検疫実施中
2018-11-01 11:36 スコープ、リナ・アンバー

ガレンテプライム、ケイル発-歓声はようやく落ちついてきたようだ。今朝、リアサトン6から救出された追放民の最後の一団がガレンテプライムに到着し、ジェン・イオナ記念病院の生物学的封じ込め施設へ隔離された。救出作業はネオピアン連盟(United Neopian Federation)やアラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)などのカプセラによって支援され、中央ガーロン・エンシネイトの仲介で成立した合意のもと、数日かけて進められた。

ガレンテプライムに到着した難民や移民は、公共の場へ出る前に健康診断を実施されることになっている。だが、病院側はこの通常対応に加えて、警備員も増員しているようだ。というのも、追放民を救出したカプセラ艦隊にフェニックス・ナーバルオペレーションズ(Phoenix Naval Operations)のエヴィ・ポレヴィア(Evi Polevhia)が加わっており、このカプセラは「サンシャ国民」を自称しているからだ。エヴィ・ポレヴィアは「上位構造が命令を下し、その命令が適切なものであれば、私は自ら赴いて義務を遂行する」と話し、かつてサンシャ国がガレンテを侵略した件については、「まだ終わっていない」とほのめかした。

アイドニス医療団のアルトゥリオ・キールヴァラニ医師は安全対策の必要性を断言している。
「サンシャ国に浸透される可能性がある以上、軽視することはできません。検疫期間は通常の倍に延長される予定です。ただ、難民の健康状況があまりに酷いことも、こうした措置をとる理由の一つです」
キールヴァラニ医師はアイドニス財団による支援の一環としてリアサトン6へ派遣され、医療チームで中心的な役割を果たした人物である。

中央ガーロン・エンシネイト移民局の代表者は追放民の今後について、医療処置、検査、予防接種が完了したあと、適切な統合プログラムを受けることになると改めて明言した。一般的な統合プログラムは1年程度で、生活ガイド、供与住宅、汎用翻訳インプラントスイートなども含まれている。統合プログラム完了後、移民局は半年ごとに移民の生活状況を調査する。

ガーロン王族連絡会はエンシ夫妻に代わり、ネオピアン連盟、アラタカ研究コンソーシアム、ARC広報担当のジャレット・ヴィクトリアン(Jaret Victorian)に謝意を表した。プレスリリースは「喜ばしい日ですが、一抹の悲しみも漂っています。中央ガーロン・エンシネイトは新国民の無事の到着を祝うとともに、この地へ辿りつけなかった人々を悼みます」と語っている。

最初に助けを求めて通信した人々が悲惨な最期を遂げたことも判明した。アイドニス財団によると、リアサトン6での救出作業中にマオ・ジンの遺体が確認され、彼女と行動を共にしていたと思われる人々の遺体も同じ場所で発見された。追放者たちは命を落とした人々のため、検疫終了後に徹夜の祈りを捧げる予定だ。

2018年
10月31日

ガレンテとミンマターが「カハーの虐殺」を非難、経済制裁以上の措置も

ガレンテとミンマターが「カハーの虐殺」を非難、経済制裁以上の措置も
2018-10-29 07:51 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発-きのう、インナーサークル特別会合でカハー星系の危機的状況が議論され、ガレンテとミンマターの代表はアマー帝国に対し経済制裁かそれ以上の懲罰を課すと警告。CONCORD構成国のあいだで緊張が高まっている。

ガレンテのデヴァン・マレート代表とミンマターのケイタン・ユン代表は、反乱に対するクーニッド王国の対応を非難する共同声明を発表し、外交的解決を実現するため、カハー星系での戦闘行為を中止するよう求めた。両代表はアマー帝国にも、反乱勢力の生命を尊重する形で状況を処理するよう求め、もし必要な行動を起こさない場合、ガレンテ・ミンマター両政府は経済制裁を課す準備があると警告した。

マレート代表とユン代表はさらに、「帝国が従属国を制御しえないであろうから」、ガレンテ・ミンマター両政府は反乱勢力への軍事援助を検討していると発言。アマーとカルダリの代表はこの警告に激しく反発した。

