2018年
5月28日
トリグラヴィアン技術…艦船と兵器について
2018-05-24 – By The EVE Dev Team

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トリグラヴィアン艦の実装が目の前に迫っています!
5月29日の「Into the Abyss」エクスパンションを紹介するため、私たちはファンフェス2018でこの奇妙な船を発表しました。その後、SingularityサーバーでテストしてくれたプレイヤーやCSMからの素晴らしいフィードバックを受けて、多くの変更を加えました。
まず、先月の発表を見逃した方のために、ちょっとおさらいしておきましょう。
トリグラヴィアン・コレクティブはアビサル・デッドスペースに住み、あの過酷な環境を生き抜いてきた謎の勢力です。彼らの世界を探索し始めたカプセラ達は、トリグラヴィアン艦や、トリグラヴィアン・コレクティブが使用している新種の危険な兵器、エントロピック・ディスインテグレーター(Entropic Disintegrator)のブループリントを発見します。
「Into the Abyss」で登場するのはダマヴィク(Damavik)級フリゲート、ヴェドマク(Vedmak)級巡洋艦、レシャク(Leshak)級戦艦です。各クラスに応じた小型、中型、大型のエントロピック・ディスインテグレーターや、攻撃力を強化するエントロピック放射線シンク(Entropic Radiation Sink)も実装されます。これらを使用するには新しいプレカーサー(Precursor)スキルが必要で、スキルブックはアビサル・デッドスペースで見つけられます。

エントロピック・ディスインテグレーターは、ニューエデンの他の兵器と異なるユニークな性質を備えています。最も重要なのは、時間の経過とともにチャージが進むため、単一ターゲットへ攻撃を続ければ続けるほど威力が上昇する点です。当初は攻撃力の増加上限を50%と説明していましたが、テストの結果この数値を大きく増やすことになりました。
実装時の増加上限は150%、すなわち標準値の2.5倍の攻撃力を実現します。これが何を意味するのかというと、フルチャージのレシャク級戦艦は簡単に2500DPSを叩き出すということです。フルチャージまでの時間は多少変化しますが、フリゲートは約80秒、巡洋艦は約120秒、戦艦は発射速度ボーナスのおかげで約140秒です。
凄まじい破壊力ですが、ディスインテグレーターが一旦停止すると、その原因が何であれ、攻撃力が標準値へリセットされるという特性によりバランスが保たれています。ディスインテグレーターはECMのような直接的な妨害で止まってしまうかもしれませんし、射程からも大きな影響を受けます。他の兵器と違って精度低下範囲を持たないので、ターゲットが最適射程距離から出てしまうと攻撃を続けられないのです。あなたがトリグラヴィアン艦に乗るとき、あるいは敵に回して戦うとき、レンジコントロールが勝敗を左右すると言っても過言ではありません。
最後に、ディスインテグレーターはタレットハードポイントを1つしか使わないこと(そもそもトリグラヴィアン艦にはタレットハードポイントが1つしかありません!)も知っておくべきでしょう。つまり、トリグラヴィアン艦は複数のハイスロットを幅広い目的のために使用できるわけです。トリグラヴィアンNPCはリモートアーマーリペアラが好きなようですが、プレイヤーの皆さんは何を装備しようと自由です。キャパシタ戦モジュール、スマートボム、探検用モジュール…使いたいように使ってください。
スロットレイアウトだけでなく、艦船ボーナスもトリグラヴィアン艦の多用途性を後押ししています。
・リモートアーマーリペアラの射程範囲が100%拡大
・エネルギーニュートラライザーのキャパシタ消費量が50%減少
・リモートアーマーリペアラのキャパシタ消費量が50%減少
・スマートボムのキャパシタ消費量が50%減少

スキルレベル(プレカーサーフリゲート)ごとのボーナス:
・ライト・エントロピックディスインテグレーターのダメージ +5%
・ライト・エントロピックディスインテグレーターの最適射程距離 +5%
スロットレイアウト:
・ハイスロット 3
・ミドルスロット 2
・ロースロット 4

スキルレベル(プレカーサー巡洋艦)ごとのボーナス:
・ヘビー・エントロピックディスインテグレーターのダメージ +5%
・ヘビー・エントロピックディスインテグレーターのトラッキング速度+5%
スロットレイアウト:
・ハイスロット 4
・ミドルスロット 4
・ロースロット 6

スキルレベル(プレカーサー戦艦)ごとのボーナス:
・シュープラタイダル・エントロピックディスインテグレーターのダメージ +5%
・シュープラタイダル・エントロピックディスインテグレーターの発射速度+5%
スロットレイアウト:
・ハイスロット 5
・ミドルスロット 4
・ロースロット 8
詳しい性能値はSingularityサーバーで確認できますが、「Into the Abyss」エクスパンションのパッチノートにも載っています。
トリグラヴィアン艦は、ターゲットを撃破するまで時間がかかる環境では特に威力を発揮するでしょう。小規模集団戦や国家間戦争、そして何よりワームホール宙域での戦いです。毎度ながら皆さんの創意工夫には驚かされますから、私たちが想定していなかった使い方で事態が迷走しないよう、実装後にバランス調整するための作業時間を確保してあります。
これからも戦闘の幅を広げる艦船と兵器を増やし、プレカーサースキルセットを充実させるつもりです。トリグラヴィアンが可能性あふれる舞台を整え、カプセラが新しい道具を大いに楽しんでくれることを願います。
それでは、アビスで会いましょう!
2018年
5月26日
アビサル・デッドスペース…フィラメントの向こうに何が待つのか
2018-05-17 – By The EVE Dev Team

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昨年末、プロジェクト・ディスカバリーを指揮するマイヨール教授は急激なエネルギー発生現象を観測し、この事実をCONCORDインナーサークルへと報告しました。その後の調査で、エネルギーの発生地点が時空的ポケット空間へ通じていることが分かりました。ポケット空間は私たちが「デッドスペース」と呼んでいる特異宙域と似ているものの、より隔絶しており、進入するには特別な技術が必要とされます。
この隠されたポケット空間は「アビサル・デッドスペース」と名付けられました。
皆さんもご存知の通り、最近CONCORDは正体不明の謎の艦船を発見しました。彼らはこの船をユーライ星系のDEDステーションまで曳航したのち、アビサル・デッドスペースへの進入を可能にする奇抜な技術を回収しました。発見された新技術を使うことで、私たちは巡洋艦を1隻だけアビスへ送りこみ、そこに何があるのか探検できるようになったのです。
アビサル・デッドスペースは短時間で楽しめますが、実にEVEらしい相互作用要素も備えている、新しいタイプのソロ用コンテンツです。
プレイヤーはアビスに挑戦するたび、毎回異なった戦略的判断を下すことになるでしょう。挑戦を繰り返してパターンを学び、徐々にアビスを熟知していくのです。
うまくいけば、あなたは報酬を手にします。うまくいかない場合は? 死が待つのみです。

アビサル・デッドスペースはPvEとして新たな一歩を踏み出し、皆さんにより魅力的なチャレンジをお届けします。せいぜい20分もあれば完了するうえ、あらゆる宙域で楽しめるコンテンツです。昼食後の腹ごなしに楽しむことさえできるのですから、EVEユニバースにさらなる活気をもたらすだろうと期待しています。

私たちはこれまでの経験やコンテンツを踏まえて、より面白く、より魅力的な方法でEVEを楽しめるようにしたいと考えました。まず、皆さんにはアビスを走破するために20分間が与えられます。この時間を過ぎれば、破滅的な深淵が皆さんを捕らえるでしょう。アビサル・デッドスペースはトリグラヴィアンゲートで接続された3つのポケットで構成されており、ゲートは各ポケットの試練を突破できれば起動します。一旦アビスに進入すると、もとの宙域には3つのポケットを突破するまで戻れません。

特殊なフィラメントを使えばニューエデンのどこからでもアビサル・デッドスペースに進入できます。ハイセク、ローセク、ヌルセク、ワームホール宙域…場所は選びません。この仕様により、あらゆる宙域にかなりのPvEコンテンツが追加されると考えてよいでしょう。アビサル・デッドスペースに進入すると、進入地点にスキャン可能な痕跡が残り、戦闘プローブを持つプレイヤーなら誰でもその位置を特定できます。

EVEのPvEは予測可能なものがほとんどですが、今回はこの点を変えたいと考えました。アビサル・デッドスペースでの戦闘をデザインする際、重要な指針の一つとなったのがリプレイ性です。
これを実現するため、プレイヤーが学習によってマスターできる領域を作った上で、色々と組み合わさってアビスを構成する個別の要素も用意しました。これらは変化に富むアビサル・デッドスペースのランダム要素として用いられ、アビスに進入した時点で決まるものもあれば、プレイ中に決まるものもあります。こうした構成方法を導入したおかげで、今まで以上に面白く、魅力的なコンテンツを作ることができました。
アビサル・デッドスペースで遭遇するストラクチャについては別の開発者ブログで解説する予定ですので、お楽しみに!