インナーサークルのセリ・オコナヤ総裁は、ガレンテとミンマターが示唆した行動は「緊急義勇兵戦争権限法は言うまでもなく、ユーライ合意、ユーライ協定に背くもの」だと指摘した。緊急義勇兵戦争権限法(EMWPA)はYC110年に制定され、大国間の限定戦争状態を確立すると同時に、正規軍同士の交戦を特定宙域のみに制限した国際法である。ただし現実には、その宙域でも独立カプセラによる代理戦闘が大半を占めている。

ユン代表はハイセキュリティ宙域ではユーライ協定と緊急義勇兵戦争権限法が往々にして破られていると述べ、CONCORDは現実から目を背けていると訴えた。また、レンズ6第8衛星軌道上のブルートー部族ステーションが攻撃された10月8日の事件について、ユン代表はクーニッド王国が黒幕だと非難した。ステーションを襲った化学兵器は、カハー星系に使用されたものと同じ「デスグロー」だったことが判明している。ユン代表は「あるクーニッド貴族がレンズ襲撃事件の捜査線上に浮上しており、現在その人物はカハーの虐殺に加わっている」と主張し、クーニッドとブラッドレイダーには前々から協力関係を感じさせる「気配」があったと断じた。

アマーのサーダン・ゼル・クオシュ代表はガレンテとミンマターの主張を退けた。
「帝国のクーニッド王国は、ブラッドレイダーによって仕組まれた攻撃の犠牲者である。クーニッド軍は内乱を鎮圧するため必要な軍事行動をとっているにすぎない。外部勢力によるいかなる挑発も、ただ紛争を激化させ、長引かせるだけだろう」
さらに、ゼル・クオシュ代表はガレンテとミンマターの意図について疑問を呈した。
「彼らは見え透いた企てを実行しているのだ。緊張を高め、世論をアマー帝国に背かせようとする一方で、密かに反乱勢力へ武器を提供している」

カルダリのイマニマ・ヒンパス代表は、カハー星系の騒乱はあくまでクーニッド王国の内政問題だとする従前の立場を維持した。しかし、ガレンテとミンマターの意見にも部分的に賛同し、可能なかぎり速やかに戦闘行為を停止するよう要請した。ゼル・クオシュ代表は譲歩する姿勢を見せ、もし反乱勢力が投降するなら、帝座は寛大な処置をとることを保証すると答えた。

ヒンパス代表はこの回答で満足したが、ガレンテのマレート代表とミンマターのユン代表は、反乱勢力の権利を認めて交渉しなければ紛争終結は不可能だと示唆した。ユン代表は次のように語っている。
「帝国と王国が彼らを奴隷状態に戻して終わりにするつもりなら、反乱勢力は停戦に同意しないはずだ。奴隷たちは自由のためなら死をも厭わない」

アマーとミンマターはそれぞれが政策決議を採択しようと試みたが、いずれも拒否権の使用によって阻まれ、主要な問題はCONCORDへ委ねられることになった。

2018年
10月27日

カハー騒乱…ガレンテ・ミンマターは「人道危機レベルの虐殺」と抗議

カハー騒乱…ガレンテ・ミンマターは「人道危機レベルの虐殺」と抗議
2018-10-25 18:28 スコープ、リナ・アンバー

クーニッド王国、カハー発-ブラッドレイダーによるデスグロー攻撃がきっかけとなり、カハー星系で大規模な奴隷暴動が発生した。ジダレズ王妃の命を脅かされたクーニッド軍は容赦ない鎮撫作戦を実行し、諸方面から批判を浴びている。カハー星系の現状を人道危機だとする認識は広く共有されている状況だ。

カハー星系はクーニッド王国の重要な食糧生産地として、極めて規模の大きい奴隷使役施設を有する。クーニッド軍にとっては容易な戦場ではなく、多くの奴隷居住区へ砲爆撃をくわえたにもかかわらず、反乱行為は増加の一途をたどっている。クーニッド軍は奴隷が反抗したかどうかを区別せず攻撃しているといわれており、デスグローで攻撃されていない人口密集地でも暴動が発生。騒乱は今や本格的な反乱へと発展しつつあり、一部の兵器庫が反乱勢力の手に落ちたとも伝えられている。