EVEを開発したりバランスを調整したりするとき、私たちはその変化がEVEのエコシステムに…経済から戦闘力、果てはフレームレートまで…どんな影響を及ぼすのか、毎回のように検討しています。時にはその影響が予想しがたく、私たちが望むより、あるいは必要とされるよりも保守的になってしまうこともあります。この観点から言えば、アビサル・デッドスペースは開発スタッフ達の新たな実験場でもあり、演出とゲームプレイの両方において賛否両論、リスクが大きすぎるようなアイデアを試す場としても機能するでしょう。

一つ例を挙げるとすれば、私たちは環境エフェクトとゲームプレイを本当の意味で結びつけようとしています。以前から同種のエフェクトは存在していますが、これほどの規模ではありませんでした。アビスでは宇宙そのものがアクティブなプレイヤーであるかのように振る舞わせたいのです。

1500km以上の大きさを持つアステロイドなど、EVE史上もっとも巨大なオブジェクトもテスト対象です。現在、これらのオブジェクトをプレイエリア外に配置し、データを集めて負荷を評価しています。ゲーム画面をよりシネマティックに感じてもらうため、カメラが艦船から離れられる距離を制限し、視野角も誇張しているので、周りが実に良い感じに見えているはずです。アビサル・デッドスペースを開発する前は実験できなかったアイデアの良い例ですね。

アビサル・デッドスペースで実験された新要素すべてが従来の宙域に適用されるわけではありません。しかし、魅力的なものを本格的に導入する前に価値や機能を証明するための実験場として、アビスは大いに役立ってくれることでしょう。

アビサル・デッドスペースはニューエデンの至るところで見つかります。進入するにはフィラメントが必要ですが、これはニューエデン各地のサイトや、アビサル・デッドスペース自体に存在しています。フィラメントもご多分に漏れず、マーケットを賑わす商品の一つになるでしょう。入手したフィラメントはカーゴホールドに積みこみ、宇宙空間でダブルクリックして使用してください。フィラメントの使用にはいくつか制限があり、プレイヤーが巡洋艦に乗っていること、セレスチャルから一定距離をとっていること、兵器タイマーが起動していないことが条件となります。

フィラメントには接続先のアビスに関する基本的な情報が表示されるので、プレイヤーはそれに対応した装備を整えることができます。教えてもらえるのは宇宙天気とアビスのTierです。アビスでは奥深く進めば進むほど、脅威も報酬も大きくなっていきます。また、CONCORDはカプセラがアビスから技術を持ち出すのを快く思っていません。低Tierに目くじらをたてるつもりはないようですが、警戒下のリージョンで高Tierに手を出した場合、強硬な対応をとることに決めています。具体的に言えば、Tier4ないしTier5のアビスから帰還したカプセラには容疑者フラグが付与されるでしょう。
実際にアビサル・デッドスペースに行けば、他の制約にも気がつくでしょう。現地にはローカルチャットは存在しませんし、ワープ、ストラクチャの設置、スキャンなども不可能です。

アビサル・デッドスペースはこれまで皆さんが遭遇してきたものとまったく異なります。巨大なアステロイドに囲まれ、宇宙はより小さく感じられるでしょう。環境エフェクトは目の前の光景にさらなる深みを与えると同時に、あなたの艦船のモジュールや性能に大きな影響をおよぼし、ゲームプレイを変化させます。エフェクトはあなただけでなく、あなたが戦う相手にも有効です。しかし、アビスでゆっくり景色を眺めている暇はありません。許された滞在時間は20分にすぎず、時間内に3つのポケットを突破できなければ、その中に踏み入ったあらゆる機械と生命体は破壊されるでしょう。アビスのTierは各種巡洋艦に対応していますが、たった一つのミスで探検すべてが台無しになる可能性もあります。
アビサル・デッドスペースを実装した時点では5種類の宇宙天気が用意されています。アビスを覆う不安定な環境の犠牲になりたくないなら、現地へ赴く前に情報を集め、宇宙天気が船と装備にどう影響するか調べておくべきでしょう。

宇宙天気だけでなく、船の舵取りをこれまで以上に重要にする局地的エフェクトも登場します。エフェクトは宇宙天気に加算される形で効果を発揮するので、プレイヤーとNPCはいよいよ奇妙な状態に置かれるでしょう。エフェクトは雲のような現象で現れることもあれば、破壊可能なストラクチャから生じることもあります。先ほど説明したようなポケット構成方法を採用したおかげで、アビサル・デッドスペースに新しい局地的エフェクトを追加するのは難しくありません。
局地的エフェクトと宇宙天気が組み合わさった結果を理解しておくことは、カプセラにとって非常に重要です。組み合わせによっては、船とモジュールの機能に恐ろしくひどい結果をもたらす場合もあります。

プレイエリアは直径150kmのカプセル状になっており、外縁にはボーダーゾーンが設定されています。アビサル・デッドスペースの過酷な環境から守られるのはこの領域だけです。ボーダーゾーンより外に出るとダメージを受け始め、さらに遠くへ行くと船を失う羽目になるでしょう!

アビサル・デッドスペースでは、最近発見されたトリグラヴィアン・コレクティブが活動しています。トリグラヴィアンについて分かっていることはほとんどありませんが、鹵獲した艦船を調査した結果、彼らも同じ人類だと判明しました。ということは、適切なトレーニングを積みさえすれば、カプセラはトリグラヴィアン艦を操縦できるはずです。なお、ローグドローンが損傷したトリグラヴィアン艦を修復したとの報告もあり、トリグラヴィアンはローグドローンに何らかの影響力を行使しているものと思われます。なぜ、どのようにこの状態に至ったのかは、現時点では分かっていません。

ドリフターズとスリーパーもアビサル・デッドスペースで何かを探しており、トリグラヴィアンを大いに苛立たせているようです。
アビサル・デッドスペースのNPCには過去2年間で開発してきた新しいAI技術を使用しており、新AIはリリースごとに行動の幅を広げています。さらに、新しい勢力、新しいモジュールにふさわしいAIを作り上げるため、過去の経験を活かした改善も進めています。アビサル・デッドスペース実装後も、各種調整や新型NPCの開発は続けていきます。
フィラメントやトリグラヴィアンのアイテム、ブループリントに加えて、最大の目玉とも言える収穫物がミュータプラスミドです。ミュータプラスミドを使うとモジュールの性能を変えることができますが、結果はランダムですので、最高に強力なモジュールが生まれるかもしれませんし、大事なファクションモジュールがゴミ同然になるかもしれません。

アビサル・デッドスペースは5月29日の「Into the Abyss」エクスパンションで実装されますが、それで終わりではありません。今後も開発を継続し、新たな面白いゲームプレイを追求していきます。良さげなアイデアはたくさんありますが、まずは土台をしっかりと固めてから拡張に取りかかるつもりです。
それでは、アビスで会いましょう!

2018年
5月6日
「Into The Abyss」における惑星開発の改善について
2018-04-20 – By The EVE Dev Team

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ご機嫌よう、カプセラ諸君。
惑星開発(PI)は2010年の「Tyrannis」エクスパンションで実装されました。実装してから今まで、システムが大きく変わることはありませんでしたが、ついに変化の時を迎えようとしています。「Into The Abyss」エクスパンションではPIのUIが幾つかの部分で改善されます。
今回の改善は、コロニーを設置して維持する苦労をより小さくすることが目的で、特にコロニー設置時のクリック回数に注目しています。1つの惑星に司令基地、スペースポート、エクストラクター制御装置10個、インダストリー施設12個を設置し、リンクとルートを設定すると、だいたい300回はクリックしなければなりません。300回ですよ! 私たちがPIをどう変えていくのか、そしてクリック回数はどうなるのか、ゆっくり見ていきましょう。
まず最初に、ちょっとした間違い探しをやってみませんか?


答え:
1. 「ビルド」と「スキャン」はメニューの一番下から一番上へと移動しました。
2. 資源スキャンバーが見やすくなるよう、ブロック分けされました。
3. 「枯渇までの時間」が「残り時間(Time Remaining)」に変更されました。
4. エクストラクター制御装置を選択すると、資源採取範囲が常に表示されるようになりました。
5. PI画面で選択中のタブがハイライト表示されるようになりました。
6. 構造物を選択すると、その構造物に関係するルートが表示されるようになりました。これまではポインタを重ねた時だけ表示されていました。
7. PIを行っているあいだも艦船HUDが表示されるようになりました。
8. 「惑星モード」の名称を「惑星上製造(Planetary Production)」に変更しました。
9. 惑星の情報ウィンドウに「惑星上製造画面を見る(View Planetary Production)」ボタンを付け加え、どんな資源が採取できるか確認できるタブも追加しました。
10. 選択アイテムウィンドウの「惑星モードで表示」ボタンを「Xm以内へワープ」ボタンから遠ざけました。
11. 何かが適切に設置されていないことを示す赤い円を追加しました。上の画像ではインダストリー施設に問題があります。
これらはシンプルな変化の一部です。次はもっと大きな改善点を見ていきます。
現在のPIシステムでは、ピンやリンクを設定したあと、ビルドメニューからピンを再選択する必要があります。そのピンを設定したら、またビルドメニューから選択して設定、選択して設定、選択して設定…。今後はこの繰り返しを省くため、ピンやリンクを一旦選択すると、CPUとパワーが許すかぎり設定を続けられるようになります。
おや、ピンを滅茶苦茶に配置してしまったのですね。いちいちピンをクリックして削除を選択し、本当に削除するのかという問いに答えるのは面倒だと思いませんか? そんなことせずにピンを削除できる手段があれば便利ですよね? 新たに導入される削除ツールをご紹介しましょう。
コロニーの整備が終わり、あなたはPI画面から離れます。惑星上では順調に生産活動が行われているはずです。数日後、あなたが戻ってきてコロニーの様子を確認すると、インダストリー施設からルートが引かれていなかったせいで何も生産されていませんでした。こんな悲しい出来事を防ぐため、準備が完了していないピンに目印が付き、何が不足しているのか明確に伝えるようになりました。準備が終わると目印の色が変わり、ちょっとしたアニメーションが表示され、すべて設定できたと分かります。
私たちはピンの利便性をさらに改善し、同じタイプのピンを選択すると、以前選択したタブと同じタブが開くようにしました。インダストリー施設のピンはあなたが最後に利用した回路図を記憶するので、新しいピンを選択すると、前回の回路図が既に選択された状態でタブが開きます。
どの資源がどの惑星で産出され、それらで何ができるか確認する。このチェック作業を改良する必要があります。
PI画面のビルドメニューで資源などにポインタを重ねると、ツールチップが表示されるようになります。ツールチップはピンが何に使われるのか、そのピンはどのくらいのコストを必要とするのか、どれだけCPUとパワーを使用するのかを表示します。
ツールチップはある資源が何から生産されるか、何を生産できるか、どれくらい時間がかかるかを表示し、容量も教えてくれます。情報ウィンドウにも同じ方法を導入しますので、必要な情報を探して回路図から回路図へ飛びまわることはなくなるでしょう。これからは資源の情報ウィンドウの惑星開発タブを開けば、求める情報がすべて手に入ります。
他にも、私たちは次のような変更を加えました。
・よりシンプルなビルドメニュー。現在のアコーディオン型メニューを削除し、作成可能なすべてのアイテムを表示します。各アイテムではツールチップが表示され、それらの機能、コスト、必要なCPUとパワーの量を表示します。
・情報パネルがビルドメニューとスキャンメニューの選択を記憶。PI画面を閉じても、ビルドメニューとスキャンメニューのどちらが選択されていたか情報パネルが記憶するようになります。
・カメラの位置に影響されないピン配置。これは少し説明しづらいのですが、ピンがポインタの下に正確に配置されるようになります。
・画面動作の改善。PI画面がほかの操作画面と同じように動作するようになり、他ウィンドウの背後に隠れてしまわなくなります。
・ルート作成時にホログラムが非表示に。ルートを設定する際にホログラムが邪魔になることがあったので、ルート作成時は表示されないようになります。
・アニメーションの表示、消失をアニメーション化。

惑星コロニーも改修対象です。従来のウィンドウは惑星が存在する星系、惑星の種類、施設の数くらいしか教えてくれませんでした。今後はもっと多くの情報が表示されます。
新しい惑星コロニーウィンドウは、あなたの資源の採取状況、生産状況、貯蔵状況を表示します。さらに、資源採取が停止したら、その事実も教えてくれます。惑星コロニーウィンドウからコロニーを操作することはできませんが、少なくとも状況だけは把握できるようになります。また、コロニーが正しく整備されていない場合、何かがおかしいということもお知らせします。
今までの惑星コロニーウィンドウは、あなたがコロニーを所有していないなら何も表示されませんでした。新しい惑星コロニーウィンドウには6個のスロットが表示されます。これは惑星間コンソリデーションスキルをレベル5までトレーニングした際に維持できるコロニーの最大数です。レベル5までトレーニングしていない状態では、各スロットを開放するために必要なスキルレベルが表示されます。スキルトレーニングが完了しているにもかかわらずコロニーを所有していない場合は、コロニーを整備するために必要なものが表示されます。
ワープボタンを押すと、惑星ではなく税関へワープするようになります。税関が存在する星系にいない場合は、目的地設定ボタンになります。
説明してきた変更を反映すれば、冒頭の条件でのクリック回数は185回前後になります。クリック回数を減らす余地は他にもありそうですし、皆さんからのフィードバックを楽しみにしています。
この変更はまもなくSingularityサーバーに実装されますので、ご意見、ご感想をお聞かせください。何かバグや問題を発見した場合は、F12キーでメニューを開いてクライアント経由で報告をお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2018年
5月6日
ファクションシタデルの詳細を公開
2018-05-03 – By The EVE Dev Team

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ご機嫌よう、カプセラ諸君!
アウトポストと攻略可能ステーションをアップウェルストラクチャへ変換することは以前から予告していましたが、私たちはファンフェスのキーノートとプレゼンテーションでいくつか新情報を公開しました。今回の開発ブログは、いつ、何が変わるのか、どうすれば最善の準備ができるのかをご説明します。
要約
・あらゆるアウトポストと攻略可能ステーションは、2018年6月5日のダウンタイム中にファクションシタデルへと変換されます。
・この変更のため、ダウンタイムが通常より長くなる可能性があります。
・このファクションシタデルは強力な限定品です。今後追加されることはありません。
・変換が行われた時点でアウトポストと攻略可能ステーションを所有していたコーポレーションが、新しいファクションシタデルの所有者になります。
・アウトポストと攻略可能ステーションがファクションシタデルに変換されると、一時的な非脆弱状態が始まります。
・この非脆弱状態は6月7日に終了し、以後は通常の状態へ戻ります。
より詳しい情報や、準備として何をしておくべきか知りたい方は続きをお読みください。注意深く隅々まで目を通し、疑問や心配事があれば総合感想スレッドをご利用ください。
イメンシーの攻略可能ステーションとプレイヤーが建設したアウトポストは、それぞれ2003年と2005年に実装されて以来、ヌルセクにとって極めて重要な要素であり続けてきました。これらの巨大ストラクチャをめぐって無数の小競り合い、恐るべき大戦争が起き、どの勢力が最強と呼ばれるにふさわしいかが決まっていたのです。アップウェル・コンソーシアムは独自のストラクチャ開発を進めるなか、この歴史ある遺産に新しいエネルギーを注入し、特別仕様のフォーティザー型シタデルへ改修することを決めました。ファクションフォーティザーは実に強力な限定品です。今後新たにニューエデンへ追加されることはありません。ストラクチャ自体は通常のフォーティザーをアップグレードしたものですが、ブループリントが存在しないので、破壊されれば二度と再建できません。
攻略可能ステーションとアウトポストはニューエデン史の重要な1ページですから、近くに恒久的な記念モニュメントを設置します。このモニュメントには星系とステーションの簡単な歴史を入力しますが、設置後すぐに更新し、旧ストラクチャを最後に所有していたアライアンスを追記します。
アップウェルは4種類のアウトポストと1種類の攻略可能ステーションに対応するため、5種類のファクションフォーティザーを準備中です。ファクションフォーティザーには現在のアウトポストを改良、拡張したモデルが使用され、変換前の役割に応じたボーナスも付与されます。また、アップウェルは最初のアウトポストを建設したカプセラに敬意を表し、その歴史をファクションフォーティザーの名前に反映しています。

・ミンマターサービスアウトポストを代替。
・441個が出現。
・ニューエデンで初めて建設されたアウトポスト、Prometheus Stationにちなんで名付けられた。
・Prometheus Stationは5P-AIP星系で、Celestial HorizonコーポレーションとAscendant Frontierアライアンスによって建設された。
・Prometheus Stationの名前は、その建設を支援したPrometheus Wrongというプレイヤーに由来している。
フォーティザーの標準ボーナスに再処理ボーナスを追加:
・すべてのコンバットリグの効果が25%増加
・シタデル本体と再処理サービスモジュールの燃料消費量が25%減少
・あらゆる鉱石とアイスを製錬する際の抽出量が2%増加
・「スタンドアップ」バーストプロジェクターのキャパシタ消費量と誘導型ボムランチャーの発射速度が20%改善
スロットレイアウト : 7H (+1)/6M (+1)/4L、7サービス (+2)、3ランチャー
フィッティング : 3.15M PWG (+450,000)、45,000CPU (+7,000)
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 18M hp (+3.6M)/27M hp (+5.4M)/27M hp (+5.4M)
キャパシタ容量 : 425,000GJ (+25,000)
戦闘機スロット : 発進用チューブ5基、容量350,000m3 (+50,000)
戦闘機管制能力 : 軽戦闘機部隊5個、支援戦闘機部隊3個 (+1)、重戦闘機部隊2個