主要な惑星の街々ではアマー帝国とクーニッド王国に抗議する人々が集まり、今回の事件を「カハーの虐殺」と呼んでいる。人道支援団体やガレンテ連邦、ミンマター共和国の政府関係者も対処を求め、ネクサス地方議会ブーリンズ代表のアナラン・ケヴィールは次のように訴えた。
「クーニッド貴族たちは暴動を鎮圧する行為を『害獣駆除』と呼んでいます。単に騒ぎを鎮めるときに使う言葉ではありません。虐殺が行われているのです」

ケヴィールはまた、ガレンテがアマーの奴隷制をあまりに長く容認しすぎていると語った。
「かつてジダレズ王妃のような高位の人間が殺されたとき、アマーは奴隷を殲滅する暴挙にでました。王妃は生きていましたが、クーニッドにとっては大した違いではないようです。私たちが目覚めるまで、あと何度こんな惨劇を目にしなければならないのでしょうか? 今こそ、ニューエデンは一致団結して…そう、カルダリも含めて…帝国とその友人たちに蛮習をやめるよう要求する時です」

アマー方面からは、カプセラの介入が問題を悪化させているという非難の声も聞こえてくる。奴隷を救出するためにクーニッド領空へ不法侵入した例が複数報告されているほか、カハー星系各地の主だった反乱勢力は、カプセラとつながりのある武装勢力から支援を受けているようだ。ミザラ・デルスール(Mizhara Del’thul)やタイニール(Teinyhr)などの一部カプセラは、現地に戦闘員を派遣したと公言している。

何機の航空機が侵入に成功したかは分かっていない。アマーメディアは所属不明機をすべて撃墜したと報じているが、惑星上からの報告によれば、ミンマターやSoEタイプの機体が対空防御を突破することに成功した模様だ。

MHEインダストリー社(MHE Industries)のタイラ・レムレノイ(Thaila Lemrenoy)により、人道支援を目的とした救護拠点も設置された。クーニッド軍はこの拠点を包囲し、SCC独立惑星管理法に違反する形で使用された場合は破壊すると恫喝している。

さらに、レムレノイはカハー3周辺に輸送艦隊を展開した。艦隊は救助活動に携わっていたようだが、第7サイバー騎士団「アスバラ」の指揮官ソシャン・ファエズ元帥から、反乱勢力に対する避難支援や人道援助を中止するよう命令された。ファエズ元帥はアマー派のカプセラ組織、帝国親衛兵団(Praetoria Imperialis Excubitoris)と帝国笏冠協会(Societas Imperialis Sceptri Coronaeque)によって援護されていた。

2018年
10月27日

クーニッド奴隷船が襲撃される…「失われたイダマ」の解放は失敗

クーニッド奴隷船が襲撃される…「失われたイダマ」の解放は失敗
2018-10-26 11:53 スコープ、アルトン・ハヴェリ

クーニッド王国、ベジラ発-きょう午前、インタキ過激派は「失われたイダマ」だと信じられている奴隷を解放しようと、サバロン・アタジル・クファイルが所有するピュアフェイスズ・ハーベスト号を襲撃した。過激派は3隻のフリゲートに乗りこみ、ベジラ4軌道上クーニッド王立海軍ステーションとゲヒ星系スターゲートの中間で待ち伏せ攻撃をくわえた。

短い砲撃戦のあと、過激派はピュアフェイスズ・ハーベスト号を無力化して移乗攻撃を実行。ピュアフェイスズ・ハーベスト号は防戦しつつ現地のクーニッド海軍へ救援を要請した。船内では突入部隊と乗組員のあいだで激しい銃撃戦が起こり、駆けつけたクーニッド海軍が襲撃に使われた3隻のフリゲートのうち1隻を撃沈すると、インタキ過激派は逃走した。