・ガレンテ行政アウトポストを代替。
・188個が出現。
・ニューエデンで最初のガレンテ行政アウトポスト、ISS Marginisにちなんで名付けられた。
・ISS MarginisはKDF-GY星系で、Interstellar Starbase Syndicateアライアンスによって建設された。
・ISS MarginisはIPO(新規公開株)として建設され、EVEで最初に一般開放されたフリーポートアウトポストになった。
フォーティザーの標準ボーナスにより強力な燃料消費量ボーナスを追加:
・すべてのコンバットリグの効果が25%増加
・すべてのサービスモジュールの燃料消費量が50%減少
・あらゆる鉱石とアイスを製錬する際の抽出量が2%増加
・「スタンドアップ」バーストプロジェクターのキャパシタ消費量と誘導型ボムランチャーの発射速度が20%改善
スロットレイアウト : 7H (+1)/5M/5L (+1)、8サービス (+3)、3ランチャー
フィッティング : 3.2M PWG (+500,000)、43,000CPU (+5,000)
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 14.4M hp/18M hp (+3.6M)/32.4M hp (+10.8M)
キャパシタ容量 : 425,000GJ (+25,000)
戦闘機スロット : 発進用チューブ5基、容量375,000m3 (+75,000)
戦闘機管制能力 : 軽戦闘機部隊5個、支援戦闘機部隊4個 (+2)、重戦闘機部隊2個

・アマー工場アウトポストを代替。
・398個が出現。
・ニューエデンで最初のアマー工場アウトポスト、Draccous Stationにちなんで名付けられた。
・Draccous Stationは0OYZ-G星系で、Ascendant FrontierアライアンスのEVE Defense Forceコーポレーションによって建設された。
フォーティザーの標準ボーナスに製造ボーナスを追加:
・すべてのコンバットリグの効果が25%増加
・シタデル本体とエンジニアリングサービスモジュールの燃料消費量が25%減少
・製造ジョブにかかる時間を15%短縮
・製造ジョブにかかるiskを3%削減
・「スタンドアップ」バーストプロジェクターのキャパシタ消費量と誘導型ボムランチャーの発射速度が20%改善
スロットレイアウト : 7H (+1)/5M/5L (+1)、7サービス (+2)、3ランチャー
フィッティング : 3.25M PWG (+550,000)、42,000CPU (+4,000)
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 14.4M hp/21.6M hp (+7.2M)/27M hp (+5.4M)
キャパシタ容量 : 430,000GJ (+30,000)
戦闘機スロット : 発進用チューブ5基、容量400,000m3 (+100,000)
戦闘機管制能力 : 軽戦闘機部隊5個、支援戦闘機部隊3個 (+1)、重戦闘機部隊2個

・カルダリ研究アウトポストを代替。
・114個が出現。
・初期のアウトポストの多く(最初のミンマターアウトポストとカルダリアウトポストを含む)を建設したCelestial Horizonコーポレーションにちなんで名付けられた。
・最初のカルダリ研究アウトポストであるPrometheus Research Stationは、GHZ-SJ星系でCelestial HorizonコーポレーションとAscendant Frontierアライアンスによって建設された。
フォーティザーの標準ボーナスに研究ボーナスを追加:
・すべてのコンバットリグの効果が25%増加
・シタデル本体とエンジニアリングサービスモジュールの燃料消費量が25%減少
・研究ジョブにかかる時間を15%短縮
・研究ジョブにかかるiskを3%削減
・「スタンドアップ」バーストプロジェクターのキャパシタ消費量と誘導型ボムランチャーの発射速度が20%改善
スロットレイアウト : 7H (+1)/6M (+1)/4L、7サービス (+2)、3ランチャー
フィッティング : 3.1M PWG (+400,000)、47,000CPU (+9,000)
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 21.6M hp (+7.2M)/14.4M hp/27M hp (+5.4M)
キャパシタ容量 : 425,000GJ (+25,000)
戦闘機スロット : 発進用チューブ5基、容量350,000m3 (+50,000)
戦闘機管制能力 : 軽戦闘機部隊5個、支援戦闘機部隊3個 (+1)、重戦闘機部隊2個

・攻略可能ステーションを代替。
・68個が出現。
・攻略可能ステーションを建設した秘密組織イメンシーの創設者、Sébastien Moreau(NPC)にちなんで名付けられた。
・詳しく知りたい方はクロニクル「Forsaken Ruins」をどうぞ。
何でも屋のようなボーナス:
・すべてのコンバットリグの効果が25%増加
・すべてのサービスモジュールの燃料消費量が35%減少
・製造ジョブと研究ジョブにかかる時間を10%短縮
・製造ジョブにかかるiskを2%削減
・あらゆる鉱石とアイスを製錬する際の抽出量が1%増加
・「スタンドアップ」バーストプロジェクターのキャパシタ消費量と誘導型ボムランチャーの発射速度が20%改善
スロットレイアウト : 7H (+1)/6M (+1)/5L (+1)、8サービス (+3)、4ランチャー
フィッティング : 3.4M PWG (+700,000)、48,000CPU (+10,000)
HP(シールド/アーマー/ストラクチャ) : 21.6M hp (+7.2M)/21.6M hp (+7.2M)/32.4M hp (+10.8M)
キャパシタ容量 : 450,000GJ (+50,000)
戦闘機スロット : 発進用チューブ5基、容量400,000m3 (+100,000)
戦闘機管制能力 : 軽戦闘機部隊5個、支援戦闘機部隊4個 (+2)、重戦闘機部隊3個 (+1)
ファクションシタデルへ変換された際、すべてのフォーティザーは複数ボーナスを組み合わせた特別リグ1個を装着します。攻略可能ステーションやアップグレードされていないアウトポストも対象ですが、アップグレード済みのアウトポストは、そのアップグレードに応じたより強力な特別リグを装着します。特別リグはヒットポイント、キャパシタ、センサー、地点防衛バッテリーに対するボーナスを持ち、今回のアウトポスト変換でしか手に入りません。注意していただきたいのは、ファクションシタデルを破壊したり係留解除したりすると、特別リグが失われてしまうという点です。ファクションシタデル自体を係留解除し、ハイセク、ローセク、ヌルセク、あるいはワームホール宙域に再設置することは可能ですが、特別リグが代償になります。特別リグに代わりはありません。入手できるのは今回だけです。
アウトポストと攻略可能ステーションは、それらが存在する星系にインダストリー費用削減ボーナスを提供しています。今後はアウトポストと攻略可能ステーションが存在していた星系に、アップウェル産業支援施設がNPCランドマークとして出現し、インダストリー費用削減ボーナスを代替します。このランドマークは現時点では破壊できません。
・アマーアウトポストが存在していた星系には高度製造支援施設(Advanced Manufacturing Support Facility)が出現
・カルダリアウトポストが存在していた星系には高度研究支援施設が出現(Advanced Research Support Facility)
・ガレンテ、ミンマターアウトポストと攻略可能ステーションが存在していた星系にはアップウェル総合産業支援施設(Upwell General Industrial Support Facility)が出現
2018年6月5日のダウンタイムに、ファクションシタデルへの変換が実施されます。既存のアウトポストと攻略可能ステーションは対応するファクションフォーティザーに置き換えられ、以下のものも自動的に移動します。
・キャラクター
・資産
・クローン
・オフィス
・インダストリージョブ
・マーケットオーダー
・契約
・アウトポストと攻略可能ステーションそのものへのブックマーク
ダウンタイム開始時、アウトポストと攻略可能ステーションがフリーポートモードや戦闘状態にあっても、ファクションフォーティザーは旧ストラクチャの所有者に与えられます。つまり、ここまで説明してきたものを手に入れたければ、6月5日までに対象ストラクチャを奪取し、ご近所さんから守り抜かなければならないわけです。
また、どのコーポレーションがどれを支配しているのか再確認しておくこともオススメします。
注意:
新しいファクションフォーティザーはアップウェルストラクチャなので、アウトポストや攻略可能ステーションに適用されていた設定ではなく、アップウェルストラクチャを管理するルールに従うようになります。つまり、入港許可や各種サービスのアクセス権はアクセスリストによって管理され、従来の設定は意味をなさなくなるということです。アクセスリストについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
あなたがアウトポストや攻略可能ステーションの所有者、管理者である場合:
・ストラクチャを所有しているのが正しいコーポレーションかどうか確認してください。
・デフォルトプロファイルを設定しているか確認してください。詳細は下で解説しています。
・デフォルトプロファイルの内容が間違っていないか確認してください。
・デフォルトのリーンフォース時間とリーンフォース日を設定しているか確認してください。詳細は下で解説しています。
・ストラクチャの装備を用意しておいてください。
先ほど説明したとおり、ファクションフォーティザーは一時的な非脆弱状態へ移行しますので、その間に必要なだけフィッティングを整えることができます。
3月リリースから、コーポレーションのデフォルトプロファイルを設定できるようになっています。このプロファイルは新たに設置されたストラクチャに適用されており、変換後のファクションフォーティザーも対象となります。また、ファクションシタデルはアクセスリストの適用対象にもなるので注意してください。デフォルトプロファイルを設定するには、プロファイルを右クリックして「デフォルトプロファイルに設定する」を選択します。

デフォルトのリーンフォース時間とリーンフォース日を設定することも可能です。

アウトポストと攻略可能ステーションがファクションシタデルへ変換されると、6月7日まで非脆弱状態が続きます。この間、ストラクチャの装備は自由に変更できますが、モジュールを起動したり、戦闘機を出撃させたり、係留解除を始めたりすることはできません。期間中にリーンフォース時間とリーンフォース日を変更することもできますが、有効になるまで通常どおり7日かかりますので、先にデフォルト設定を変更しておくほうが賢明でしょう。
非脆弱状態は6月7日まで続き、その後は脆弱状態へ移行します。
なお、最初の非脆弱状態が続いているあいだは、ストラクチャの放棄や、所有権の移譲はできません。
ファクションフォーティザーは以下のサービスモジュールをオンライン状態で最初から装備しています。
・「スタンドアップ」マーケットハブI
・「スタンドアップ」クローニングセンターI
・「スタンドアップ」製造プラントI
・「スタンドアップ」主力艦造船所I
・「スタンドアップ」研究ラボI
・「スタンドアップ」発明ラボI
・「スタンドアップ」再処理施設I
さらに、これらのサービスを7日間維持できるだけの燃料も付きます。
・すべてのマーケットオーダーと契約は新ストラクチャへ移動します。
・すべてのインダストリージョブは継続されます。もしプレイヤーがストラクチャないしインダストリーサービスのアクセス権を失ったとしても、ジョブは完了するまで継続され、別の場所で受け取ることができます。
・すべてのクローンは新ストラクチャへ移動します。
・ジャンプクローンは新ストラクチャの所有者によって破壊される可能性があります。詳しくはこちらをご確認ください。
・コーポレーションとキャラクターの資産はすべて新ストラクチャへ移動します。コーポレーションとキャラクターが新ストラクチャへのアクセス権を有していなかった場合、資産保護システムを通じて資産を回収することができます。
・資産保護システムが適用されたアイテムは、正しく配送されるまで別のキャラクターへ移譲できなくなるので注意してください。
・すべてのコーポレーションオフィスは新ストラクチャへ移動します。
・オフィスを借りる権限を失ったコーポレーションが利用しているオフィスは、現在のレンタル料支払いサイクルが終了するまでレンタル状態となります。その後はレンタル契約が解除され、資産には資産保護システムが適用されます。
・ファクションフォーティザーではオフィスのレンタルスロット数が制限されません。
・コーポレーションの権限関係には影響ありませんが、ベース機能でファクションフォーティザーを指定することはできないので、メンバーのアクセス権を再確認しておいたほうがいいかもしれません。
・ブループリントのロック状態は維持されます。
・アウトポストと攻略可能ステーションそのものへのブックマークだけが自動的に更新されます。ファクションフォーティザーは変換前よりサイズが大きいので、旧ストラクチャのすぐ近くで作成したブックマークを使うと衝突する可能性があります。
アウトポストと攻略可能ステーションではアクセス権を持っていたにもかかわらず、ファクションフォーティザーへ変換された途端に利用できなくなったという方は、所有者のアクセスリストが正しく設定されているか確認してください。
あらゆるアップウェルストラクチャは、たとえ一般開放されているものでも、コーポレーションによって所有されていなければなりません。つまり、変換時にフリーポート状態だったストラクチャでも、どうにかして所有者を決める必要があります。
・アウトポストと攻略可能ステーションがコーポレーションによって所有されている場合、そのコーポレーションがファクションフォーティザーの所有者になります。デフォルトプロファイルはそのコーポレーションのものが適用され、入港権限、サービスのアクセス権、税率などに影響します。旧ストラクチャが所有権をめぐって紛争状態にあり、その紛争が終了していない場合、防衛側がファクションフォーティザーの所有者になります。
・アウトポストと攻略可能ステーションがコーポレーションによって所有されておらず、フリーポート状態になっている場合、その状態へ移行する直前にストラクチャを所有していたコーポレーションがファクションフォーティザーの所有者になります。