ピュアフェイスズ・ハーベスト号に関しては、2ヶ月ほど前、イダ修道院のワフネーク・エリロン修道士が船上でアイロエア・エン・ワロという奴隷と出会い、「失われたイダマ」を発見したと主張していた。過激派はエン・ワロを奪取してインタキプライムへ連れ帰ることを目的としていたようだが、これはイダ思想の指導部やインタキ議会が望んでいたことでもある。

イダ修道院の広報担当は、「インタキの道」の名のもとに暴力行為が行われたことへ不快感を示し、過激派はイダ指導部とは関係なく独自に行動したのだと訴えた。一方、サバロン・クファイルはイダ指導部を「好戦的な異教徒」と呼び、「事件への関与を隠そうとする試みが、逆に彼らの罪を証明している」と非難。ただし、イダ指導部の事件への関与を示す客観的証拠は見つかっていない。

イダマの名を冠したインタキ過激派、「イダマ・エン・ワロ帰還戦線」もスコープに接触して次のような声明を発表した。

「人間の本性には偽善と悪意が潜んでいるが、奴隷制に対する社会の無関心さは、いよいよもって人類を蝕むものである。かくも多くの人々を縛めることは、自由社会の基本的信条に反する。己の自由を楽しみながら、自由のために戦う者を過激派やテロリストと呼ぶ、こういった人間がクファイルのごとき奴隷使いの繁栄を許すのだ。我々はカハーの虐殺によって突き動かされた。我らの同胞、あるいはその他の人々が自由を否定され、自由を求めたために殺されるかぎり、我々は行動をやめない。我々は罪を負うべき者を打ち倒し、見せしめとする」

クーニッド王立海軍は、インタキ過激派によるあらゆる攻撃を海賊行為と見なし、「可能なかぎり厳しい措置」をとると発表した。

速報。カルダリ連合の情報筋によれば、クーニッド王立海軍アラズ・ノマーリヤ提督がインタラ・ダイレクトアクション社とオニカナボウ旅団の代表者に面会し、「対テロ活動」サービスの提供について協議した模様。

2018年
10月26日

ガレンテ王族がカプセラとサンドゥの対立に第三の選択肢を示す

ガレンテ王族がカプセラとサンドゥの対立に第三の選択肢を示す
2018-10-24 16:35 スコープ、レト・グロリアクス

リアサトン星系、テイス(シャンデイル)発-ARCやUNF-Aなどのカプセラ組織による人道支援活動を擁護するため、きのう早朝、結婚して間もないエンシ・ベアトリス・バトゥーズとエンシ配偶・ジェラス・アライラがジンメイ母星の中央ガーロン・エンシネイト大使館に到着した。

エンシ夫妻は自らが治める連邦構成体の代表者としてサンドゥ議会を説得し、カプセラ組織に対する刑事訴訟を再考させることに成功した。サンドゥ議会は不法侵入、妨害活動、スパイ行為、国外組織であることを偽るためにダミー組織を不正利用した罪などでカプセラ組織を告訴しようとしていたと思われる。今回の外交交渉は非公開だったが、ある関係者はエンシがカプセラを擁護した理由について、今年1月6日にドリフターがルミネール星系に現れた際、アラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)が撃退に一役買ったことに影響されたのだと語った。

ガーロン王族連絡会はエンシ夫妻に代わってプレスリリースを発表し、サンドゥ諸侯がエンシ夫妻を歓迎した上で説得を聞き入れたことに謝意を表した。

「リアサトン6の不幸な行き違いについては、双方の懸念が正当なものだと多くの人々が指摘しています。完全に合法でないとしても、すべての関係当事者が善意に従って行動したという認識にもとづき、エンシネイトは平和的解決を提案します。サンドゥ議会はARC、UNF-Aその他の関係者が資産を撤収し、惑星から退去するなら、カプセラ組織による追放者の移送を許可することに同意しました。追放者はリアサトン6からガレンテプライムの中央ガーロン・エンシネイトへ移され、連邦憲法で保障されたあらゆる権利と保護を提供されます」

サンドゥ議会の代表者はエンシネイトの発表を事実だと認めながらも、カプセラ組織がどのような判断を下すかにかかわらず、イシエッテ地方議会議員たちはリアサトン6に設置された救護拠点を立ちのかせる方針で動くと明言した。代表者は議会がカプセラの法令軽視について依然として失望していると述べ、連邦構成体の許可なく違法に設置された救護拠点は承認しないと強調した。

2018年
10月24日

カハー星系の犠牲者は数百万人に…化学兵器からデスグロー麻薬を検出、ジダレズ王妃は命に別状なし

カハー星系の犠牲者は数百万人に…化学兵器からデスグロー麻薬を検出、ジダレズ王妃は命に別状なし
2018-10-24 08:08 スコープ、アルトン・ハヴェリ

クーニッド王国、カハー3発-複数の化学兵器攻撃、広範な奴隷暴動、そしてクーニッド軍の鎮撫作戦。一連の出来事により、カハー3を始めとするカハー星系の星々では数百万もの犠牲者がでている模様だ。

2日前、カハー星系のいくつかの惑星が化学兵器による攻撃を受けた。この兵器化された薬物を分析したところ、デスグロー麻薬とインソルム突然変異誘発剤を組みあわせたものであることが分かった。前者はクロモダイナミックトリカルボキシルという珍しいミネラルから作られる幻覚誘発薬で、後者はアマー帝国が奴隷を管理するために使うビトキシンの影響を中和する効果が知られている。

クーニッド3世の王配にしてクーニッド王立海軍大提督であるジダレズ王妃は、攻撃の混乱の中で行方不明になったと伝えられていたが、第7サイバー騎士団「アスバラ」によって救出された。ジダレズ王妃は「負傷しているが命に別状はなく」、クーニッドプライムへ搬送されて治療を受ける予定だ。

カハー3は完全な封鎖状態に置かれており、アスバラ騎士団や第19ロイヤルウーラン部隊を含むクーニッド地上軍が、奴隷暴動を鎮圧するための鎮撫作戦を実行している。共和国保安局関係者は現地の状況について、「何百万もの人々が奴隷居住区に押しこめられ、砲撃や準軌道爆撃を受けている。完全な虐殺だ」と訴えた。

ミンマター共和国とサッカー部族はクーニッド王国の対応が残忍であるとして正式に抗議し、CONCORDへ緊急会合を招集するよう求めた。ガレンテ連邦もミンマターの抗議へ完全に同調する動きを見せている。クーニッドの長年の盟友であるカルダリ連合は、「今回の事態に哀悼の意を表し、カハー星系の治安状況がまもなく回復するものと信じる」という声明を発表するに留めている。

アマー帝国宰相府は次のような声明を発表した。
「アマー帝国でテロ行為を働いた者は、それが誰であろうが、どこに隠れていようが、帝国軍が全力を挙げて追討する。帝国保安局は惑星オリスにおける最近の攻撃が、クーニッド王国への襲撃と関係していると結論づけた。使用された薬物の化学的特徴は一致しており、実行犯はブラッドレイダー盟約と関わりのあるカルト信者、麻薬組織だと考えられる。この者たちは見つけだされ、粉砕されるであろう」

クーニッド王国全権代理人のサバロン・アラル・チャーケイドも、カハー3の地表から声明を発表した。
「言い表しようのない邪悪、ミンマターのテロリストやアマターの裏切者から王妃陛下をお救いできたことを主に感謝する。我々はクーニッド王国の資産を不法に占拠する数百万の奴隷を排除したが、鎮撫作戦はいまだ続行中である」

「ズーサムを襲った先のテロ攻撃が、ミンマターテロリストと手を組んだアマターの邪教徒によって実行されたことは今や明白だ。検死の結果、我々が殺した反逆者どもはおぞましいデスグロー麻薬の中毒者だったことが分かった。また、攻撃に使われたウイルス兵器には、インソルム突然変異誘発剤の成分が含まれていた。我々は関連性が証明されたと判断し、この証拠を宗教評議会へ提出した」