画像提供: Wilhelm Arcturus – evepics.wordpress.com
社内テストは順調に進んでいますが、変換当日にすべて問題なく進めるには皆さんの力が必要です。もしよろしければ、テストサーバーで公開テストが行われる際は協力していただければと思います。
今までと同様、皆さんから様々な形でサポートしていただけることに心から感謝します。今回の変更がニューエデンをどう変えていくのか楽しみです。
2018年
4月29日
スコープニュース – 明らかになったトリグラヴィアン・コレクティブの存在
2018-04-27
CONCORDが公開したこの映像は数日前に撮影されたもので、ラネイルズ星系で漂流していた激しく損傷した艦船を鹵獲する様子が捉えられています。乗組員の安否は発表されていませんが、CONCORD職員が艦内へ乗りこんでから数時間も経たないうちに、同艦はユーライ星系のCONCORD指令執行局本部ステーションへと曳航されました。その後、入港しても問題ないと判断されるまで、約48時間にわたってステーション外で隔離状態に置かれました。艦船の乗組員や建造者については、「トリグラヴィアン」という名前以外はほとんど何も分かっていませんが、同艦には「3」で構成される要素が多く、これが名前と関係しているのではないかと思われます。
ニューエデン各地のスターゲートでは、ここ1ヶ月ほど、傷ついたドリフター艦隊が出没するという奇妙な現象が続きました。ドリフター艦隊は過去に例のない規模で姿を見せ、カプセラからは「デスボール」と呼ばれています。刺激しないかぎり攻撃してくることはありませんが、ドリフター艦は何らかの戦闘で激しいダメージを負っており、誰、あるいは何が彼らをここまで痛めつけたのかが議論の的になりました。
ドリフター研究を牽引するアラタカ研究コンソーシアム(Artaka Research Consortium)は、発見したデスボールをことごとく掃討してきました。必要以上にドリフターズを攻撃する姿勢には賛否両論が寄せられましたが、ドリフター艦隊に何が起きたか推測する手がかりが得られたため、彼らの行動を肯定する向きが強いようです。
ドリフター艦の残骸からは三連データの保管庫が回収されました。データは部分的に破損しており、もとはトリグラヴィアンが所有していたものだと考えられています。アラタカ研究コンソーシアムはデータから断片的な映像を抽出し、それらをつなぎ合わせることに成功。そこには、トリグラヴィアン艦と交戦するドリフターズが記録されていました。こうした研究調査が行われたことや、カプセラからの問い合わせが相次いだため、CONCORDは今回の出来事について公表する判断を下したようです。
鹵獲されてからあまり時間が経っていませんが、トリグラヴィアン艦はCONCORDに多くの情報をもたらしました。「フィラメントデバイス」と名付けられた装置を使用すると、CONCORD深宇宙研究部門のマイヨール教授が「アビサル・デッドスペース」と呼ぶ宙域に、巡洋艦程度の艦船を進入させることができます。マイヨール教授はニューエデン各地の急激なエネルギー発生を観察し、これらが空間と時間において独立したポケット空間、すなわちアビサル・デッドスペースへの進入路になるのだと理論化しました。
この理論を実証するため、エンフォーサー級巡洋艦にフィラメントデバイスを取り付けるという大胆な実験も行われました。デバイスを起動すると、エンフォーサーは無数のアビサル・デッドスペースの1つへ一瞬で吸いこまれました。実験はマイヨール教授の理論を証明するとともに、予想されていたとおり、進入路が調査隊の背後で閉じたことから、緊急事態に陥ったとしても救助される可能性がないことも示しました。
空間内ですぐに判明したのは、ポケットが激しい時空の流れに囲まれているという事実です。ポケットの中心部から離れすぎた艦船は重力によって粉砕されるでしょう。また、ポケット内でも危険な現象が検出されたため、これらの現象に接近する際は、艦船の損傷や破壊を避けるために細心の注意を払って航行する必要があります。
さらに、エンフォーサーはすぐにトリグラヴィアン艦3隻の攻撃を受けました。敵はフリゲートクラスの艦船で、独特のエネルギー球から容易にトリグラヴィアン艦だと識別できました。エネルギー球の正体は「エントロピック・ディスインテグレーター」と呼ばれる武装のエンジン部分です。作動方法が既存のカプセラ兵器とはまったく異なるため、標的にむけて連続的なエネルギービーム射撃を始めるには、一定以上のキャパシタが必要となります。最初の威力はあまり高くありませんが、急速にエネルギーレベルが上昇し、攻撃力が大幅に増加。最大レベルに達すると、既存の同クラス兵器を上回る破壊力を実現するとのことです。
エンフォーサーは敵艦を撃破する前にかなりの被害を受け、この後は通信が散発的になりました。安全な場所へ退避する方法がないため、乗組員たちは前進を余儀なくされ、さらに奥深くへと進みます。一種の移送用ゲートらしきものを通り、少なくとも3つのポケットに到達したようです。
アビサル・デッドスペースに進入してから12分後、エンフォーサーから最後の通信が届きました。彼らは再びトリグラヴィアン艦と交戦しましたが、今度の相手はより強力な大型艦でした。断片的な戦闘記録によれば、調査隊はエントロピック・ディスインテグレーターによるダメージを軽減するため、出力が最大化する前に射程から逃れようと必死に回避機動をとったようです。しかし、ポケット内の安全な場所は限られており、トリグラヴィアン艦から逃れることはできませんでした。敵との距離が縮まり、エントロピック・ディスインテグレーターの最適射程距離に収まるたび、エンフォーサーは信じがたいほどのダメージを受けています。最後は船体中枢が損傷し、1秒と経たずにシグナルが消失しました。
調査データは分析中ですが、エンフォーサーはよく似た環境の3つのポケットに到達したことが判明しています。また、3つ目のポケットで確認されたゲートは、アビサル・デッドスペースに進入した場所へ戻るための安全な帰還ルートになっただろうと考えられています。興味深いことに、ドリフター艦から回収された映像には5種類の環境が記録されており、いまだ確認されていない環境が存在するのは間違いありません。さらに言えば、ドリフターズとトリグラヴィアン艦がアビサル・デッドスペースで交戦する映像が存在するということは、ポケット内でドリフター艦に遭遇する可能性は高いと考えるべきでしょう。
アビサル・デッドスペースの調査では、鹵獲したトリグラヴィアン艦からも見つかっているバイオテクノロジー、「ミュータプラスミド」が検出されました。CONCORDの研究者たちは実験を行い、この物質が既存技術に大きな、しかし予測不可能な影響を与えることを発見しました。最初の実験でミュータプラスミドを標準的なマイクロワープドライブに使用した結果、必要パワーグリッドがやや増加したものの、モジュールの性能は大幅に上昇し、キャパシタ消費量も減少しました。しかし、同じ実験を繰り返したところ、結果はまったく違っていました。性能は低下し、必要パワーグリッドとキャパシタ消費量のどちらも悪化したのです。その後のテストでも、極めて良い結果からどうしようもなくひどい結果まで、ありとあらゆる反応が見られました。モジュールにミュータプラスミドを使用した結果は不可逆的なので、危険な賭けにはなりますが、この物質を大量に回収できれば現代宇宙技術に革命を起こすのは間違いません。
スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。
ヘッドラインニュース
・カプセラ代表団がユーライ星系でCONCORD特別ブリーフィングに出席。
・GalNet配信者たちはアビサル・デッドスペースとトリグラヴィアン文明について議論を交わす予定。
・新たに発見されたトリグラヴィアン・コレクティブとドリフターズの紛争はかなりのレベル?
・シスターズ・オブ・イブは人道的支援を理由に、トリグラヴィアン艦の生存者と面会させるよう要求。
・プロジェクト・ディスカバリーの系外惑星探査プログラムが時空異常現象を発見。
・CONCORDの調査はアビサル・デッドスペース内が極めて危険であると報告。
・カプセラはトリグラヴィアンが特異的エネルギー源を制御していると主張。
・アマー帝国はトリグラヴィアン人工知能の噂について会合を開くようCONCORDに要求。
・アビスへ進入できるのはトリグラヴィアンのフィラメント技術を使用した巡洋艦のみ。
・CONCORDによるアビスへの軍事介入は排除された。
・フィラメント技術は時空間トポロジーに新たな道を拓く?
・カルダリ巨大企業は私設艦隊を海軍の指揮系統下で展開。
・意識思考学会はCONCORDがカプセラによるアビス調査を支持するよう希望。
・ミンマター海軍は予備隊を招集。
・CONCORDの専門家はトリグラヴィアン文明を人類起源だと判定。
・ガレンテ海軍はトリップワイヤ計画にもとづく配置を命令。
・三連データ保管庫はトリグラヴィアン由来と思われる未知のスクリプトを記録していた。
・傷ついたドリフター艦隊はトリグラヴィアンとの激戦の生き残り?
・DEDジェネシス艦隊は警戒レベルを動員準備状態に引き上げ。
・カルダリ市場はローグドローンの群れがキモトロ証券取引所を襲ったとの噂を受けて下落。
・ファロス・オブ・テーラはCONCORDインナーサークルによる長年の隠蔽を主張。
・トリグラヴィアン技術にはバイオエンジニアリング的な手法も含まれる模様。
・ユーライ3のコンコード市で暴徒鎮圧部隊が出動したとの噂。
2018年
4月13日
SoCT年次会合へ集まるカプセラ達…CONCORDは特別ブリーフィングを予告
2018-04-11 18:13 スコープ、アルトン・ハヴェリ
ユーライ発-意識思考学会が主催するカプセラ向け年次会合に出席するため、多くの参加者がユーライ星系へ集まっている。CONCORDは今年の会合において、ニューエデンの新たな脅威の最新状況を説明するため、特別ブリーフィングを行うと発表した。
ブリーフィングが予告される数日前、見慣れない外見を持つ正体不明の艦船がユーライ星系で確認された。この船はDEDジェネシス艦隊のオヴェグ・ドラスト艦長が指揮する部隊によって隔離状態におかれたのち、ユーライ10のDEDステーションへと入港した。
これらの異例の出来事から、CONCORDインナーサークル、ひいては意識思考学会の上級指導者マツィ・ライシュが、カプセラ達と重要な情報を共有することに決めたのではないかと複数の外交筋は予測している。

ユーライ10、DEDステーション港外に係留された未知の艦船
ユーライ協定が独立カプセラを認可してから15年目にあたる今年、意識思考学界はユーライ3の地表、コンコード市の港湾周辺に建設された新しい外交施設で会合を開催する。カプセラ時代の幕開けを記念する5月6日を前にして、会場はコンコード関係者や各国代表、学会メンバー、そして多くのカプセラで賑わうであろうことが予想される。
ドリフター艦隊が今までにないパターンで出没し、謎の艦船とドリフターズの激しい戦闘を捉えた映像データが回収され、ユーライ星系では未知の艦船の隔離検査が行われた。あらゆる推測が飛び交う今、一連の出来事に関心をもつ人々はブリーフィングに高い期待を寄せている。
2018年
4月12日
キョウノーク危機から1年を迎えて
2018-04-10 12:29 スコープ、レト・グロリアクス
ポストービン発-キョウノーク問題が一応の解決をみてから1年、いまだ多くの謎が残されている。去年4月に開催されたキョウノーク研究事業で、2日目に「重要機密保護案」が採択されたため、治療法や事件の背景について各国が集めた情報はすべて非公開のままだ。
ニューエデン史上もっとも凄惨なテロ攻撃を実行したのが誰なのか、公式には何も発表されていない。活動家、役人、事件の生存者、メディア…誰が正義を求めようと、ただ沈黙だけが返ってくる。キョウノーク・ピット侵入事件には、カルダリ国粋主義者のカサラス一家が関与していた事実が知られているが、動機が何だったのか、具体的にどんな役割を果たしたのかといった詳細は明らかになっていない。
発見された治療法が功を奏し、指令執行局はキョウノーク感染症の正式な終息宣言を出したものの、事件の捜査は続いている。キョウノーク問題全体では約2200万人が死亡したと推計されており、その大部分の1400万人以上が、オイジャネン2のミルスカー市の住民だった。

オイジャネン2
生存者の治療と避難が終わったあと、ミルスカー市は反水素弾頭で破壊された。現在では、カルダリ史上もっとも成功した建設プロジェクトとして、スクーベスタ社による再建が進められている。同社によれば、工事は順調に進行しており、瓦礫の撤去や建設作業を通じて3000万人の雇用が生まれたという。ミルスカー市当局は5月に記者会見を行い、プロジェクトの最新状況を報告するよう求めている。
ムットコン2では1ヶ月以上にわたって警戒態勢が続いたあと、汚染された軌道エレベーターが破壊され、ミンマター当局は感染症を封じ込めるための予防措置を緩和した。軌道エレベーターを破壊する際は、ムットコン2の大気圏に突入させて焼却する方法がとられた。科学者たちはキョウノーク・ウィルスが生き残る確率は限りなく低いと確信していたものの、地上の部族当局はマスクを配布して使用を義務づけ、医療施設に解毒剤を補充することで、市民の不安を鎮めようと努めた。