関連ニュースとしては、カプセラ仲介組織ザ・エージェンシーが昨日から新たな契約を公開し、ブラッドレイダー盟約が支援しているデスグロー採取・精製活動を攻撃するよう独立カプセラへ要請している。

2018年
10月23日

クーニッド王国で大規模な化学兵器攻撃、ジダレズ王妃が行方不明、奴隷暴動の情報も

クーニッド王国で大規模な化学兵器攻撃、ジダレズ王妃が行方不明、奴隷暴動の情報も
2018-10-22 14:32 スコープ、リナ・アンバー

クーニッド王国、カハー3発-クーニッド王国のカハー星系において、大規模な化学兵器攻撃が複数発生した。攻撃はクーニッド3世の王配にしてクーニッド王立海軍大提督であるジダレズ王妃が、カハー3の施設を視察する時刻にあわせて実行されたものと思われる。星系では広範な奴隷暴動が発生しており、ジダレズ王妃は混乱の中で行方不明になっている模様だ。

現在、クーニッド軍は惑星を封鎖しようと試みている。情報によれば、攻撃は兵器化された精神作用薬を用いて多方面で行われたが、カハー3のダマスク市を拠点とする第5ウーラン近衛騎兵隊の駐留部隊が最も激しく攻撃された。ニューエデン全域で輸送網に対する脅威が増大していることから、ジダレズ王妃はクーニッド王国の食料安全保障について視察を行い、ダマスク駐留部隊も訪問先に含めていた。

化学兵器攻撃は主にカハー3の農業地域を標的としていたが、星系の他の場所も攻撃を受けた。カハー星系は王国にとって重要な食料生産地であり、海洋惑星カハー1の赤道地帯に存在する水産養殖センターが襲われたほか、植民惑星の奴隷使役施設にも散発的な攻撃が加えられた。

カハー7のディープコア社施設に対する攻撃は失敗に終わった。現地から寄せられた最新情報によると、施設は化学兵器で攻撃されたものの、作業現場では工業用ボディアーマーや呼吸装置が使用されていたため、重大な影響は生じなかったという。イコマリオヌ武装派遣の警備部隊が襲撃部隊を迎撃し、数隻の攻撃艇を撃破したと伝えられている。

クーニッドメディアの報道によると、国王クーニッド3世は安全な場所から状況を見守っており、恐るべき第7サイバー騎士団「アスバラ」の指揮官、ソシャン・ファエズ元帥にカハー星系の「鎮撫」を命じた。YC97年にバシュヤム4で奴隷暴動が起きた際、アスバラ騎士団はその苛烈な鎮圧行動で王国内外に悪名をとどろかせ、YC110年の奴隷暴動でも広く活躍した。ファエズ元帥はウーラン近衛騎兵隊の元将軍、「百戦錬磨」のサイバー騎士、そしてクーニッド3世の側近としても知られている。

スコープは王宮とファエズ元帥からコメントを得ることはできなかったが、クーニッド王国全権代理人であるサバロン・アラル・チャーケイドが、現状について個人的見解を語ってくれた。

「これが誰の仕業なのかは分かっている。ミンマターの反逆者。アマターの裏切者。ブラッドのカルト信者。そして我らの敵と通じている破壊分子的カプセラ。この凶行に対する報復は限りなく熾烈なものになると覚悟しておけ。まずは我々に歯向かった奴隷の血の海を歩くことから始めよう。私の第19ロイヤルウーラン部隊はまさに今、鎮撫部隊を支援するため出動中だ。敵がカハーに染みつけた穢れは血と鋼によって清められる」

「敵がジダレズ王妃陛下を手にかけるようなことがあれば、神聖アマー帝国とクーニッド王国のはらわたを食い荒らす卑しい虫ケラ共に、然るべき報いを受けさせてやる。陛下がご無事であるよう異教の偶像と偽りの精霊に祈るがいい。もしご無事でなければ…彼奴らは悲惨な収穫を刈り入れることになるだろう」

状況に進展があり次第、スコープは続報にてお伝えする。

2018年
10月13日

アマーとクーニッドが化学兵器とウイルス兵器の攻撃を受ける

アマーとクーニッドが化学兵器とウイルス兵器の攻撃を受ける
2018-10-11 20:10 スコープ、リナ・アンバー

アマー発-今日、アマー星系惑星オリスのジャド・ゲイノック地方沿岸部において、アマー治安部隊がテロリストによる貴族邸宅への化学兵器攻撃を阻止した模様だ。関連性が疑われる事件としては、昨日、ズーサム5のヴェス・セフリス地方に存在するロイヤルウーランズのクローニング施設がウイルス兵器で攻撃されている。

オリス(アマー8)の現地通信員によれば、ヴァラズ家の屋敷は「レーザーライフルと迫撃砲」で襲撃されるところだった。オリスはアマー星系で2番目に重要な惑星だが、ヴァレズ家はジャド・ゲイノック地方の沿岸部に広大な領地を有している。オリスのほとんどの地域はアマー法で「帝室直轄領」に定められており、帝室自らが所有している。

アマー公共ニュースはこの事件について簡単に触れ、「帝国惑星オリスの治安部隊が軽微なテロ攻撃を阻止した」と報じた。ヴァレズ家と親しい現地の情報提供者の一人は、スコープへ内々に詳細を明かしてくれた。
「テロリスト達はレディ・ヴァラズの厩舎とパドックから連れてこられた馬にむかって、迫撃砲で化学兵器を撃ちこもうとしていました。しかし、待ち構えていた兵士たちがテロリストを皆殺しにしたのです。ただ、ハウンドが何頭か犠牲になったと聞きました。何か妙なものを嗅いで狂ってしまい、殺処分しなければならなかったそうです」

オリス軌道上の帝室ステーションからは、惑星地表へ派遣された部隊についての未確認情報も寄せられている。スコープへ提供された映像は、襲撃の数時間前に地上へ降下する聖テトリモン教団と準軍事組織レッドアンドシルバーハンドの輸送艇を捉えていたが、どちらの組織もコメントは発表していない。なお、レディ・シーリン・ヴァラズと彼女の大家族は聖地巡礼の長期旅行に出ており、事件発生時は屋敷を留守にしていた。

今日のオリスの襲撃未遂は、クーニッド王国のズーサム5で起きたウイルス兵器攻撃に続く事件だ。厳戒態勢が敷かれているため、ヴェス・セフリス地方からの情報は制限されているが、軍事クローニング施設への襲撃によって多くのクローンと遺伝物質が汚染されたことをスコープは確認している。

ヴェス・セフリスのサバロニー私領に存在する第19ロイヤルウーラン部隊のクローニング施設は、司令官であるサバロン・アラル・チャーケイド上級大将のクローンや、軍馬の遺伝物質を保管していた。ウイルス兵器による攻撃は目的を達したようだが、少なくとも1個分隊相当の襲撃部隊が殺害され、クーニッド軍が死体を回収している。

今日になってサバロン・アラル・チャーケイド上級大将にコメントを求めたところ、次のような声明が発表された。

「ミンマターのテロリストが、第19ロイヤルウーラン部隊のために用意されていたクローンバンクと遺伝物質保管庫を襲撃した。彼奴らが裏切者の協力を得て襲撃を成功させたのは疑いようもない。我々は薄汚い叛徒の一部を殺害したが、この死体は晒しものにして、屑どもと不忠者が我らを脅かしていることを知らしめる」

「当然、この脅威についてはアマー帝国の兄弟たちへ警告した。狂ったテロリスト達は、罪なき動物や、アマーとクーニッドの貴族に対して憎しみを抱いているようだ。我々の警告によってヴァラズ家が惨劇を免れたことは非常に嬉しく思う」

「今や、帝国と王国に巣食う腐敗を根絶することが急務である。最近レンズで起きた事件は、テロリストが自分たち自身の卑しい武器で誤って自滅したに違いない。もしアマターが関わっているとしたら、場合によっては厳しい措置をとるべきだ。10年前の裏切り以来、アーディシャパー家はアマターを寛大に扱ってきたが、方針を転換し、劣等人種をアマーの栄光と天命を傷つけうる立場から除かなければならない」