エフ5第1衛星、ジェノリューション社ステーション
同様の予防措置は、アマー宙域のエフ5に浮かぶジェノリューション社バイオテック製品製造施設でも実施された。施設は5月から営業を再開したが、新たにやってきた人々には今でもエージェント0410の接種が義務づけられている。キョウノーク研究事業に参加した意識思考学会の特別オブザーバー達も、施設の監視を続けている。
一方、キョウノーク研究事業が開催されたH4-RP4キープスターは、依然として活気に満ちている。カプセラの寄港は制限されたものの、意識思考学会が各国のバイオテック企業に研究所の利用許可を与えたためだ。RP4ヘモファイト精錬施設の遺構もそのまま残され、感染症によって命を落とした人々と、キョウノーク危機を終わらせるために尽力した人々のための永続的な記念碑となった。なお、数千km離れた場所にあるアラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)の研究支援センターは、現在も一般に開放されている。

ポストービン星系、H4-RP4キョウノーク研究センター
キョウノーク研究事業ではユーライ協定の非常時規則にもとづき、代表者らによって「希望的解決案」が採択された。この最終結果を実現するうえで、ARCの投じた票は決定的な役割を果たしたと言える。希望的解決案はガレンテ連邦とミンマター共和国に支持されていたが、対するアマー帝国とカルダリ連合は「最終的解決案」を支持していた。後者の案はキョウノーク感染症で汚染された地域を徹底的に消毒するというもので、こちらが選ばれていた場合、さらに2400万人が犠牲になり、感染症そのものよりも多くの死者を出していただろうと考えられている。
また、ARCはキョウノーク問題に関する資料の公開を求め、連邦情報局へ情報公開請求の訴えを起こしている。ガレンテメディアもこの訴えの行方に注目しており、オーヴァン地方裁判所はARC以外にも多くのガレンテ系市民団体から訴状を提出されているが、いまだ判断は下していない。
2018年
4月9日
CONCORDがユーライ星系で未知の艦船を隔離中
2018-04-09 09:13 スコープ、リナ・アンバー
ユーライ発-ユーライ10のDEDステーション港外で、CONCORD指令執行局がおよそ48時間にわたって未知の艦船を隔離状態に置いている。この船はDEDジェネシス艦隊のオヴェグ・ドラスト艦長率いる部隊とともに現れ、すぐさま多くのカプセラ達の関心を集めるところとなった。

ユーライ10、DEDステーション港外に係留された未知の艦船
船の正体が何であれ、外見上は激しく損傷しているうえ、動力も低下しているようだ。アラタカ研究コンソーシアム(Arataka Research Consortium)がこれまでに回収、解析した映像データは、未知の場所でドリフターズと戦う正体不明の艦船を捉えており、カプセラ達はそれらの艦船とユーライ星系の艦船が同一タイプだと判断している。
謎の艦船と通信を交わそうとする者がいれば、修理や攻撃をためす者もいたが、あらゆる試みは徒労に終わり、オヴェグ・ドラスト艦長の警告以外は何も引き出せなかった。
「この船は隔離中であり、入港する前に安全性について検査を行っている。現時点でこれ以上言うことはないので、十分に距離をとるように」
ドラスト艦長は「ザ・アストロマンサー事件」の証拠物件を回収するため、カプセラに対して強硬姿勢をとったことで知られる人物だ。この一件では、ザ・アストロマンサーの死体を運んでいたカプセラ艦がSAROコマンド部隊に襲撃され、大きな注目を集めた。事件後、ドラスト艦長はインナーサークル・CDIA・SAROの連絡組織「ザ・ラディウス」に所属するエージェントではないかと訴える声があがったが、CONCORDはそのような組織の存在を正式に否定している。
CONCORDは未知の艦船について何も発表していないものの、現地にはDEDの精鋭部隊「ブラック・トループ」が特殊艦を展開している。

ユーライ10軌道上に展開するSARO「ブラック・トループ」の特殊艦
CONCORDを構成する主要四大国の政府はコメントを拒否し、意識思考学会もノーコメントを貫いている。だが、CONCORD関係者によれば、インナーサークルは過去3日間にわたり継続的に会合を開いている模様だ。
状況に進展があり次第、続報にてお知らせする。
2018年
4月1日
これがERICだ! ~次回リリースにて実装予定~
2018-04-01 – By The EVE Dev Team

ファンフェス2018も間近に迫ってきたことですし、今年のニューエデンには何が待ち受けているのか、そろそろお話ししておこうと思います。
しかしその前に、コミュニティにお知らせしておきたいコンテンツがいくつかあります。
実に素晴らしいコンテンツです。実装された暁には、EVEが一変するほど革命的なシロモノです。
それでは、まもなくEVE Onlineに訪れるお楽しみの数々をご覧ください。
ここ3ヶ月間というもの、ストラクチャからエントーシスリンク、強襲型フリゲートから戦艦に至るまで、あらゆる分野を対象にしたバランス調整が行われてきました。ジャンプ疲労と領有権システムも大幅に変更され、私たちはコミュニティからのフィードバックに目を光らせているところです。
ああ、皆さんの声が聞こえます。「もっとリバランスして!」という声が聞こえてきます。
CCPは最新技術を最大限に活用するため、数年にわたって機械学習・人工知能産業に注目してきました。NPCの行動の進歩は、改良されたAIで何ができるかを示す良い例ですが、私たちはさらに前へ進みたいと思います。
というわけで、次回リリース以降、高性能AIを利用したリバランスを毎週実施することをお知らせいたします。リバランスの対象になるのは、艦船、モジュール、弾薬、ストラクチャ、NPCなど、ニューエデンのありとあらゆる存在です。
さらにお伝えしておきますと、私たちは皆さんのプレイスタイルが千差万別だと熟知していますので、リバランスがプレイヤーごとに行われるようにしました。AIは皆さんの行動を予測するために学習し、プレイヤーが一番よく使っている艦船やモジュールを監視、それらの結果をもとに生成したアルゴリズムからリバランス内容を決定します。
すべてのプレイヤーに最高のゲームプレイを経験してもらうため、EVEをフルカスタム化するのが今回の目的です。友だちと同じ船に乗って、ボーナスから装備まで何もかもお揃いなんて面白みに欠けますし、真のサンドボックスとは言えませんよね。
スロットの数、ハードポイントの種類、艦船の物理的な大きさやカラーリング…すべてが一人ひとりのプレイヤーにあわせてカスタマイズされます!
宇宙は冷たくて寂しい場所ですから、ニューエデンに降り立ったばかりのルーキーが厳しい船出を味わうこともあります。
そんな問題を解決するために開発されたのが、このERICです。

ERICはAURAが何年にもわたって実践してきた方法、すなわちアドバイスや補助機能を通じてパイロットを助け、彼らの学習と成長を促し、ニューエデンで最初の1歩を踏み出せるよう見守ります。
ERICは4月に実装されますが、初期段階としていくつかの基本機能を備え、ルーキーだけでなくベテランにも様々なシステムとゲームプレイについて解説します。
計画では、ERICはルーキーの初期の活動を支援するとともに、ベテランに対しても、彼らがあまり経験していないゲームシステムに関する堅実なアドバイスを提供します。
ERICはアドバイスや情報提供だけでなく、危険な状況では援護射撃やリモート支援もこなします。新規プレイヤーがEVE Onlineをプレイし始める際、ERICを基礎の一部として利用してもらえれば幸いです。
テストプレイではERICが状況を認識し、プレイヤーの充実度を向上させるために極めて有益なアドバイスを行うことが証明されました。

上の画像は、20時間の長時間採掘作業を含むプレイでのERICからのアドバイスです。
このような長時間のゲームプレイでERICに可能なのは、娯楽を確保してプレイヤーとの親交を深めることだけではありません。あなたが掘った鉱石を運んだり、投資利益率の最大化を目的として、現地リージョンの市場価格から採掘すべき鉱石を判断、助言することもできます。

上の画像はオートパイロット・プラグインをテストしたときのERICです。彼の高性能AIと交通監視アルゴリズムは、あなたの積荷、艦船、装備、インプラントの価値と、ニューエデン各地の活動状況と危険レベルを考慮し、最も安全なルートを提案します。

先ほど説明したように、あなたが非常に不利な状況で助けを必要としているとき、ERICは常に援護射撃やリモート支援を提供してくれます。また、戦闘時の最適な行動や、敵艦をより効率的かつ迅速に排除できるダメージ属性などもアドバイスします。