レンズ星系ブルートー部族ステーションで発生した化学兵器攻撃事件の死者は23人に達し、さらに数十人が行方不明となっている。

2018年
10月13日

サンドゥ議会がカプセラの支援活動を「侵略」と非難、最後通牒を突きつける

サンドゥ議会がカプセラの支援活動を「侵略」と非難、最後通牒を突きつける
2018-10-12 18:19 スコープ、アルトン・ハヴェリ

リアサトン発-リアサトン6で病気に苦しむ追放者たちから救援要請を受け、ネオピアン連盟(United Neopian Federation)とアラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)が中心となって市民活動を始めている。彼らは既に惑星軌道上にアストラフス型シタデルを建設し、地上に救護拠点を設置した。

支援活動はきのう午後に始まり、リンパ節の腫れ、頸部の痛み、吐き気、その他の症状を抱えた病人を受け入れた。アイドニス財団関係者によれば、マオ・ジンと追放者たちは伝染病と思われる症状を呈していたものの、カプセラの救護拠点で処置された人々にはそういった症状は見られないとのことだ。

ローラライト・アン・ブレジア(Lauralite Anne Brezia)は活動の代表者として、彼女たちの取り組みは「治療やその他の援助を必要としているすべての人々を助けるのが目的」であり、支援対象はマオ・ジンの集団に限定されないと語った。アイドニス財団は連邦管理局から許可を得ていち早く支援拠点を設置したが、カプセラは医療援助や物資、仮設住宅などを別の大陸で提供している

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リアサトン6軌道上のアストラフス

リアサトン星系の現地議会は緊急会議ののち、次のような声明を発表した。

「テイスおよびフラン議会はリアサトン6からの違法放送を認識した上で、UNF-A、ARC等の国外カプセラ組織がジンメイ国家の領土を侵略しているものと見なす。UNF-A、ARCその他の関係者は、リアサトン6居留地に関する事情を無視しており、当方としては、現地紛争への支援活動はアイドニス財団が実施すると理解している。よって、当方はUNF-A、ARCその他の関係者に対し、リアサトン6での活動をやめ、惑星上の資産を撤収し、さらなる干渉行為に及ばないよう求める。UNF-A、ARCその他の関係者が2週間以内にこれに応じなかった場合、当方はイシエッテ地方裁判所で法的手段に訴える」

スコープの取材に対し、何人かの法律家がコメントを寄せてくれた。テュボール&レニーズ法律事務所のアシル・レニーズの見解は次のとおり。
「この事件はどう転ぶかわかりませんね。カプセラ側は超国家的な存在なので、どこかの裁判所に紐付けられているわけではありません。とはいえジンメイ側も、彼らの土地をどう使おうが彼らの勝手です。カプセラ側の関係者が訴訟に応じ、法的地位にもとづいて反訴するかもしれませんが、憲法問題として最高裁までもつれこむでしょう。最高裁は同様の事例では、連邦構成体が市民の権利を擁護する義務を怠ったと判断しています。しかしイシエッテ行政区であればサンドゥの影響力は絶大です。あのコンステレーションは彼らの支配下にあるのですから」

ケイル大学政治学部教授のフェリセンヌ・オルベナーリ博士は、サンドゥ階級が発した声明は連邦当局とサンドゥ君主の脆弱な関係を表していると話した。
「連邦管理局のような連邦当局は、地方裁判所の許可があって初めて干渉できる程度の法的権限しか有していません。イシエッテ行政区がサンドゥ界隈によってほとんど独占的に支配されている以上、追放者たちは誰も仲介者として頼れないように思えます」

また、あるサンドゥの君主は、匿名を条件に次のように証言した。
「議会が本当に懸念すべき問題は別にある。リアサトン6で疫病が流行っているとしたら、それは隔離が破られたということではないか。この醜聞について騒ぎが大きくなればなるほど、星系の防備に抜け穴があると教えてしまうようなものだ」

市民活動を行っているカプセラ達は今後の計画を詳しく話そうとはしなかったが、彼らの使命をより広範かつ長期的なものにしたいと語った。

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