AURAは戦闘で死亡したパイロットを嘲笑したために批判されてきましたが、ERICの高性能AIは同じ轍を踏みません。艦船とインプラントを失うという最悪の事態が起きても、彼は感情面のサポートと財政的なアドバイスを提供できます。
ERICの保険プラグインがあれば、新しい艦船とインプラントも今までより素早く手配できるので、従来ほど時間をかけることなく宇宙空間へと舞い戻れるでしょう。
ERICがあれば、ニューエデンの暮らしはずっと易しくなるのです。
ここまで紹介してきたERICは、次回リリースですべてのカプセラが受け取る、基本的な入門バージョンです。
このバージョンのERICには、先に説明したような基本機能に加えて、彼の宇宙空間での働きぶりを改善する多数のミニゲームとトレーニングコンテンツが搭載されています。
言うまでもありませんが、この種のAIを動かし続けるには相当なエネルギーが必要です。ERICをフル稼働させるには、十分な餌と燃料を与えておかなければなりません。
ERICが必要とする1日あたりの燃料は次のとおりです。
・アルコール ×1000
・タバコ ×1000
・ロングリム卵 ×500
・合成オイル ×500
・水素バッテリー ×500
・ホームレス ×1
・用務員 ×1
あなたがERICの世話をすれば、ERICもあなたのことを気にかけるというわけです! いつも餌をやってコミュニケーションをとっていれば、ERICとあなたを結ぶ絆は時とともに強まり、やがて彼は忠実かつ献身的なコンパニオンへと変身するでしょう。
EVEの過酷なサンドボックス環境と、カプセラがしばしば直面する情緒的な試練を考慮し、私たちはハガー(Hugger)というERICの派生型をテストしています。

ハガーはカスタマイズ可能な腕パーツと毛皮のようなSKINを持ち、ERICのT2バージョンとして実装されます。このSKINのおかげで、通常モデルよりもずっと魅力的でフレンドリーな外見になるはずです。
現在、私たちは毛皮のカラーリングとテクスチャを1000種類以上準備しており、2018年を通してさらに多くがニューエデンストアの専用コーナーから発売される予定です。
また、ERICにさらなるアニメーションとリアルな外見を与えるため、腕パーツの開発も進めています。数種類の音声フォントも制作中ですので、将来的には音声で反応できるようになったり、簡単な会話に参加できるようになるかもしれません。今後のアップデートをお待ちください。
思うに、過酷な環境は言うにおよばず、時には他のプレイヤーの思いがけない行動により、あなたのEVE Onlineでの生活が辛いものになることがあるかもしれません。
ハガーはあなたが楽しい時も辛い時もそばにいて、アドバイスを提供し、道を示し、仲間であり続けてくれる。そんなコンセプトのもと開発されています。
このERICのT2バージョンを利用したければ、ニューエデンストアから新商品の「カプセラ・ベル」チョーカーを購入してください。アバターが虚飾アイテムアパレルとして着用でき、ハガーをアンロックするためのインプラントとしても機能します。

2種類のERICに関連して、さらに多くのアイテムが追加されます。
どちらのERICも自艦のすぐ近くに展開しますが、もし彼らをさらに遠くに展開したい場合、例えばジタに向かわせ、あなたの代わりにマーケットで買いものさせたい場合は、ERICの機能を強化するための追加アクセサリーをニューエデンストアから購入できます。

「バスト」ドローン制御用頭部インプラントは、ニューエデンのどこからでもERICをコントロールしたい実業家や交易商人のため、イシュコネ社によって開発されました。
このハードウェアは量子もつれ現象を応用し、ERICのAIとカプセラの思考を融合します。結果、カプセラはニューエデンのどこにいようとERICをコントロールし、ERICが展開している遠隔地のマーケットへアクセスできるようになります。
そしてERICはマーケットで艦船やモジュール、その他の品物を購入し、必要な諸々を携えてカプセラのもとへと帰還します。
このインプラントに含まれるボーナスは次のとおりです。
・物品税が50%減少。(会計スキルに効果上乗せ)
・仲介手数料が50%減少。(ブローカー関係スキルに効果上乗せ)
・未締結公開契約の作成上限数が500件増加。
・マーケットの有効オーダー作成上限数が1000件増加。(小売スキルと大量販売スキルに効果上乗せ)

似たアイテムに「アヌビス」ドローン制御用頭部インプラントがありますが、こちらは戦闘面に特化しており、ERICをカプセラに先行する偵察機として運用し、敵の動向を探ることができるようになります。
このインプラントはERICをニューエデンのあらゆる星系へ送りこみ、現地の画像や概要情報、滞在しているカプセラの人数、友好度情報などをリアルタイムに中継します。
さらに、ERICにECMとECCMによる支援能力が付与され、カプセラが戦闘に突入した際の援護も強化されます。ボーナスは次のとおりです。
・艦船のセンサー強度が500%増加。
・電子戦スキルを必要とするモジュールの効果が250%増加。
・ECM、トラッキング妨害器、センサーダンプナーのキャパシタ使用量が75%減少。
これから数週間のうちに、ERICを追加アクセサリーやアドオンといっしょにお届けできることにとても興奮しています。たくさんのプレイヤーに彼との交流を楽しんでもらえれば嬉しいですが、私たちはERICのAIを定期的にアップデートするので、皆さんが彼から学ぶこともきっと多いはずです。
ERIC実装、そして毎週実施される自動リバランスシステムにより、数ヶ月後のニューエデンはいよいよ賑やかでエキサイティングな場所になっているでしょう。
この開発者ブログやERICについて議論したい方は、どうぞお気軽にこちらのスレッドをご利用ください。
カプセラがERICをどんな風に使いこなすのか、今からとても楽しみです。でもこれだけは忘れないでくださいね。
「The best ship, is the Friendship!」
<3
2018年
3月25日
ストームウィンド攻撃部隊が交替休暇でヤナラ・デーを記念
2018-03-23 16:13 スコープ、アルトン・ハヴェリ
カルダリプライム、アルキュリオ発-昨日、カルダリプライムの戦い5周年を記念し、カルダリ各地で記念行事が行われた。ストームウィンド攻撃部隊のユーケン・ニツィネンCEOも、社内のほぼ全ての従業員と契約社員へ交替で休暇を与えると発表。この日はリヴァイアサン級タイタン「CNSシーゲル」の艦長だったヴィセラ・ヤナラ提督の自己犠牲を称え、ヤナラ・デーとも呼ばれている。
惑星カルダリプライムのアルキュリオ市にあるハイランダー作戦記念碑に敬意を表するため、ストームウィンド攻撃部隊の傭兵と管理スタッフは交替で15日間の休暇をとることが認められた。モードゥ部隊も傭兵たちの訪問を受け入れる意向を示し、非戦闘用クローンでカルダリプライム非武装地帯を訪れることを許可すると発表した。
ニツィネンCEOは詳細について質問されると、次のように回答した。
「全社へ一度に休暇を与えることはできません。我々には全うしなければならない契約があります。しかし、ハイランダー作戦は大切な遺産ですから、多少遅くなったとしても、可能なかぎり多くの社員に敬意を表するための時間を与えるつもりです。作戦地域に展開していて任務から離脱できない者には、十分な埋め合わせを行います」
ストームウィンド攻撃部隊は安全上の問題を理由に、休暇スケジュールの詳しい内容を明らかにしていない。だが、今回の発表に対し、軍事専門家やストームウィンド内部の人間からは否定的な意見も出ている。
16万人以上のスタッフを雇用しておきながらこのような判断を下すのは、「非現実的」で「ナイーブすぎる」というのが民間軍事請負業界の専門家の声だ。ストームウィンド攻撃部隊の多くは休暇を楽しむことを選んだものの、正規社員と契約社員の一部は上層部の申し出を拒否し、代わりに休暇を買いとるよう求めた。
ある傭兵は匿名インタビューに応じ、次のように語ってくれた。
「15日も給料が払われなかったら破産するしかないぜ。民間へのアウトソーシングが始まってから、バイオマスの値段はどんどん高くなってるんだ。あいつら死にすぎなんだよ。俺だって2、3回死ぬだけなら大したことないけどな、長期戦に巻きこまれて何度も何度も死んで、クローン代は自腹ときたもんだ。やってられねえ」
経済評論家は、独立傭兵が魅力的な市場を求めてモルデンヒースを去ったことがバイオマス価格上昇の原因だと説明している。調査結果によれば、傭兵たちは大国領内に拠点を構える以前の雇用主のもとへと舞い戻ったようだ。だが、恐るべきことに、彼らは今でも無謀な戦い方に固執しており、高度に組織化、訓練された先進世界の軍隊には通用しない自殺的な戦法をとり続けている。こうして多数の戦死者が出ることで、現地市場のバイオマス供給が追いつかなくなり、価格が上昇する。そしてすべての傭兵が影響を受けるというわけだ。
ストームウィンド攻撃部隊の各部門と経営陣はあくまで休みを取るよう勧めているが、一部社員の要請に応じ、休暇を基本価格で買いとる姿勢も見せている。